島唄の道

島唄の道

奄美の島唄について



 まず、島唄との出会いは最初は沖縄民謡からでした。大学4年の初秋に
卒業旅行で初めて沖縄に行きました。その際国際通りを歩いていると、
どこからともなく三線の音色が。その時は「BOOMの島唄に使われて
たな」くらいにしか感じませんでした。でもその後興味が出て、帰って
きてネットで調べて、関東にも教室がたくさんあることを知りました。
ちょうど公務員試験を受けていたときだったので、浪人1年目の7月に
ネットで購入し、そのまま赤坂の教室を見学に行きました。

 そこでまず習ったのが「安里屋ユンタ」。沖縄民謡としてはとても有名
な曲らしく、私も何となく聞き覚えのある曲でした。最初は指使いや持
ち方、すべてが難しくこのまま続けていけるのか不安でしたが、色んな
曲を弾けるようになりたいと思い、たまたま通っていた教室のエエ四も
分かりやすいものだったので、結構弾けるようになりました。

 その後、私を沖縄から奄美に転換させた人が、元ちとせです。
深夜番組でたまたまデビュー直前のちとせの「ワダツミの木」のPVを
見て、珍しいな~こんな苗字。しかも歌い方する人がいるんだ。
と思い、またネットで検索して曲を聴きました。これはくるかも、と
その時思いました。
 その時の私の予感が当たり、その後じわじわとちとせが話題になり、
各局のテレビ、ラジオでも取り上げられるようになりました。デビュー
直後にAM文化放送(確か)にゲスト出演していて、その時一節歌った
島唄を聴いて、「これは!!」と思ったのです。後で考えればあれは
朝花節だったのですが、すごい歌い方だなと。
朝花 はやり節 唄の始まり 朝花 はやり節
たったこれだけなのに、録音していたラジオ放送を何度も聴きなおして、どうやったらこういう風に歌えるのか考えたりしました。
 その頃、元ちとせが奄美大島という島の出身であることも知りました。最初は私も沖縄かと思いました。どこにあるの?って。そして、そこの島唄が沖縄とはまた違ったものであることも。急いで島唄のCDを買おうと思いましたが、どこも売り切れで、たまたまタワレコで販売していたので購入し聴いてからは、もうすっかり島唄の虜です。











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