とりあえずふーみん

とりあえずふーみん

スペイン ケソとビノの旅日記 2011.6.4~12



6/4(土)

5時起きで支度し、7時過ぎに家を出てよしバッチリと思ったら、節電ダイヤで10分以上大江戸線が来ない(@_@) やっぱり時刻表だけは調べとかなきゃダメだねと反省しつつ、余裕をみておいてよかった、京成上野発のスカイライナーには楽勝で間に合い成田へ。ツアーの皆様とご挨拶、今回は総勢10名で、うち現地集合が2名で成田からは8名。こじんまりしててちょうどいい感じ。その後私はKLMのラウンジへ、エアフラと共通で慣れたとこだけど、朝来たのは初めて。朝食メニューはロールパンのサンドイッチとヴィエノワズリーがいくつか、ちょとしょぼい。でもお腹すいてたのでサンドをいくつかがっついちゃった。

定刻通り成田離陸、KLMには今回初めて乗るが、機内食はホテルオークラと提携していて、「山里」仕込みの日本食がウリみたい。でも私が和食を選ぶはずはなく、オードブルはサーモン、メインは仔牛フィレのソテーをチョイス。これがマイクロトマトをあしらったり、盛り付けのセンスもなかなかだし、仔牛はフォークで切れちゃうくらい柔らかくとっても美味しい。ワインもどんどんお代わりくれるし、いいじゃん♪

夜便ばっかりでフライト中はほとんど寝てたのが、今回は真っ昼間だもんで久々に映画、UNKNOWNというのを観たが、サスペンスでかなり面白かった、吹き替えじゃないのをちゃんとしたスクリーンでまた観たい。
その後はずっと音楽鑑賞。家ではどうしてもながら聴きになっちゃうから、曲だけに集中出来る環境はとっても貴重なので、機内では出来る限りオーディオを聴くようにしてる。ゴスペラーズのアルバムがあったから、ゆっくり聞いた。下手くそなのに踊ったり、それにキャーキャーいうギャルファンにうんざりしてファンクラブはやめちゃったけど、やっぱり歌はピカイチに巧いよなあ、こんなに上手なんだから、小手先のパフォーマンスなんかしないでじっくり聴かせるコンサートをしてくれたらいいのに。ゴスの後はずーっとフランスの歌を聴いていた。行くのはスペインなんだけど。。σ(^◇^;)

午後3時、スキポール空港到着、大きな空港で、チューリップの球根つき花束を売ってたりするのがさすがオランダだ。ここでパスポートコントロールを済ませる。KLMのラウンジはソファがゆったりしていて、食べ物も豊富でなかなかよかった。マドリッド行きの便での機内食も温かい美味しいメインが出て、ワインも飲める。7時過ぎ、やっとマドリッドに到着! 気温は24度でかなり暖かい、よかった。

迎えのガイドさんと、8名なのにでっかい大型バスで(^o^)ホテルに向かう。マドリードの第一印象は、建物のきれいな街だなあ。歴史的建築物は美しい彫刻が施されて見事な存在感だし、新しく建てられたものはガラス使いやデザインが印象的で、どこを見回しても素敵だ。ホテルは王立劇場からすぐ、街の中心にあるTRYP AMBASSADOR。今回はずっと一人部屋になるが、ここはダブルのシングルユース扱いですごく広いきれいな部屋♪

皆で近くのバルでカバを飲み、タパスをつまんで軽く夜食、10時過ぎなのにまだ明るくて、王立劇場ではオペラの屋外スクリーン上映が行われ、たくさんの人が集まって熱心に観ていた。タパスはジューシーなオリーブとビネガーの効いたポテトが美味しかった。12時過ぎに寝たのに1時半に起きちゃった(^^;)、ずーっと寝てないのにまだ体内時計の方が強いとみえる。明日、とんでもない時間に寝ないといいけど。。

11.6 KLM11.6 OPERA
11.6 Madrid Bal


6月5日(日)

結局眠れないまま夜が明け、いい天気。ホテルの朝食ビュッフェは品数豊富で自家製のフルーツムース等も揃っていて、とても気に入った。バスから街を眺めつつ、プラド美術館へ。美術館博物館の類に興味がなく、あれほどパリに行ってるのに未だルーブルにも足を踏み入れたことのない私は、個人だったら当然すっとばすとこで、貴重な体験だあ(苦笑) 今回はついてくれたガイドさんがとても知識があり、遠近法や光と陰の表現、どれが何を暗示しているか、絵が描かれた背景など、ポイントを掴んだ解説をしながら効率的に案内してくれたので、とっても面白かった。ボッスの絵が一番印象的だったけど、家に飾りたいと思うものは一つもなかった、やっぱり私にゃ宗教画は合わないね(^^;)

1725年創業、世界で一番古いレストランとしてギネスに載っているというBOTINで昼食。ここで2名が合流して、10人の団体になる。ガスパチョ、子豚の丸焼き、アイスクリームというコースで、角切りのトマト、タマネギ、ピーマン、バゲットをトッピングするガスパチョはまさに飲むサラダといった感じでとても美味しかったけど、子豚は皮が北京ダックみたいにぱりぱりなのはいいとして、味が単調なので飽きてしまい、あまり食が進まなかったのが残念。

食後は中心街をちょっと散策、シチリアには銅像になってる大道芸人がいたけど、ここでは自分は段ボールで作った扉つきの箱に隠れていて、中から怪獣の手だけ出して奇声を発しつつ金くれというパフォーマンスとか、笑える芸をいろんな所でやってて面白い。マドリッドは建物が美しいだけでなく、道の清掃も植栽の手入れも行き届いていて、実のところスペインというとこは、なんか汚くて雑然としているという偏見的イメージを持ってたので(本当にすまぬ)、こんなにきれいな街とは思いもよらず、すっかり驚かされた。やっぱり自分の足でもう一度ちゃんと歩いてみたいなあ。
さて水を買おうと思い、水はaguaだけどガス入りはなんて言うんだろう。バルのおじさんの反応は、ガザータ→?、ガズーズ→?、コンガス→! なるほど~。

次の宿泊地、サモラまではバスで3時間くらい、ここで2泊するのは街の中心にあるPARADOR DE ZAMORAで、やはり趣のある広い部屋できれいで嬉しい。夜は街を散策して、バルで明日訪問するトロのワインを飲んで予習した。

11.6 Goya11.6 Botin11.6 Zamora P1


6月6日(月)

今日もいい天気。パラドールの朝食は昨日のホテルより更に充実していて、チュロスやトルティージャもあり、とっても美味しい。ここでサモラノというチーズを作っているチーズ農家のVicente Pastorさんか迎えに来てくれた。工場に着いたらまず羊の搾乳見学。搾乳室にわーっと入ってきて、お行儀よく並んで機械にお乳を絞ってもらってる羊さんたちはとってもかわいい♪ 2000頭の羊をグループ分けしローテーションで放牧して、一日2回搾乳、チーズは一日おきに作るんだって。使い捨てのキャップ、シューズカバー、白衣を着けてチーズ作り作業も見学、4人の作業員さんが、酵素を入れてゆるく固形化した羊乳を、型にぎゅうぎゅう詰めて水切りしていた。この後塩水に付けてから半年以上熟成させて出来上がる。熟成期間の違う2種類を試食、程良い塩気と柔らかでこくのある風味がとっても美味しかった。手作りにこだわって丁寧に作っている情熱がひしひし伝わってきた。

トロの街に出て、昼食のLA FRAGVAへ。ここはもとワイン製造所で、今は製造はせず、葡萄を他に預けて作ってもらっているのだそう。地下のふるーいワイン倉を案内してくれて、そこで準備ができるまでと出してくれた、すごく柔らかくて美味しいイカのフリットをつまみつつワイン試飲。午後2時過ぎからの昼食は、日本のパサパサの缶詰とは全く違うしっとりジューシーなツナのサラダ、スパイシーなトマトライス、メインはトロのワインで煮込んだオックステイル、中からあったかいチョコが流れ出してくるスフレにカスタードやチーズケーキの盛り合わせデザート。さすが最高ランク三つフォークの味ですっかり満足。

店を出たらもう4時半、トロで最も高いワインを作るというボデガ、NUMANTHIAへ。ここの一番いいワインは、全て手摘みはもちろん、除硬も手作業、木樽で足踏み破砕という、いまどき信じられないような肉体労働で作られるのだそう。樽熟成途中のものを飲ませてもらったけど、ものすごいなめらかさと力強さを合わせ持つ、確かに素晴らしいワインだった。もったいないし美味しいし、グラスについでくれたのを全部飲んじゃった(^o^) ここを案内してくれたのは、ピアスを片耳三つも付けたロングヘアの海賊みたいな雰囲気の男性なのだが、これまたすごく情熱的にワインづくりを語ってくれていつまでも終わりそうになく、やっと切り上げたら19時をはるかに過ぎてた。立ちっぱなしのところに酔いが回って、ふくらはぎがパンパン、もうくたくた。ボデガではワインは販売していなかったので、ホテルに戻る途中でワインショップを見つけて、そこのおじさんのお勧めというトロの赤ワインを1本買ってみた。その後バルに行ったが、さすがにお腹もすいてなく、ワインももういいやという感じになり、早々に引き上げてくったり寝た。

11.6 Zamora P211.6 Zamora C111.6 Zamora C211.6 La Fragva


6月7日(火)

今日はレオンへの移動日。起きたらどんより曇りで、朝食時には雨がざんざん降ってきた。やだなーと思いながらバスに乗ったが、お昼近くレオン到着頃には晴れて暑くなってきた、よかった。レオンでは素敵なパラドールを見学してからホテルPOSADA REGIAへ。14世紀の旅籠を改装したという部屋はこじんまりしてるけどとってもかわいい。ホテル付帯のレストランでの昼食は、懐かしい味のポテトサラダに仔牛のコートレット、プリンという定番メニュー。これも味付けがワンパターンで量が多いため、まずくはないが飽きる。これまで出てきたスペイン料理は全体的にマイルドで、私には少し塩が薄いと感じるものが多い。もっとずっと濃い味なのかと思っていたのでかなり意外。

スペイン人のガイドさんが来てくれたので、街中を解説つきで歩いて回った。カテドラルのステンドグラスは本当に見事で、今まで見てきた一番素晴らしいものだった。

夜は古くからのバルが集まっている地区で、二軒はしごしてこの地方の赤ワインを飲む。飲み物を頼むとタパスが一皿ついてくるのが嬉しい。最初の店では衣の厚いイカフリットが出て、その他生ハムにオーリオとバルサミコをかけたもの、豚の内蔵の煮込みなんかを大きなパンドカンパーニュに乗せて食べるのがとっても美味しい。二軒目はポークスペアリブグリル、チョリソ、ポテトブラバスが盛りよく出てきて、すっかりお腹一杯になっちゃった。どこでもじゃがいもがホントよく出てくるが、おいもそのものの味がしっかりしてて、揚げても煮ても美味いんだよね。ここでは皮をはがれたリアルな兎や、子羊の足なんかをショーケースに並べて見せていて、注文が入るとそこから肉を取り出して、炭火のグリルで焼いて出してて、それもとっても美味しそうだった、食べたいものがありすぎる。。。

11.6 Leon111.6 Leon2
11.6 Leon Bal111.6 Leon Bal2


6月8日(水)

今日は午前中チーズ農家、午後はボデガを訪問してからセブレイロに移動する。バルデオンという自然に青かびのつくチーズを作っているのは一軒だけなのだそう。昔からの製作所は山奥過ぎるので、最近作った工場を見学。牛乳をメインに山羊乳を混ぜて、固めたら針で穴をあけ、青かびをつけて熟成させる。8ヶ月熟成させてとろとろになったのは、若いのと混ぜて瓶詰めのペーストも作ってるけど、「バルデオンのチーズは絶対に悪くならない」とにこにこしたおじさんが自信満々に繰り返すのがなんかほのぼのした。鼻の形がそっくりの息子さんといとこたちなど、家族みんなで仲良くチーズを作っているって、いいなあ。ここでは試食はなしで、おみやげのチーズを頂いた。

途中、彫刻の見事な教会と、ガウディが設計した司教館のあるアストルガに寄り道。のどかな小さな街で、ここの広場でワインでも飲みながらぼーっと出来たら最高だなあという雰囲気のとこだった。

昼食は運転手のパコさんお勧めの地元食堂で、とってもたくさん選択肢のある定食コースから、シーフードマリネのサルピコン、羊のグリル、アーモンドの入ったタルトデサンチャゴをチョイス。ビネガーの効いたマリネに骨離れがよくて柔らかな羊、ここの塩加減はお気に召した。

午後の訪問先ビエルソのCasar de Burbiaでは、地元品種Menciaをアメリカンオーク、フレンチオーク、東欧産のもの、色々なタイプの樽で熟成させてて、とっても研究熱心な感じ。樽ごとに試飲させてもらって違いがよくわかった。私はやっぱりフレンチオークのがっちりした熟成感が好きかなあ。白1種、赤4種の製品のうち、1200本しか生産してなくて、うち600本がアメリカに輸出されたのみという最高ランクのワインTEBAiDA N.5と、ここのワインから作ったというチョコレートをお買い上げ。

レオンからはサンチャゴの巡礼路に沿って辿ってきたので、リュックをしょって歩いている人を見かけることが増えてきた。我々はらくちんにバスでその最後の峠であるセブレイロにたどり着いたが、これがホントに山のてっぺんの救護院を改装したという小さいホテル(Hosteria San Giraldo de Aurillac)で、超寒いのに、もうヒーターは入ってないし、バスタブもついてない、きゃいん(涙)。とにかくバルで、ここはもうガリシアだからアルバリーニョの白ワインと、セブレイロのフレッシュチーズを食べて暖まったら、ありがたいことにお湯はふんだんに出たから熱いシャワーをがんがん浴びて、毛布二枚かけて、りすみたいにまるまって寝た。

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6月9日(木)

感動的に寒い朝で、持ってきてよかったとふるえながらヒートテックを着る。朝食はセブレイロのチーズを10人でまるごと一個にハチミツ、生ハムに軽くトーストした田舎パン、大きなやかんにコーヒーとミルクが満タンで出てきた。シンプルだけどとっても美味しかった。
今日はチーズ農家を二つ回って、最後の宿泊地サンチャゴ・デ・コンポステーラに入る。今日から運転手さんが変わって、バスもやっと10名に適切な小さいサイズになった。

午前中訪ねたのは、昨日から食べてきたセブレイロを作っている小さな村のおばさんの家。こじまんりしたかわいい作業場で、チーズづくりは3日おきとのことで作ってるところは見られなかったけど、代々ずーっと同じように手作りしているのだそう。昔は豚の胃から凝固剤を採っていて、今は市販品を使うが一回に出来るのは30個、その値段がここで買うと1個5ユーロだった、うそみたい。

お昼はMelideという街で運転手さんお勧めのタコ屋、大食堂で、巡礼の人で賑わっている。ゆでたこを一口サイズに切ってパプリカ、塩、オーリオをかけただけのが、タコがとっても柔らかく、パンと一緒にいくらでも食べられそう。このパンも皮はぱりっぱり、中はもっちりふんわり、ガリシアの小麦は色が黒っぽく、それを混ぜて焼いてるから美味しいと運転手さんが教えてくれた。こういうパンを焼きたいんだ、というお手本のようなパンだった。メインはやはりこのあたりの郷土料理という豚耳と牛肉、どちらも塩ゆで。豚耳は結構リアルな耳の形そのもので、ちょっとビビるが味はよい。ラベルもついてないハウスワインの白赤とも軽くさわやかで、水みたいにぐびぐび飲んじゃった(^o^)

午後はティティージャとアルスア・ウジョアという二つのチーズを作っているBAMAという工場へ。ここも規模は小さく、排水の再利用など、エコに気を配りながらチーズを作っている。市販してはいないが、熟成させたものも出してくれ、凝縮した味わいがとっても美味しかった。

これで全ての見学は終了、いよいよ最終目的地サンチャゴ・デ・コンポステーラへ。泊まる予定のホテルHospedeira San Martin Pinario は古い石造りの立派な外観、長い廊下を延々と歩いてロビーにたどり着くような豪華さ。どんな部屋かなあ♪と思って鍵を開けたら「なにこれ。。。」病院みたいなちっぽけな簡易ベッド一つだけのせっまーい部屋に汚いトイレとシャワーのみ。あまりのショックにしばし呆然。なんぼなんでもひどすぎる、ということで部屋を変えてもらおうとしたが、ここのホテルは全部屋同じなのだと。最後に二泊するホテルがこれでは耐えがたい、ホテルを変えよう、ということになり、ツアー責任者の方がホテルのフロントと交渉して頑張ってくれ、夜の10時すぎにもかかわらず8部屋空いていたホテルが見つかり即、タクシーで移動。今度のHotel Casa Rosaliaは街から17キロ離れた所だったが、室内はとてもモダンでベッドも大きくバスタブもある、あーよかった、心の底からほっとして、ホテルのダイニングはまだOKというのでタパスとワインで一息つく。このホテルはシェフが頑張っているらしく、タパスもおしゃれで洗練された味だし、かなりな夜中になっても気持ちよくサービスしてくれて、チェンジ出来て本当にありがたかった。

11.6 Cebreiro111.6 Cebreiro211.6 Pulpo11.6 Santiago111.6 BAMA


6月10日(金)

最後の日はサンチャゴ・デ・コンポステーラの街歩き。タクシーを連ねて街へ出て、まず市場に行き、おばさんが手作りしたのを自分で売りにきている、美味しそうなチーズを買ってみた。午前中はガイドさんがついて観光スポットめぐり。カテドラルはさすがに巡礼のメッカだけあり、ものすごい豪華さに圧倒される。予約していたパラドールでの昼食は、パラドールの重厚さから期待していたんだけれど、残念なことにメインダイニングではなくカジュアルレストランの方で、皿数は多かったがなんだかよくわかんない味でちょっとがっかり。やはり料理もワインもコミコミのバウチャーだと、お決まりの定食メニューになってしまってダメだね、席だけ予約する形が一番いいねとみんなの結論。

午後は自由行動で、サンチャゴは銀細工とジェット(黒玉)が有名だそうで、ジュエリーショップが軒を連ねている中、かわいいデザインのネックレスとリングを見つけたのでお揃いでお買い上げ。巡礼の印、ホタテ貝のブレスもお土産に。カテドラルで行われる有名なミサと、最後はグレゴリオ聖歌のミサを聴きに別の教会にも行ったけど、私は無宗教だからやっぱりこういうのは苦手だ。賛美歌はきれいな響きだと思うが、教会の中というのは薄気味悪いだけで、一刻も早く出たくなるのが本音。どんなにヨーロッパが好きでも、西洋とのルーツの差をこういうところでひしひしと感じさせられる。
街中の巡礼事務所では、規定のキロ数を満たした巡礼者には巡礼証明書を1ユーロで発行してくれるので、みんな嬉しそうな顔をしてもらってたのが微笑ましかったけど、私にゃとても出来ない、というよりやる気になれないことだ、残念だけど。

最後は街のエノテカでアルバリーニョ、シーフードレストランでもアルバリーニョづくしで、ずっと食べてみたかったペルセベス(亀の手)や蟹、ガリシアの海の幸を満喫。ホテルに戻ってパッキング終えたら既に1時半、翌日の飛行機はめちゃくちゃ早いので4時には起きなければならず、目覚ましをかけたが寝過ごす心配のあまり一時間おきに目が覚め、結局3時半にはシャワーを浴びて、くらくらしながら出発。

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6月11日(土)

サンチャゴ空港6:55発イベリア航空に乗り、まずマドリッドへ。イベリアは日本から撤退しちゃってから格安路線に方向転換したのかしらん、機内飲食は有料だった。マドリッドではターミナルをバス移動する乗り継ぎが心配だったのだが、とてもスムーズに進んでほっとする。マドリッドのKLMラウンジではそそられたカスタードパイを朝食に、甘くてこってりしてて、眠気覚ましにはちょうどよかった。

マドリッドからアムステルダムまで、ビジネスクラスはたった3人。10時発だともうランチになり、エンパナダが出てきた。アムステルダムの乗り継ぎは、パスポートコントロール後のセキュリティチェックがないなあと思っていたら、ゲートがオープンしてそこを通過の時という、搭乗直前システムになっててびっくり。帰りの機内食は子羊のハムにホワイトアスパラなんて出てきて、ホントKLMはエアフラより断然美味しい。ただ、エアフラはメインとチーズをほぼ同時にサーブするという荒業をやってのけるが、ちゃんとチーズとデザートを分けて出してくれるのに、KLMはチーズかデザート、という二者選択になってしまうのが惜しいなあ、どっちもくれと言ったらくれるかなあ、今度やってみようかしら(^o^)
朝食は予めブレックファーストカードというのに記入して渡しておくやり方で、ヨーグルトはプレーンかフルーツ味か、シリアルはコーンフレークかグラノラか、といった細かい選択が出来る。私はスパニッシュオムレツにしたが甘いパンケーキも選べて、どちらもオーガニック飼料で育てた地鶏の卵を使ってるとメニューに書いてあった。
着陸前には、陶器製のオランダミニチュアハウスをトレイに載せて持ってきて、好きなのをプレゼントしてくれる。行きと帰りで2つもらえるから、リピーターになればコレクションが出来る、91種類もあるんだって。やっぱり今度からパリに行くにもKLMがいいかなあ。
日付は12日の日曜日になり、午前8:55、無事に成田にランディング、ただいま!

11.6 KLM R


あとがき~

すごく久しぶりにツアーに参加してみて、やっぱり個人より行かれる場所が格段に増えるし、皆で食べるから料理の皿数も多くなり、旅行日数は少ないくらいなのに撮った写真の数が倍になったのにまずびっくり。そしてこういうツアー形式に慣れてる方々の荷物の多さ(^o^) エレベーターはもちろん、エスカレーターだってほとんどない田舎の駅の階段上り下りや、公共バスの乗り換えをこなすには、私は機内持ち込み可能の最大サイズが自分で持てる限界だけど、ツアーじゃ30キロ近い重さになる巨大スーツケースでもなんとかなっちゃうんだねえ、すっかり感心してしまった。

スペインではメインの食事がランチで、14時頃からゆっくり時間をかけて食べるから、このツアーの食事も朝昼がついていて、夕食はフリー。私は普段昼食を食べない一日2食なので、そのリズムについていけるか心配だったのだけど、お昼ごはん開始が午後2時と遅いから、なんとなくお腹はすいてちゃんと食べられた。そして昼しっかり食べたら夜は食べる方はそんなにいらないけど、飲むだけは飲みたいのでσ(^◇^;)、バル巡りというのはもうツボ! ワインもとっても安いので、今回の食事代はびっくりする位かからなかった。このスペインリズムは身体にも負担が少ないのがいいなあ。

ということで、スペインはとっても気に入ったので、やっぱりスペイン語をちゃんとやろう! 自分の買い物や食事の選択を人に頼らなきゃ出来ないのは、私としては自分に我慢がならないのだ。とりあえずオラ!とムチャスグラシアスは楽に口から出てくるようになったけど、それだけじゃね(^◇^;) このワインとチーズに特化したツアーというのは大変私向きなので、チャンスがあればまた参加したいが、それまでに基礎会話くらいはしゃべれるようになりたい。その時までアディオス!



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