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ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の大ヒット作、『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる歴史犯罪ミステリー。イタリアのローマで400年の時を超えてよみがえった秘密結社・イルミナティによるバチカンへの復讐(ふくしゅう)を阻止するべく、ガリレオの暗号コードに挑む宗教象徴学者・ラングドンの活躍を描く。ヒロインには『ミュンヘン』のイスラエル人女優アイェレット・ゾラーを抜てき。ほかにユアン・マクレガーやステラン・スカルスガルドなど、国際色豊かな実力派俳優たちが脇を固める。原作の張り詰めた緊迫感を、より臨場感たっぷりの映像で見せてくれることに期待したい。キャストトム・ハンクス ユアン・マクレガー アイェレット・ゾラー ステラン・スカルスガルド コジモ・ファスコ アーミン・ミューラー=スタール ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ 他 ストーリー:宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。17世紀、バチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが……。バチカンでの教皇選出のエピソードがなかなか面白い。こないだ確か「でんじろう」先生が「反物質」のことについて語っていたけれど、宇宙創生の謎まで踏み込んだ意欲的な作品です。臭い人はやっぱり臭い。前作よりわかりやすかったです。98点
2009.06.03
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監督 滝田洋二郎脚本 小山薫堂 音楽 久石 譲本木雅弘(小林大悟) 広末涼子(小林美香) 山崎努 佐々木生栄)余貴美子 (上村百合子)笹野高史 (平田正吉) 解説: ひょんなことから遺体を棺に納める“納棺師”となった男が、仕事を通して触れた人間模様や上司の影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作。監督には『壬生義士伝』の滝田洋二郎があたり、人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦。一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる。キャストには本木雅弘、広末涼子、山崎努ら実力派がそろい、主演の本木がみせる見事な納棺技術に注目。(シネマトゥデイ) あらすじ: 楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(シネマトゥデイ)さすが、オスカーをはじめ、日本の映画賞を総なめにした作品です。「死」を真正面から捉えて見事に人生の悲喜を描き出しています。本木も山崎も笹野もうまい。99点
2009.04.20
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キャスト・スタッフ 監督ブライアン・シンガー 脚本クリストファー・マッカリー ネイサン・アレクサンダー 出演トム・クルーズ ケネス・ブラナー ビル・ナイ トム・ウィルキンソン カリス・ファン・ハウテン 第二次世界大戦下のドイツ。アフリカ戦線で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、“良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んだ末、祖国の平和のためにヒトラー暗殺を考えるようになる。やがて画期的な暗殺計画≪ワルキューレ作戦≫を立案し、トレスコウ少将(ケネス・ブラナー)やオルブリヒト将軍ら、同志と着々と準備を進めていく―。そして、決行の1944年7月20日を迎えた。ヒトラーとその護衛たちを前に、大佐たちは計画を成功させられるのか…。第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材に、トム・クルーズがその計画の中心的人物であったシュタウフェンベルク大佐を演じたサスペンス。ヒトラーの独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者、そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が、戦争の混乱の中で繰り広げる駆け引きを描く。アイパッチを付け、ナチスの軍服に身を包んだトムが気迫たっぷりに演じる「命がけの愛国者」ぶりに注目したい。監督は『ユージュアル・サスペクツ』で注目され、『スーパーマン リターンズ』など今やヒット・メーカーとなったブライアン・シンガー。ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプなどの演技派キャストが脇を固め、最後まで緊張の糸が途切れないドラマを展開させている。カラオケのお相手と見に行きました。こういうデートもまたいいもの。彼女は邦画のほうが好きみたいでしたが、時間の加減でこちらになりました。トムの軍服姿、いけてますよ。このテーマの作品は未公開のもので結構作られていましたが、やっとハリウッド映画で登場したのでしっかり見れました。もう少し長くして、「戦場のピアニスト」のようなナチスの非情さも見せてくれたほうがよかったように思います。90点
2009.03.24
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それはカラオケのことです。私が所属しているカラオケ愛好会は、そのスナックで行われる月一回の「段取り」がメインの行事ですが、ここ一年半の努力が実って今月の9日に「師範」になれました。毎回50人ほどの挑戦者が集いまして、夜の7時30分から各自画面を見ながら自分が好きな曲をワンコーラスずつ歌います。審査員長は地元の作曲家の先生で、その人の曲はダムでも流れています。先生は本人が用意した曲の楽譜を見ながら間違いなく歌っているかチェックします。補佐の人もいて歌詞をチェックします。間違うと合格できません。段取りには賞状の他に副賞があって箱ティッシュから洗剤やお酒やお米、商品券なんかもくれます。参加費は4000円から8000円(2曲審査)です。弁当飲み物つき。最初は合格すると3段になれますが、その後準4段、4段、準5段という風に刻まれていて、6段になったら画面は消されてしまい、歌詞を見ずに伴奏だけで歌うことになり、覚えていないと歌えません。7段以上になると前歌った歌を続けて歌うことはできなくなりますから、新曲に挑戦することになります。もちろん楽譜も用意しなおさないといけません。その辺も大変です。毎回全員が上に上がれるわけではありません。上に行けば行くほど狭き門になります。10段以上は師範になるまで2曲歌わないとなりません。10段の上が準師範、そして師範になります。ただし、師範になれるのは毎月とは限らず、しかもなれるのは1人ずつですから、準師範に5人もいると、基本的には古い順になります。しかし間違ったりすると番狂わせもあり、私が今回なれたのは準師範になって2月目ですから運がよかったということになります。準4から準5、準10から準師範に2回も飛び級したりというのも運がよかったことです。とにかく、演歌が多い中で前川清の曲を中心に歌い周りからも一目置かれていました。ありがたいことです。来月にはその第24代師範の看板が出来上がってくるので部分を公表したいと思います。しかしこれで弟子が取れるというわけでもないので、言ってみれば中間目標でしょうか。師範は段取り挑戦者たちが歌い終わってから審査の間、2コーラスずつ模範歌唱をするわけで名誉なことです。リラックスして歌えるし、審査もされないから参加費も2000円でいいし。
2009.03.14
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3月1日の岡千秋杯カラオケ大会では10位以内に入りました。全体で100人ほどの参加者でした。私は大会(順位をつける)と発表の部(順位をつけない)で2曲歌いました。どちらも前川清の歌です。大会は「霖霖と」1コーラス、発表会では「桜のやうに」2コーラス半。いい感じで歌えて満足でした。画面の左のが今回もらったトロフィーです。その隣にあるのがおととしの6月に別の大会でもらった優勝のものです。やたら大きいでしょ。
2009.03.05
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群馬は梅の名産地です。3箇所が特に有名で「秋間梅林」「榛名梅林」そして今日行った「箕郷梅林」前の2つは何回か行きましたが、今日のは初めて。なかなか景色がよくて、平日ともあって人出が少なくて、ある意味絶好。写真は一番高いところから北の榛名山を見た景色です。梅畑がよく見えますね。ただ、晴天と風があったので、杉の花粉がよく飛んでました。目がかいいの。
2009.03.02
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今までカラオケ大会で取ったトロフィーのうち、比較的小さいものをのせてみました。左から2つ目が群馬テレビで準優勝だったやつです。一抱えもある優勝、準優勝トロフィーは隣の部屋にあります。そのうち機会がありましたらのせます。3月1日に近くの会場で大会があります。審査員長は知っている人は知っている作曲家の岡千秋さんです。先生といったほうがいいかな?有名な曲は五木ひろしの「長良川艶歌」これはレコード大賞とっています。都はるみとのデュエットで「浪花恋しぐれ」もそうですね。まあ、群馬あたりではちょっとしたセレブリティ登場ですからして、挑戦のし甲斐があるというもの。今回も前川清ものでいってみます。審査員がどっちかいうとド演歌向きの人たちなんで微妙ですが、ま、そこんとこは無視無視。結果はまた報告します。
2009.02.25
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やっと、6年間経った遅い98SEの我が家のパソコンがvistaに変わりました。今、セットし終わりまして感激のブログを更新中です。てか、画面でか・・・。横長・・・。俺は面長なのにね。お気に入りの登録も、なんか複雑ですなー。ちょっと不安気味です。ネットへうまくつながるかが不安だったのですがね、光がはいっているのでコネクタ繋いだだけでオッケーでした。どこのパソコンかというとdellですばい。(なんで九州)ネットで買いまして、64960という破格の値段。半分は娘もち。今まで動画がスムースに見れずに娘は苦労していました。よくエラーで切れていましたし、機械も娘も。うまいこと使いこなせますように。パンパン。合掌。
2009.02.22
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おん年は86歳でした。お正月は一緒に迎えられたのですが、5日の夜に肺炎を悪くされて入院しました。もともと心筋梗塞の気があったので、警戒していたのです。一時は心臓が止まってADLで取りとめましたが、14日の10時に亡くなりました。頑固な親父さんでいろいろ怒られたりしていましたよ。16日にお通夜、17日に火葬、告別式。会場は近くの葬祭場でした。お通夜では私がおかあさんに代わって親族代表で挨拶しました。告別式では娘が弔辞を読みました。泣いている人もいて、感動的な式でした。疲れたけど。僕はサザエさんのマスオさんの立場なので、跡取なのです。
2009.01.19
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監督 : 福澤克雄 原作 : 加藤哲太郎 脚本 : 橋本忍 出演 : 中居正広 、 仲間由紀恵 、 笑福亭鶴瓶 、 草なぎ剛 、 上川隆也 、 石坂浩二 高知の港町で細々と理髪店を営む清水豊松(中居)は昭和19年に招集されるが、終戦後、無事に家族のもとへ帰ってくる。しかし、平和な暮らしを取り戻したかに見えた矢先、MPに戦犯として逮捕される。従軍中、上官に捕虜処刑を命ぜられたのだった。拒めば自分の命がないことを占領軍による裁判でどれだけ訴えようと聞き入れられることはなく、重い判決が言い渡される。妻の房江(仲間)は減刑の嘆願書に署名を集めるため奔走する。黒澤明監督作品『羅生門』『七人の侍』などのベテラン脚本家・橋本忍が、1958年に放送された名作ドラマを、50年がかりで改訂を重ね完成させた本作。橋本自らがメガホンをとった1959年の映画版、所ジョージを主演に迎えた1994年の再ドラマ版を経て、まさにライフワークと呼ぶべき熱意で取り組んできた一大プロジェクトだ。これまでの脚本では描ききれなかった夫婦愛と悲劇性を盛り込んだ決定稿による完全版である。BC級戦犯として裁かれる主人公を演じる中居正広、その妻役の仲間由紀恵をはじめ豪華なキャストを揃え、中居とTBSドラマ「白い影」「砂の器」で組んだ福澤克雄が映画監督デビューを果たしている。重いテーマを夫婦愛の温かみで救っています。俳優陣がみな良い味を出していて凄く良い。今年の日本アカデミー賞、最大手かと思います。面白いのはあの音痴の中居が石坂に「よさこい節」を歌って教えるところ。98点
2009.01.06
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今年もよろしくお願いします。正月はかみさんの実家でむかえました。富士山がきれいでしたよ。今年も映画に、カラオケに頑張ります。
2009.01.03
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監督: シェカール・カプール 製作: ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー ジョナサン・カヴェンディッシュ 製作総指揮: マイケル・ハースト デブラ・ヘイワード ライザ・チェイシン 出演: ケイト・ブランシェット: エリザベス女王1世 ジェフリー・ラッシュ: フランシス・ウォルシンガム クライヴ・オーウェン: ウォルター・ローリー リス・エヴァンス: ロバート・レストン ジョルディ・モリャ: スペイン国王フェリペ2世 アビー・コーニッシュ: ベス・スロックモートン サマンサ・モートン: スコットランド女王メアリー【解説】 シェカール・カプール監督とオスカー女優ケイト・ブランシェットが再びコンビを組んだ歴史ドラマの続編。無敵艦隊を擁するスペインとの宗教戦争や忍び寄る暗殺計画、そして禁断の恋など様々な試練と向き合いながら黄金時代を築いていく女王エリザベスの雄姿を壮大なスケールで描く。共演に「シャイン」のジェフリー・ラッシュ、「クローサー」のクライヴ・オーウェン。あらすじ 1585年、プロテスタントの女王としてイングランドを治めるエリザベス1世。彼女は揺るぎない信念で王の威厳を保っていたが、依然国内外でカトリックを信奉するものたちの謀略が渦巻いていた。中でも、欧州全土をカトリックにする誓いを立てイングランドをも手中に収めようと息巻くスペイン国王フェリペ2世と、従姉のエリザベスが不義の子であることから正統な王位継承権が自分にあると主張するスコットランド女王メアリーの存在は脅威となっていた。そんなある日、エリザベスの前に、新世界から帰還したばかりの航海士ウォルター・ローリーが現われる。やがて2人は交流を重ねるうち互いに惹かれ合い、“ヴァージン・クイーン”を貫き通していたエリザベスの心は揺らぎ始めるが…。 西洋史のなかで燦然と輝く英国のゆるぎなき女性といえばエリザベス一世ですね。受験生がみんな知っている、スペイン「無敵艦隊」を葬り去って英国黄金時代を築いたこのスペクタクルを見せてくれます。女王役のケイト・ブランシェットのはまり具合は必見です。95点
2008.12.16
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スタッフ監督 スティーヴン・スピルバーグ 製作総指揮 ジョージ・ルーカス 、キャスリーン・ケネディ音楽 ジョン・ウィリアムズ 脚本 デヴィッド・コープ キャスト ハリソン・フォード(インディアナ・ジョーンズ)シャイア・ラブーフ(マット・ウィリアムズ)レイ・ウィンストン(ジョージ・マクヘイル)カレン・アレン(マリオン・レイヴンウッド)ケイト・ブランシェット(イリーナ・スパルコ)ジョン・ハート(ハロルド・オクスリー教授)ジム・ブロードベント(ディーン・チャールズ・スタンフォース)解説: 考古学者インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界を駆け巡る冒険活劇の19年ぶりとなるシリーズ第4弾。前作から18年後の設定の今作では、1950年代を舞台に神秘的なパワーがあるという秘宝“クリスタル・スカル”を求めて冒険の旅に出るインディの活躍を活写する。主演のハリソン・フォードのほか、相棒役に『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ、悪役にケイト・ブランシェットなど演技派が名を連ねる。スタントやセットで演出する生のアクション映像に興奮必至。(シネマトゥデイ) あらすじ: 1957年、大学で学生たちに考古学を教えているジョーンズ博士(ハリソン・フォード)は、超常現象的なパワーが宿っているという秘宝“クリスタル・スカル”を求め、相棒の若者マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)とともに再び冒険の旅へと出る。しかし、インディたちの前に、秘宝を付け狙うロシア軍が立ちはだかり……。(シネマトゥデイ)まず、インディは年取った。考えてみれば自分もともに年取っていた。実感します。だって「トランスフォーマー」の若者が共演だものね。それが・・・ですから。時代もドイツ軍からロシア軍というよりソ連軍が悪のメインになっています。その女将校にケイト・ブランシェット。ちょっと見には別人でした。そのくらいはまってアクションしていたからえらいです。冒険ものにはお決まりの財宝の奪い合いもSFがかって楽しめました。95点
2008.12.08
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そのカラオケ仲間さんのお仲間(この前その事情をつい話している)から電話。「・・・さんと今○○に来ているからおいで」という嬉しい連絡でした。うほうほしながらその店に行きますと、いつもの3人女で大熱唱中でした。というわけで仲直りでした。風邪引いたりして大分寂しかったようです。ご心配おかけ・・・だれもしてないか?
2008.12.08
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昨日切れました。メールがひとつ・・・「奥さんを大事にして下さい」って。ずっといい雰囲気で来れたのにね。なんか一日ふさぎこんでしまいました。今夜は飲んで忘れたい。明日は別のステージで歌いますから。明日の連れはいなくなりました。
2008.11.15
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解説: 19世紀のアメリカに名をとどろかせた犯罪者ジェシー・ジェームズと、彼を暗殺した手下、ロバート・フォードの人物像に迫るサスペンス・ドラマ。プロデュースも務めるブラッド・ピットが伝説の無法者ジェシーを怪演し、ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞。監督は『チョッパー・リード 史上最凶の殺人鬼』のアンドリュー・ドミニク。伝説的人物の知られざる一面に迫る人間ドラマとしてだけでなく、登場人物のさまざまな思惑が交錯する心理サスペンスとしても楽しめる。(シネマトゥデイ) キャスト・スタッフ監督 アンドリュー・ドミニク 製作総指揮 ブラッド・グレイ 、トニー・スコット 、リサ・エルジー 、ベンジャミン・ウェイスブレン 原作 ロン・ハンセン 音楽 ニック・ケイヴ 、ウォーレン・エリス 脚本 アンドリュー・ドミニク ブラッド・ピット (ジェシー・ジェームズ) ケイシー・アフレック (ロバート・フォード) サム・シェパード (フランク・ジェームズ) メアリー=ルイーズ・パーカー (ジー・ジェームズ) ジェレミー・レナー (ウッド・ハイト) あらすじ: 悪名高きアウトローとして数々の犯罪に手を染め、法をあざけり、自分自身のルールで生きてきたジェシー・ジェームズ(ブラッド・ピット)。理想に燃える野心家の若者ロバート・フォード(ケイシー・アフレック)は、そんなジェシーの仲間になれたことを心から喜んでいたが、思わぬ事態が彼らを待ち受ける。(シネマトゥデイ) ブラッド・ピットはこういう鬼気迫る孤高の役柄がぴったりですね。西部の広漠とした荒野、寒寒とした平原はその心を映し出しているようで物悲しく美しかった。160分の長尺で少し間延びしていますが、それぞれの演技と緊張感が飽きさせません。90点
2008.11.12
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監督: ジョエル・コーエン イーサン・コーエン原作: コーマック・マッカーシー 出演: トミー・リー・ジョーンズ エド・トム・ベル保安官 ハビエル・バルデム アントン・シガー ジョシュ・ブローリン ルウェリン・モス ウディ・ハレルソン カーソン・ウェルズ ケリー・マクドナルド カーラ・ジーン 「すべての美しい馬」の原作者、コーマック・マッカーシーの戦慄の犯罪小説『血と暴力の国』を「ファーゴ」のコーエン兄弟が映画化した衝撃のバイオレンス・ドラマ。80年代、メキシコ国境沿いのテキサスを舞台に、麻薬取引がらみの大金を持ち逃げしたばかりに、理不尽なまでに容赦のない宿命を背負わされてしまう男の運命を、原作の持つ神話的スケールそのままに描き出す。主演にジョシュ・ブローリン、共演にトミー・リー・ジョーンズとハビエル・バルデム。(主演と共演が逆なんじゃない?存在感からして)2007年度アカデミー賞で作品賞、監督賞を獲得し、さらに助演男優賞に輝いたハビエル・バルデム。ストーリー人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、銃撃戦が行われたと思しき麻薬取引現場に出くわしたベトナム帰還兵モス。複数の死体が横たわる現場の近くで、200万ドルの大金を発見した彼は、危険と知りつつ持ち帰ってしまう。その後、魔が差したのか不用意な行動を取ってしまったばかりに、冷血非情な殺人者シガーに追われる身となってしまう。モスは、愛する若い妻カーラ・ジーンを守るため、死力を尽くしてシガーの追跡を躱していく。一方、老保安官エド・トム・ベルもまた、モスが最悪の事件に巻き込まれたことを知り彼の行方を追い始めるが、モスを保護できないまま、死体ばかりが増えていく事態に直面し、苦悩と悲嘆を深めていく…。アメリカの古きよき時代を懐かしむ保安官、自分のルールに従って殺人をなんとも感じない殺し屋、大金を手にして危険に身をさらすことになる男の三人の生き方がテーマなんでしょう。たんたんと続く皮肉たっぷりな映像に画面に見入った重い2時間です。ああいうエンディングもありかな。90点
2008.10.23
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監督 西谷弘 製作総指揮 - 原作 東野圭吾 音楽 福山雅治 、菅野祐悟 脚本 福田靖 配役 福山雅治(湯川学) 柴咲コウ(内海薫) 北村一輝(草薙俊平) 松雪泰子(花岡靖子) 堤真一 (石神哲哉) ダンカン (工藤邦明) 長塚圭史 (富樫慎二)解説: テレビドラマ化されるや大人気を博したミステリー作家・東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編で、第134回直木賞に輝いた同名小説を映画化。主人公のガリレオこと湯川を演じた福山雅治、彼とコンビを組む新人刑事役の柴咲コウをはじめ、テレビドラマ版のスタッフ・キャストが集結。湯川と壮絶な頭脳戦を繰り広げる天才数学者に『クライマーズ・ハイ』の堤真一、物語の鍵を握る容疑者役を『フラガール』の松雪泰子が演じ、一筋縄ではいかないドラマを盛り上げる。(シネマトゥデイ)あらすじ: 惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが……。(シネマトゥデイ) 妻と昨夜見てきました。なかなか見ごたえがありました。荒唐無稽さがないため、こういう事件もありうるなと思わされます。堤の好演が光ります。95点
2008.10.12
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監督:マット・リーヴス 製作:J・J・エイブラムス 出演者:マイケル・スタール=デヴィッド 、マイク・ヴォゲル、オデット・ユーストマン作品紹介 ドラマ『エイリアス』『LOST』を手掛けたJ.J.エイブラムスが放つ新感覚パニックムービー。ニューヨーク、マンハッタン。ある夜、仕事で管理職への就任が決まり日本へ栄転となったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド )を祝うため、アパートの一室で送別パーティーが開かれていた。ところがそのさなか、外で突然爆音が響き渡る。ロブたちが屋上へ出てみると、街の一部で爆発炎上している凄惨な光景が広がっていた。さらに、間もなくその惨禍は彼らにも及び、一瞬にして街一帯がパニック状態となる。そして、人々はこの事態を引き起こした元凶でおよそ地球上には存在し得ない巨大な怪物を目の当たりにするのだった…。自由の女神の首をあんなふうにすっ飛ばせるのは相当の力だよね。米国防総省が管理する極秘の一記録ビデオフィルムを紹介するような出だしです。結局、それを撮影したのはまったくの一市民ということ。友人の送別パーティを記録するつもりが事件の顛末を映していくという、今までにないハンドカメラによるリアリティを追求しています。だから最初はこんな映像必要ないとか、見ずらいとか思ってしまいます。カメラマンが逃げたり、転んだりすれば画面もそうなるし…。日本製のカメラか知りませんが7時間も電池がもつのかなあ?結局、なにが原因でああいう生物が存在するようになったのかとか何にも説明されず、なぞです。ということは続編もありか?韓国映画の「グエムル」っぽいところもあり、ハリウッド版「ゴジラ」のようでもあり。日本を意識した辺は監督が「バイオハザード」とかのマニアである可能性ありです。85点。
2008.10.09
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胃の手術をしてから二ヶ月以上が経ちました。今のところ、精神的に不安定になった以外はお医者さんのお世話になっていません。と言うのも、いっとき神経過敏になって、夜、自殺願望もどきの精神状態で仕方なく、救急車を呼ぶことになってしまいました。周りの人たちからもかなり心配してもらいました。最近は好きなカラオケのステージに立つようにまで回復しております。食事をするのが大変で、一回分が半分くらいしか食べられないけれど、お医者さんから「痩せたらいけない」と言われているので、必死に5回食をしています。朝、10時、昼、3時、夕ということです。やっとラーメンが食べられるようになりました。先日、近所の食堂でラーメンを食べようと入ったのですが、昼のメニューでラーメンと何かがセットになっていました。そこで、半チャーハンとセットにしました。いざ、食べようとするとラーメンを食べるのが精一杯。結局チャーハンにラップしてもらって、3時の食事にしました。それでも夕方までお腹がもたれました。油がきついようです。毎食薬がはなせません。
2008.09.26
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スーパーマンをアメコミの正統派とすれば、バットマンは裏番長。夜になるとサーチライトで呼び出され、大富豪ながら孤独なヒーローとして巨悪と戦う。原題: The Dark Knight (黒い騎士ということで、暗い夜ではありません)監督: クリストファー・ノーラン 脚本: ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン 製作総指揮: ケビン・デ・ラ・ノイ、トーマス・タル、マイケル・E・アスラン 製作: エマ・トーマス、チャールズ・ローブン、クリストファー・ノーラン 撮影: ウォーリー・フィスター 音楽: ハンス・ジマー、ジェームズ・ニュートン・ハワード 配役: クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、マギー・ギレンホール、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、ネスター・カーボネル、キリアン・マーフィ、エリック・ロバーツ、アンソニー・マイケル・ホール クリストファー・ノーラン監督&クリスチャン・ベール主演による「バットマン・ビギンズ」の続編。宿敵ジョーカーを演じるのは、本作撮影後に急逝したヒース・レジャー。マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンらも前作から続投。 ストーリージョーカー(ヒース・レジャー)と名乗る素性不明の男がゴッサムシティーに現れた。この男は銀行強盗を犯す際には部下ですら躊躇なく殺害するなど、殺人に対する抵抗がまったくない。犯罪を嬉々として楽しみ、他人を不幸に突き落とし嘲笑うことに喜びを感じる狂気の男である。一方、バットマン、ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)はゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)と組んでゴッサムに蔓延るマフィアを撲滅すべく奔走する。まずは、マフィアが資金洗浄に使っていたを市内の銀行を次々に摘発し、マフィアの資金源を断つことに成功。「光の騎士」として尊敬される正義漢の検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)もそれに加わり、ゴッサムを平和な街にすべく奮闘する。ブルースはデントこそがゴッサムを平和に導く次代のヒーローだと確信し、バットマン引退を考え始める。ブルースは、バットマンを引退した時がレイチェル(マギー・ギレンホール)と結ばれる時だと考えていたが、一方でレイチェルはデントに惹かれていた。その頃、ジョーカーはマフィアに接触し、彼らの持つ全資金の半分と引換えにバットマンの殺害を提案する。だがジョーカーの本当の狙いは金ではなく、街に恐怖と混沌をもたらす事、そして正義漢のデントを悪の道に陥れる事だった…。まあ、凄い映像、役作り。シリアスに徹していて秀逸です。なんと言ってもヒース・レジャーのジョーカーはあのジャック・ニコルソンを完全に超えています。「あんなことをいつ準備したの?」なんて言う無粋なことをアメコミに尋ねてはいけません。なんでもあり。頑張れ、バットマン。絶対続編も面白いぞ。
2008.08.17
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キターッッッ!!! (ものまねの真似)30日に退院しまして、今自宅療養しています。そのうち、体験談をおはなしします。天野似の看護士まだいましたよ。
2008.08.01
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去年と同じ病院に入院します。病名は早期ですが胃癌です。転移ではありません。3週間ほど留守にします。また、ここに帰ってきたらご挨拶します。9月のステージで歌えるように頑張ります。
2008.07.01
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群馬テレビの「ニューカラオケ大賞」は6月21日の1日に4回分の録画をやりました。朝8時から夕方まで。私が出場したのは午後1時集合の回でした。前橋市の国道沿いに「群馬テレビ」本社があります。地方局なのに独自の番組を作っている健気な放送局です。毎週金曜日のゴールデンタイム夜8時から放送されている『長寿番組』ですよ。審査員長は「吾亦紅」の杉本真人氏です。カラオケ仲間の1人と連れ立って11時に局につきました。見るとまん前に黒塗りのベンツの新車。「さては、杉本氏、売れてるな?」と納得して受付へ。しばらく受付まで時間があるので、われわれの前回分の本番の収録を見学です。ゲスト審査員は演歌「紅花の宿」の売れっ子水田竜子です。長身の美人ですよ。スタジオは100平方メートルくらいの広さでちょっと天井が高いです。実際テレビに映るのは一部ですから、ほかは雑然としたもので殺風景です。局の中も狭い。ステージが斜めに切ってあって、その横に2人の審査員席、そこに番組の看板がかかっています。反対側に50人が座れる客席があります。野球のアルプス席のように背もたれがない階段になっています。歌う人たちはステージと客席の中間に9人座っています。男女のアナウンサーが司会をし、若いADが全体の進行を時間を切って進めていきます。問題があると太ったチーフディレクターがミキサー室の中から出てきて指示を与えています。カメラは2台あって、交互に歌い手を写したり、審査員を写したりします。カメラの下にキャスターがついていて、巧みにカメラマンがコードを足でさばいてカメラを動かしながらベストショットを捉えます。驚いたのはちゃんと歌詞のテロップが作られていて、一緒に画像に写しこんでいます。せりふもです。CMは出来あがっているビデオを入れていきます。その間はアナウンサー達も雑談しています。3人ずつ1コーラスを歌うと、その間にCMがあり、9人が歌い終わります。そして、審査の間にゲストの歌が入る仕掛けですが、この歌は大会前に全員のリハーサルがあります。その時に先にとっておきます。いよいよ審査発表があり、賞品の授与、感想を聞いて終わります。ご丁寧に全員が「先生」からご指導を頂いている風景でエンドロールがある仕掛けです。面白いでしょう。観客を指導するADもいて、拍手のし方なんか教えています。さて、私は紫のジャケット着て例の「恋唄」でなんとか準優勝でした。小さなトロフィーを頂きました。副賞はマヌカ・ハニーのセットでした。優勝は割と良い賞品です。結構うまい人たちのグループだったようで、優勝は37歳の主婦、今井美紀の「プライド」を歌っていました。ゲスト歌手は西片裕之でした。「雨情話」を歌っていました。さすがうまいです。杉本氏の教え方もなかなかです。放送予定日は8月1日なので、アナウンサーも花火のことを収録時に話題にしていました。私も退院してからゆっくり見れそうです。皆さんとこでは見れないですよね。今度は優勝したいです。
2008.06.22
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2箇所取ったうちの1箇所が黒だったのですが、9日の再検査でその周囲を取ってみたところ、もう一つのところも周囲も悪性細胞が見つかりました。早期ながら少し広範囲なんだそうです。結局、去年大腸を切除しているため、癒着の可能性があって、簡単な手術はできずお腹を開けて胃の下半分をとる事になりました。期日は7月4日です。入院は2日。2、3週間はかかります。お医者さんいわく「去年、今年と別の癌で手術する人はあまりいない」んだそうで、なんかエライ気分です。今まで私なりに抗癌剤をあえて使わなかったのは副作用で苦しむ意味がないと思ったからです。かみさんはかなり深刻にきいていましたが、「(入院の)準備はもうできている」と言ってくれました。親と子供達が心配しすぎないかと思っています。まあ、ケ・セラ・セラですよね。とりあえず、21日テレビ出演と22日音楽センター大ホールの出演だけはキャンセルせずに済みそうです。
2008.06.19
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「群馬テレビ」というローカルテレビですがね。毎週金曜日に「ニューカラオケ大賞」という番組があって、審査員があの「吾亦紅」のシンガー・ソングライター杉本真人なんです。毎月1日かけて4日分の収録をやるみたいです。群馬県内だけでなく、近県からも出場希望者が自分で歌ったテープを送って挑戦します。私も一週間前くらいに出しましたら、21日に収録するとのことです。前橋にある局に行くことになりました。応援団も動員する人もいます。私は何人行ってくれるかな?曲は前川の「恋唄」です。数人で対抗するわけですが、初のテレビ出演ですので頑張ります。
2008.06.02
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胃カメラの判定がクロでした。検体2箇所から取ったうち1つのものが「腺腫」という悪性だったときかされました。6月の9日に再検査をし、腫瘍の範囲を特定してどういう治療にするかを決めるということでした。去年の外科の先生は辞めておられて、新しい若い先生になります。前立腺の検査からこれで3年連続の治療になります。去年の大腸癌のときにはもう胃のほうも小さいけどあったわけで。よほど体質が悪いのかも。
2008.05.29
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少し早かったのですが、連休に信州の実家へ去年結婚した娘夫婦を案内しました。老母は90歳。金沢での式には出席できなかったので、今回が婿さんと初対面です。我々も娘夫婦とホテルに泊まると言う事も式以来初めてでしたし、長野の観光地を案内できてなかなか良かったです。金沢からの電車を長野駅で迎え、車で30分くらいの故郷に行きました。お墓参りをして、実家に行きました。お袋と兄貴とが迎えてくれました。久しぶりに見ると、大分ぽっちゃりして円満そうに笑っていました。しばらく話をしてから、我々は近くの温泉施設に入浴に行きました。そこは千曲川が見下ろせる高台にありました。夕食をレストランで取り、予約を入れたホテルにチェック・インしました。少し狭かったのですが、穴場らしく新しいし安かったですよ。朝食バイキング付きで4人で22000円ですから。翌朝近くを散策した後、朝食を満喫してチェック・アウト。まず、善光寺に案内しました。おりしも花祭りの稚児行列に出会いました。駒澤大学のマーチング・バンドも行進していました。それから戸隠神社へ向かい、名物のそばを頂きました。最後は高原のさわやかな空気も味わい、水芭蕉や二輪草の咲いている水辺で写真も撮れました。できたら、お袋を連れて来たかったけど足が悪いので無理でした。来年も無事に会えるといいなと思いました。
2008.05.23
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前回に引き続き、この20日に群馬県のある市で行われたカラオケ大会に出場しました。この市は「フジの花」で有名なところです。結構、埼玉県の生徒さんが多い歌謡教室がいくつも集まって開かれました。茨城や東京、栃木などからも来ていて総勢230名が8時間歌い続けました。その中から10名が選抜されて、決勝戦があり、グランドチャンピオンが決まります。トップ賞金は8万円です。前回と同じく前川清の「恋唄」で挑戦しました。まずまずの出来で、周りの人からも受けていました。結局10名にははいれませんでした。壇上で10名がすごい歌合戦を演じて、まあ大変でした。ちょっとプロ達でも、こういうレベルで歌うのもそうないかも。NHKの喉自慢のチャンピオン大会クラスです。熊谷の男性が優勝しました。私は次のクラスで「敢闘賞」でした。5000円をいただきました。次は頑張るぞ。
2008.04.21
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4月6日に高崎市のある文化ホールで開かれたカラオケ大会で準優勝しました。主催は隣村の「榛東村」ですが、出場者は他県からも来ています。出場したのはシニア(65歳以上)、一般合わせて総勢150人。女性が7割くらいですね。その一般の部で前川清の「恋唄」を歌いました。去年は別の大会で前川の「窓」を歌って優勝していますから、これがあっているんでしょうね。カラオケ大会は通常、1コーラスの一発勝負です。終わりになるほどうまい人が出てくるようにしてあります。結局もう1人の男性とせったようですが、準優勝でした。トロフィーも3つ目になりました。来週の20日はまた別の大会があります。またご報告をします。
2008.04.13
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監督 ピート・トラヴィス 出演デニス・クエイド (トーマス・バーンズ)マシュー・フォックス (ケント・テイラー) フォレスト・ウィッテカー (ハワード)エドガー・ラミレス (ハビエル) シガーニー・ウィーヴァー (レックス) ウィリアム・ハート (アシュトン大統領)解説: 大統領暗殺の真相を、8人の目撃者、8つの異なる視点で追ったサスペンス・アクション。主演のシークレットサービスをデニス・クエイドが務めるほか、デニスの同僚役にはテレビドラマ「LOST」主演のマシュー・フォックスが演じる。ほかにも『ラストキング・オブ・スコットランド』でアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィッテカーや『エイリアン2』のシガーニー・ウィーヴァーら一流のスターが名を連ねる。斬新なストーリー展開と8つの視点から導き出される驚がくの結末に息をのむ。(シネマトゥデイ) あらすじ: シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。(シネマトゥデイ) 最初に事件が起こり、それを事件直前に何度も巻き戻して関わりあった8人の観点が次々と紹介されていくのは新鮮です。後半のカーチェイスも見ものでどんでん返しにばっちりでした。90分の長さでも物足りなさを感じません。大統領にはもう少し名の売れた人がいいけど・・・。85点
2008.03.17
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ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムのトニー賞受賞ミュージカルを映画化。監督は『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン。彼と6度目のコラボレートとなるジョニー・デップが、これまでにも映画や舞台で数多く取り上げられてきた伝説の殺人鬼スウィーニー・トッドを演じる。共演はティム・バートン夫人でもあるヘレナ・ボナム=カーター。本格的な歌声を初披露するジョニーのミュージカルスターぶりに注目だ。監督 ティム・バートン出演 ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、 サシャ・バロン・コーエンあらすじ: 19世紀のイギリス。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男(ジョニー・デップ)が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、彼は目に狂気を宿らせながら、かつて自分を陥れた男への復しゅうに燃えていた。(シネマトゥデイ) J・コムからもらった映画の割引券。対象映画館として前橋のケヤキ・ウォークなるショッピング・モール内のシネコンに行って見ました。みたのがこれ、娘達ものりのりです。デップのファンを自認しています。ミュージカル映画ですから出演者の歌唱力が実にできを左右しますが、デップはじめみなお上手ですよ。ティム・バートン作品の中では一番スキかな。かなりショッキングなシーンもありますが、良かったらどうぞ。97点
2008.02.04
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監督 ローランド・ズゾ・リヒター フェリシタス・ヴォール(アンナ) ジョン・ライト(ロバート) ベンヤミン・サドラー(アレクサンダー) ハイナー・ラウターバッハ(カール) 解説: 第2次世界大戦末期、連合軍による空襲で壊滅的な被害を受けた文化と芸術の街ドレスデンを舞台にした戦争映画。ドレスデンに住む若い看護婦と、彼女と恋に落ちるイギリス兵の運命的な恋の行方が描かれる。監督はベルリンの壁を題材にした『トンネル』で一躍名を馳せたドイツ人監督ローランド・ズゾ・リヒター。1000万ユーロという莫大な製作費をかけて生み出したドレスデン大空襲の映像と、胸を打つ愛の物語が見どころ。(シネマトゥデイ) あらすじ: 1945年2月、ドイツきっての文化と芸術の街ドレスデンで、看護婦のアンナ(フェリシタス・ヴォール)は、病院に隠れている1人の兵士ロバート(ジョン・ライト)を発見した。アンナは野心的な外科医の婚約者アレクサンダー(ベンヤミン・サドラー)がいるにもかかわらずロバートに引かれるが、彼は敵であるイギリス兵だった。(シネマトゥデイ)まあ、日本ではヒロシマ、ナガサキと東京大空襲の悲惨さが一般的に知られていますが、ドイツの都市への空襲は日本ではほとんど知られていません。そういう意味では「良く撮ったものだ」と言わざるを得ません。ドラマ仕立てなので「そういう話もあったかも」なんですが、それ以外は事実かと思います。オススメです。是非ご覧下さい。98点
2008.01.17
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監督 : アニエスカ・ホランド 出演 : エド・ハリス 、 ダイアン・クルーガー 、 マシュー・グード 、 ラルフ・ライアック 、 ジョー・アンダーソン 、 ビル・スチュワート 作品紹介“第九”の初演を4日後に控えた1824年のウィーン。楽譜が完成しない中、ベートーヴェン(ハリス)のもとに写譜師としてアンナ(クルーガー)が派遣されてくる。ベートーヴェンはアンナを冷たくあしらうが、彼女の才能を知り、仕事を任せることに。尊大で傲慢なベートーヴェンだが、ただ一人の肉親である甥のカールだけは溺愛していた。しかしカールがその一方的な愛を疎ましく感じていることに気づかない。やがて初演の日がきた。難聴から指揮を怖れるベートーヴェンを助けたのはアンナだった。以前、ゲイリー・オールドマン主演の映画がありました。あれはベートーヴェンの恋愛を捕らえたなかなかの名演でしたが、これはエド・ハリスの名演が光ります。ポスター見ていただいてもわかりますが、実にいい男ぶりですね。髪があるだけで・・・。ハハハ(ーー;)アンナというコピーストがいたかは分かりませんが、着眼点が面白いです。実際、第九を演奏しているのはアムステルダム・コンセルトヘボウ交響楽団ですから一流です。いい演奏です。「のだめカンタービレ」にはまった人は是非第九にもいっちゃってください。もっと演奏が聴きたかった。93点
2008.01.06
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お正月は静岡に帰りますので、ブログのデザインを変えておきます。今年一年様々なことがありました。皆様にも応援いただいて感謝でした。また来年もよろしくお願いします。
2007.12.26
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監督:スティーヴン・フリアーズ 脚本:ピーター・モーガン 出演者:ヘレン・ミレン 、マイケル・シーン 、ジェームズ・クロムウェル 、シルビア・シムス 、アレックス・ジェニングス 、ヘレン・マックロリー アカデミー賞(2006年)第79回 主演女優賞(ヘレン・ミレン)、作品賞ノミネート、監督賞ノミネート(スティーヴン・フリアーズ)、主演女優賞ノミネート(ヘレン・ミレン) 作品紹介 第79回アカデミー賞 主演女優賞ヘレン・ミレン受賞!!絶大な人気を誇ったダイアナ元皇太子妃の事故死後の女王の苦悩や、王室の混乱、首相になったばかりのトニー・ブレアに注目した人間ドラマ。脚本家 ピーター・モーガンは、女王と王室一家と大衆の橋渡し的な役割をしたトニー・ブレアに注目し、英国王室に近い関係者や、女王や王室一家についての伝記の著者などあらゆる人に綿密な取材を行い、ダイアナ元皇太子妃の事故直後7日間を描いた。あらすじ1997年8月31日、“英国の薔薇”ともうたわれた英国王室のダイアナ元皇太子妃(本人の映像)が、パリで交通事故に遭い逝去してしまう衝撃的なニュースが全世界に流れる。ダイアナ元妃の訃報を悼み、その日から全世界は悲しみに包まれる。しかし、なかなか公式声明文を発表しない英国王室のエリザベス女王(ヘレン・ミレン)の対応へ批判が集中する。王室存続の危機を感じたブレア首相(マイケル・シーン)は女王を説得することを試みる。(シネマトゥデイ)ヘレン・ミレンの演技が素晴らしい。女王の苦悩がよく出ています。ブレア首相もなかなか似ているし、好感が持てます。95点
2007.12.17
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昨日、メールに例のスナックより「クリスマス会を開きますから来て下さい」とありました。20日~22日まで3日間あって、会費は5000円です。何が出るのかな?一応、カラオケパートナーさん(何とか続いてます)を誘って20日に行くことにしました。このスナックは最近、前の新しい大家〔オーナーが変わった〕から「カラオケはダメ」と追い出しを喰らって、ちょっと離れた場所に空きスナックがあったので居ぬきで移りました。こういう商売はあまり場所が変わると居付いたお客が流れるため、引越しは嫌がるようです。それでも仕方なく移りました。店は狭いけど雰囲気は明るくなって、まん前が大通りのため車が頻繁に通るからいくら騒いでも大丈夫。さて、どんなんなりますやら。
2007.12.11
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監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演者:ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット 、ガエル・ガルシア・ベルナル 、役所広司 、菊地凛子 、アドリアナ・バラッザ 、エル・ファニング アカデミー賞(2006年)第79回 作品賞ノミネート、監督賞ノミネート(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)、助演女優賞ノミネート(アドリアナ・バラッザ)、助演女優賞ノミネート(菊地凛子) 作品紹介 第79回アカデミー賞 作曲賞受賞!!旧約聖書の創世記に記された、バベルと呼ばれた街の物語をモチーフに、北アフリカのモロッコ、北アメリカのメキシコ、アジアの日本と3大陸?で繰り広げられるオムニバスヒューマンドラマ!モロッコを旅する1組の夫婦―メキシコ人の子守り(バラッザ)に子供を預け、リチャード(ピット)とスーザン(ブランシェット)は夫婦の絆を取り戻す為に2人旅を始めた。山道を行く観光バスの中、1発の銃弾がスーザンの肩を撃ち抜いた…あたりに病院は無く、バスを医者がいる村へと移動させ血を止める応急処置しかできない。徐々に謎が解明され、凶器の銃からやがて1人の日本人男性(役所)に辿り着くのだが…。去年のアカデミー賞では菊地凛子が助演女優賞にノミネートされて、一躍時の人になりましたが、彼女は役所の娘役で、父親に反発する聴覚障害者を演じています。確かに体当たりの演技は鬼気迫るものがあります。3つの話が時間軸は変化していますが最終的には重なり合って、人間の悲哀と愚かさを描いていて、僕的には秀作と思いました。98点
2007.11.28
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監督: ザック・スナイダー 出演: ジェラルド・バトラー レオニダス レナ・ヘディ 王妃ゴルゴ デヴィッド・ウェンハム ディリオス ドミニク・ウェスト セロン ミヒャエル・ファスベンダー ステリオス ヴィンセント・リーガン 隊長 トム・ウィズダム アスティノス アンドリュー・プレヴィン ダクソス アンドリュー・ティアナン エフィアルテス ロドリゴ・サントロ クセルクセス あらすじ: 紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従の証を立てるよう迫られる。そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。ペルシアからの使者を葬り去り、わずか300人の精鋭たちとともにペルシアの大群に立ち向かうことだった。(シネマトゥデイ) テレビのCMで「スパルターーー!!!」と叫んでいるのが頭に残っていたものですから、みて見ました。最近の史劇は「グラディエーター」も「キングダム・オブ・ヘブン」も色を抜いてモノトーンの効果を狙っていますが、これも極力色彩を押さえて、そんな殺伐とした効果を出しています。一方「アレキサンダー」や「トロイ」はフルカラーの力作ですね。戦いのシーンはスローモーションを多用して、ペキンパーのガンファイトと似通った、血しぶきが飛んでくるような迫力が満ちています。主役のバトラーは「オペラ座の怪人」を演ずるよりこっちのほうがずっと合っています。色んな場面で「ロード・オブ・ザ・リング」を彷彿とさせています。90点
2007.11.16
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以前は家族連れで毎年行っていた「日展」毎年11月2日から開かれている国内最大級の美術展です。今までは上野の東京都美術館で開かれていましたが、今年は六本木の「国立新美術館」で開かれています。写真 http://www.nact.jp/index.html山手線沿線でなくて地下鉄千代田線に乗り換えないと行けないのがちょっと残念です。乃木坂駅で降りてすぐこの美術館に直結していますが。六本木ヒルズも目の前です。日展はもう100年の歴史がありますが、法人化されてからは39回目です。僕が長野の高校の時男声合唱部に入っていて、毎年文化の日に東京神田の共立講堂で開催された合唱コンクールが終わると、友達と夜の集合時間まで都美術館の日展を見ていました。日本画、洋画、彫刻、工芸、書道の5部門にあまたの日本人芸術家の作品が並びます。全部ここ1年以内の作品で優劣を競っています。入場料1200円で丸1日見ても十分堪能できます。足は疲れますがね。少し残念なのは作品が多すぎて、たとえば彫刻はマネキンが並んでいるようで隣同士が干渉し会ってしまうのです。彫刻にしても絵画にしてもある程度はなれて見ないとなりませんが、視野に他の作品が入ってくるとほんとはまずいのです。今日も疲れましたが、心地良い満足感で普通列車のグリーン車に揺られて帰りました。
2007.11.04
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監督:トム・ティクヴァ 出演者:ベン・ウィショー 、レイチェル・ハード=ウッド 、アラン・リックマン 、ダスティン・ホフマン作品紹介 18世紀、パリの魚市場で産み落とされたグルヌイユ(ウィショー)は驚異的な嗅覚を持っていた。青年に成長したある日、赤毛の少女が発する至福の香りに出会うが、夢中になるあまり彼女を殺してしまう。死と共に香りも消えてしまうことを知った彼は、香りを永遠にとどめておく方法を探るため調香師(ホフマン)に弟子入りし、さらなる技を求めて職人の街グラースへ向かう。途中、自分自身に体臭がないことに気づき衝撃を受けるが、やがて運命の香りと再会した彼は・・・。劇場の予告編から注目してきた話題作には間違いないですが、のっけからおどろおどろしい雰囲気で彼の誕生が描かれます。こういうのは嫌いではありません。調香師のホフマンがいい味出してます。とりまきと主人公の結末はとにかくあっけないこと。あまりそういうことにはこだわらない監督なんでしょうね。おすぎが色々コメントしていた例の場面はエキストラの努力をかってあげましょう。(でも言うほどではありません)90点
2007.10.26
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おととい13日に石川県の金沢市のホテルで、3人姉妹のうちの長女の結婚披露宴を行いました。お相手は親同士が友達の長男です。そういう関係も珍しいかも。半分はお見合いですね。でも色んな意味で小さい時から同じ保育園に通っていたり共通点があります。同い年だし。親の勝手で結婚したわけではありませんので。うちの娘は近所の人から(親が言うのも変ですが)物静かで男友達というのはできないタイプです。でも大学は生物学系統なので女は自分ひとりというちょっと変わり者です。スカートもあまりはかないし、よくこの話に乗ってくれました。相手も男3人兄弟ですから、女の人に対する接し方もあまりわからないようです。素直さがとりえの彼は私と同じ経理の専門ですが、営業がわからないといけないということでそういう部門に入っています。さて、数日前に金沢入りした長女を除く、わが家族は前日、車で一路秋深まりつつある長野道から北陸道を通って午後4時に金沢駅前の某ホテルに到着。新装なった金沢駅はどこかの空港に似ているような金属のパイプでかたどられ、まん前には巨大な材木で門構えがされています。これは金沢城の石川門を模しているのかもしれません。ホテルに荷物を置いて、会場視察もせず、さっさと兼六園に徒歩で出かけました。歩いて40分ほど(結構遠い)歩きます。京都の雰囲気を何処となく感ずる風情がよろしい。私は高校現役で金沢大学を受験しました。落ちましたが・・・懐かしい。6時閉園のところを急いで回りまして、お団子たべたり買い物しました。お食事は長女も加わって駅中の食堂街へ。海鮮料理が安いです。というわけで観光に来たのかなんなのか分かりませんが、前日が終わってお泊りです。下の2人の娘は別室ではしゃいでおります。うちら夫婦は緊張の夜をしっかりと寝ました。さて、翌朝。7時にバイキングを頂いて、8時30分より着替えです。かみさんはホテルの化粧室にて留袖を、私はモーニングに着替えます。初めての貸衣装モーニングは襟も面白いし、すそも面白い。様になっているなあ。準備の段取り、ホテルとの交渉も全部新郎のお父さんにやってもらってありがたかったです。ふと、娘のウエディング・ドレスの出来具合は・・・う、美しい。付け爪がすごい。こないだ「三つ指突いて、なんてするなよ」と言ったら「なにそれ?」と言われてちょっと寂しかった。銀のタキシード姿の彼もなかなか美男子です。メガネが決まっています。11時には写真撮影です。一番遠い相手の親族も福島から来ているのに、私の親代わりの兄貴が千葉から着いてない。泊まればよかったのに、小松空港に空路で来るとのこと。でも、なんとか間に合いました。この兄貴私にそっくりです。ほかは長野の兄夫婦、姉夫婦です。お袋は90になるので無理。かみさんのオヤジさんも85で病気を押しては来れません。そろっての記念写真は2年前の姪御の時からです。いよいよ宴が始まる前に新郎新婦と親たちが並んで、お客様をお迎えします。式は先に済ませてありますので割愛。全部で40名ほどのうちわの披露宴になりました。司会は新郎の上司にお願いし、新郎新婦の入場の後、生い立ちのスライドショーから始まりました。親族代表のアイサツがそれぞれあって、新郎の父親の友人が乾杯の音頭です。それから順番に、スピーチと歌なぞが披露されました。宴もたけなわにお色直し、その間お互いの兄弟姉妹から二人の裏話などが暴露されたりして。その後はうちの娘達の涙の挨拶と歌、私の演歌「橋」が披露されました。ははは。泣かずに歌ったぞ。最後に娘からの感謝の言葉が手紙になって朗読された時には、もうどうしようもありません。自分達が生まれたときの重さにしてあるテディベアがそれぞれの母親に進呈されます。妻も泣き顔をほころばせて受け取っていました。新郎の父親の謝辞、新郎の謝辞があって、万歳でお開きになりました。その夜は新郎新婦はホテル、うちらは相手のお宅に泊まりまして翌日帰りました。二人は沖縄旅行です。彼らは親たちと一緒に住むことになります。割と堅実な夫婦になるでしょう。
2007.10.15
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10月7日に隣町のホールで行われた、ある歌謡教室の根城になっているスナック主催のカラオケ大会は現金が賞品という破格のものでした。私もいさんで100名あまりの中で出場しまして、一般の部にて北島三郎の「橋」を熱唱させていただきました。結果はなんと予選落ち。自分とてしてはそこそこと思っていましたし、推薦してくれた人も「悪くなかったのに・・・」と不審顔でした。2人の審査員のうち、作曲家の先生は良かったのですが、作詞家の女の先生が辛口の採点だったようです。翌日推薦者の人に聞いてみました。ま、要は主催している店の常連さんが予選を通過していると言う現実でした。決勝まで残って聞いていましたがそんなに変わらないか、もっといまいちな人も多かったです。優勝したのはやっぱりその筋の人で、誰もが「この人こそ」という人は3位となっていました。それで8日の夜、その店で「段とり」なるイベントがあるとかで出かけてみました。まあ、普通よりきたない店の中は約50名のおじさんおばさんたちがひしめいています。よく見るとみんな昨日会場で歌っていた人たちでした。受付で助六ずしのお弁当つきで4000円を払い、自分が歌う歌を申し出ます。本当は楽譜も昨日の大会と同じく提出が必要でしたが飛び込みなのでもってません。司会は師範の一人、審査員は昨日の先生です。作曲家で6月に私が別の大会で優勝したときの人でもあります。カウンター席の隣に座ったおじさんはなんと出身も同じ長野県。一回り年上です。手書きコピーのプログラムを見るとその人は準6段です。一番低い人から3段というランクで、最終的には何代目師範と言う風になります。格段には「準」という中二階のようなクラスがあるため倍の人数がカウントできるわけです。一番先輩が最後ですが、8段以上になると歌詞を見てはいけません。手元の画面は消されてしまいます。うまくても新参者はすぐに上級者にはなれないわけです。みな1コーラスを歌います。上級者になってくると確かに平均してうまいです。私は前日に決勝で歌う予定であった五木の「ゆめかぜ」を歌いました。皆さん私が初出場ということで注目してくれました。なんか他の人より拍手が多かった気がしました。どういうわけかそこで途中休憩。もっとも26番でしたから。隣の御仁は「いやあ、すぐ師範ですなぁ」と酒臭い息でお世辞を言ってくれました。10段は2曲がノルマ。師範が5人ほどいて、2コーラスをうたいます。師範ともなると画面は見ても良いと言うのが「変」なわけで。採点の合間に、マスターの呼びかけでデュエット合戦が始まり、画面に器械判定で点数が出るようにしてあります。3コーラスを3組で次々と交代して歌うわけです。何曲かの後で私の知っている川中美幸の「二輪草」が出たものですから「歌える?」という司会の誘いについ「はい」と答えてある先輩格のおば様とデュエットしました。(ちょっと人気がでちゃったら困るな、なんてね)歌った順番でいよいよ結果発表です。審査員の先生が認定状を読み上げます。私は初心者ともあって「3段」を頂きました。マスターが副賞を手渡します。副賞が4段までは箱ティッシュ5個か洗剤1キロです。それより上になるとお米とかお酒とかをもらえます。これは毎月第2月曜の夜に行われているとのこと。いつまで挑戦するのか考え中です。
2007.10.10
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監督:アンドリュー・デイヴィス 出演者:ケビン・コスナー 、アシュトン・カッチャー 、メリッサ・サージミラー 、ボニー ブラムレット 、クランシー・ブラウン 、セラ・ウォード 、ニール・マクドノー 、ブライアン・ジェラーティ 作品紹介 海難事故の人命救助に全てを懸ける、アメリカ湾岸警備隊の男達を描いた作品!アメリカ湾岸警備隊(U.S. Coast Guard)に所属する伝説のレスキュー・スイマー、ベン・ランドール(コスナー)。彼は数多くの人命救助に携わり、数々の栄誉ある勲章に輝く腕の持ち主。ある時、相棒の死を目の当たりにし生存者は自分1人だったことで、心と体に深い傷を負い第一線から退く事にした。ベンはエリートレスキュー隊員育成の為教官として赴任する事になり、そこで元ハイスクール水泳チャンピオンの訓練生ジェイク・フィッシャー(カッチャー)と出会う。何事にも自信たっぷりなジェイクの態度にことごとくベンは否定的な答えを与える。やがて二人はお互いの過去を知るようになり・・・。とにかく、お決まりのストーリーながら(仕事と家庭のとか)見ごたえあって、一説には日本映画の「海猿」のヒットで作ったんじゃないかと言うことも言われていますが、海難シーンはなんたってアラスカの強風吹き荒れる現場です。それはちょっとCGに頼っているのとは違います。彼らもしっかり泳いでいるし、実にかっこいいです。最後の言葉も効いてます。98点
2007.10.03
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入院中の一番の目標は「退院したらカラオケ大会に出場するぞ」でしたから、昨日23日に入院前から出場を決めていた「関東一都六県カラオケ本戦決勝大会」に妻同伴で参加してきました。7月までに予選が各県であって、群馬は太田市で7月にありました。そのとき一応Aクラスに受かったものですからそのランクで今回演歌部門の64歳以下の一般で出場しました。65歳以上69歳がシニア部門、70歳から79歳がシルバー部門、80歳以上がゴールド部門になっています。クラスでは、一番下に総合クラス、その次にBクラス、そしてAクラス、ついで特Aクラス、一番上が代表クラスとなっています。6人の審査員が3人ずつ交代で審査します。各クラスごとに上位5名が表彰され、他の全員にもそれぞれ歌唱賞、敢闘賞、希望賞、努力賞という賞が与えられます。都合330名ほど参加しました。場所は池袋にある豊島区立公会堂。10時開演で全ての歌唱が終わるのが夜の8時30分というすさまじいものです。それもワンコーラスのみですから、1人2分くらいの持ち時間です。参加費は1万2000円。弁当お茶付きで、カラオケテープは自分でカセットを持ちこみます。私の出番からして「午後1時30分までに来場してください」という通知が来ましたから高崎から電車に乗って池袋駅に降り立ち、地下道の雑踏を抜けてから公会堂まで約5分歩きます。見えてきたのはすごく古い会場です。戦後建てられた50年は経っている建物ですからね。受付を済まして、プログラムを見て意外に思ったのが東京と神奈川の参加者が少ないこと。多いのは埼玉と千葉です。群馬は50名ほどいました。妻と前のほうの席に陣取り、始まっているクラスの歌唱を聞き始めました。ステージも黒い幕がバックにある状態ですから、地方の会館のほうがよっぽどきれいです。そこに衣装をこらして参加者が次々と歌っています。お姉さん司会者もちゃっちゃとこなしていくし、審査員もてきぱきと採点しているようです。一つ下のクラス第6部ながら「なかなかうまい」プログラムで計算してみると私の出番は10部ですから、えーっと約100番後です。ざっと200分といえば、3時間半後だ。「わーーーっ長い。今のうちに控え室を確認しつつ弁当食べよう」というわけで地下の控え室で弁当いただいてふと見ると、群馬の予選会で一緒だった人が着替えを終わっていたので、調子を聞くと緊張しているという様子でした。うーむ白いスーツ白い靴も決まっています。ちなみに私の衣装は夏前にあつらえた紫のダブルジャケット。ラメラメはないにしても、刺繍もはいってなかなかです。白のスタンドカラーシャツは黒いボタンがポイント。あとは黒のパンツ。着替えにはまだ早いです。せまい控え室、女性のほうは着物あり、ドレスありでごった返している様子です。みんな気合が入っていて、控え室脇で耳にイヤホンしながら練習しています。カラオケ大会のポイントは歌詞を全部暗記しなければならないこと。だって画面が出るわけでありませんからね。それに歌唱力はもちろん、数百人を前にあがらずに雰囲気もメリハリもつけて歌うということはなかなか大変なことです。その3時間が過ぎて、いよいよ準備しないといけません。妻に持ち物とか後を頼み、控え室で衣装に着替えて鏡を見ると気も引き締まります。耳にイヤホンをつけて持ち歌の確認をします。ここにくるともう前に歌っている人の歌などどうでも良くなります。あくまでも自分の気持ちを落ち着かせることです。結構うまかった前のグループ(歌謡曲、ポップス)が終わると第10部(演歌)のトップが私です。ここで審査員が交代します。ですから順番って結構大事です。トップは押さえて採点されるものです。それでちょっと力みが生じましたね。司会者の紹介。「では続きまして第10部に入ります。218番、○○さん。歌は『絆』(五木ひろし、作詞は先日なくなった阿久悠)です。どうぞ」前奏が流れ、コードのついたマイク(古いけど、別の意味で音はいい)を手にステージの真中へ。正面を向き、深くお辞儀をしてからマイクを構えます。客席を落ち着いて眺めながら。最初のかたり ♪花咲けば、花の憂いを知って 雪降れば、雪の嘆きを知らされる ♪移り行く季節 こころに感じ、なおさらに人のぬくもり思い出す続いて盛り上げ♪あなたをもう この手に抱く 幸せなど望めなくて ♪わたし ひとりで 口ずさむここでさりげなく童謡♪かごめ かごめ 籠の中の鳥は いついつでやる締めです。 ♪おんなが泣いて 雨降る夜に こっそりでやる。ところどころにポーズを決めたり、手の動作をつけたり感情もそれなりに移入します。最後に一礼して(まずまずかな?)客席の拍手が心地良い…颯爽とそでに戻って、次の人にマイクを手渡します。(終わった。2分間)「どうだった?」写真を撮ってくれた妻に質問「みんな拍手してたよ」というわけで自分たちの成績発表までこの後前のクラスの成績発表と次のクラスの歌を聞きながら2時間待ちました。発表はそのクラス全員がステージに上がります。結構ドキドキします。敢闘賞から呼ばれ、次々と賞をもらっては席に戻ります。結局、上位には入れず「希望賞」小さな手乗りカップでした。ちょっと残念。でも手術後一ヶ月なら上出来かも。久しぶりの池袋駅のパルコで夕食をして次の舞台を期待しながら帰りました。次は勝つぞ。
2007.09.24
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昨日は50ん才の僕の誕生日とあって、娘たちが妻との映画券をプレゼントしてくれました。それで行ったのがこれです。テレビドラマよりも実に立体的、登場人物の華やかさもあったし、十分楽しめました。HERO映画監督 鈴木雅之キャスト久利生公平 - 木村拓哉 雨宮舞子 - 松たか子 中村美鈴 - 大塚寧々 芝山貢 - 阿部寛 江上達夫 - 勝村政信 末次隆之 - 小日向文世 遠藤賢司 - 八嶋智人 牛丸豊 - 角野卓造 鍋島利光 - 児玉清 大藪正博 - 石橋蓮司 郷田秀次 - 古田新太 井戸秀二 - 正名僕蔵 バーテンダー - 田中要次 川島雄三 - 伊藤正之 黒川ミサ - 鈴木砂羽 芝山良子 - 奥貫薫 芝山の娘 - 山崎汐音 河野桜子 - MEGUMI 東山克彦 - 眞島秀和 梅林圭介 - 波岡一喜 柏木節子 - 長野里美 里山裕一郎 - 山中聡 キム・ヒョンウ - ペク・ドビン 松本めぐみ - 国仲涼子 泉谷りり子 - 綾瀬はるか 滝田明彦 - 中井貴一 花岡練三郎 - 森田一義 カン・ミンウ - イ・ビョンホン黛雄作 - 香川照之 桂山薫 - 岸部一徳 蒲生一臣 - 松本幸四郎あらすじ6年ぶりに虹ヶ浦から東京地検・城西支部に異動となった検事・久利生公平(木村拓哉)はある時、芝山(阿部寛)が起訴した事件の裁判を任されることになる。早期に決着がつくと思われていたが、容疑者が一転無罪を主張するという事態に見舞われてしまう。その容疑者を刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)が弁護し、冷静な法廷戦術で久利生を追い詰めていく。やがてこの事件が久利生が山口県・虹ヶ浦支部赴任時に大きな因縁がある代議士・花岡練三郎(森田一義)の贈収賄事件の鍵を握っていることを知る。久利生と雨宮舞子(松たか子)は事件の真相を知るために韓国・釜山へ向かい、韓国の検事カン・ミンウ(イビョンホン)の協力を得ながら調査を進める。まあ、ラストシーンまでちゃんと楽しませてくれてサービスたっぷりです。(あるよ!)あれで「堅物」なんかなあ?
2007.09.11
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さて、そろそろ終わりにしたいと思いますが…トイレに行けるようになると、次のお楽しみは「食事」です。手術前日からずっと絶食状態ですから、同室の人がトレイを取りに行くのを見ると「僕のはまだかなあ」と思ってしまいます。術後3日がたって、巡回にきた医師が「今日から飴なめても良いですよ」さすがに腸の縫ったところが心配なのか「水」はまだ飲めません。それも翌日にはオッケーになりました。流動食になったのがそのまた翌日なので、6日ぶりの食事が出ました。点滴を引きずって、4つのカップが乗っているトレイを取りにいくのは危なくて持ってきてもらいました。完全オモユとスープ、ジュースなど。スープの塩気がなんとも美味しい。後は日を追って三分粥、五分粥、七分粥、全部粥と「出世」いたします。笑ったのは三分粥のおかずに豚のソテーが出たこと。普通ないよね、こういうのは。暖かいおかずと冷たいおかずがトレイのまん中で分けられていて、運んでくる台車もそういう温度管理がされています。味うす病院食も「ありがたさ」感じると完食できるし、手を合わせて食べていました。お腹を切っていて「恐ろしい」のはくしゃみ、せき、それに笑うことです。切った翌々日やっとテレビが見られるようになったのは良かったのですが、「はねるのとびら」を見ていて塚地のボケにホントに腹が痛くて死にそうでした。家で洗ってもらった枕カバーのタオル、ほこりっぽくていきなりくしゃみが出ました。というより出そうになって「ハック…」と言ったところでお腹を抱えて悶絶しました。息が止まるくらいで、強烈なボディブローを食らった感じ。早速妻にメールでクレームを入れました。そういった痛みも日を追って薄らいで行きます。食べ始めると便秘気味になったり、胃に負担がくると胃薬をもらったり。便秘に対しては薬は出せないとの事です。腸に異常な負担をかけるのはよくないというわけです。確かに時間をかければ自然に解消していきました。痔には苦しみましたが。そんなわけで、毎日来る親族、友人、仕事仲間、カラオケ仲間のお見舞い客に勇気付けられ、カワイイ看護師さんに体を拭いてもらったりの自分がお風呂に入れるようになったのは、抜糸した翌日からです。術後10日のことです。まあ、かがみに写った自分の体に愕然としました。お腹の傷痕もそうですが、お尻の肉が落ちて銭湯で見る70代のおじいさんのようです。まだこの辺は今でも変わっていません。体重は10キロほど落ちました。貧血にならないように気を付けながら、湯船に浸かったときの開放感はどんな温泉に入ったときよりも味わえない「最高の天国気分」でした。15日が過ぎて先生に「退院はいつくらい?」と聞いて見ましたら「もうここでやることもないから」と無罪放免。16日間の入院生活も終わりました。同室の人たちに挨拶をして無事?に家に戻りました。今は仕事に徐々に復帰しつつ、カラオケの練習もして「快気祝」を配っている日々です。昨日も例のスナックで酒ナシの歌三昧でした。腹にいまいち力が入りませんが、切ったところは1年は硬直状態が取れないそうで、今もカチンカチンです。皆様の応援もいただいて療養できました。感謝感謝です。健康第一ですので是非お体には気をつけてくださいね。
2007.09.08
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集中治療室と言うところの壮絶さは、なんと言っても「うめき声」です。そこは患者の性別年齢関係ナシで一時とめおかれる場所ですから、ナースセンターのすぐ向かいです。昼夜の別なくうなりっぱなし、身内の名前をよびっぱなしの中に置かれると正気を失いそうになりますが、こちらもぼーっとしているので麻酔が効いているうちはなんとか堪えられます。朝が来ました。ここは残念ながらテレビは繋がりません。ただひたすらに時間の過ぎるのを待つのみです。仕方がないので、かのパズルをかみさんとやるか、音楽を例のポッドで聴くかです。まあ確かに重宝しましたね。気の早い看護師さん(別の人)が「早く歩いたほうが直りも早い」とかで早速手術2日目にして尿のパイプを取ることになりました。去年書いたようにアレを抜くのはメチャクチャ痛いのですよ。我慢して取ってもらったのは良いけど、妻に手を引いてもらってトイレに行っていざ…出ません。そのわけは背中についている麻酔薬です。膀胱あたりに何の感覚もないもんですから、気張りようがないのです。仕方なく、またパイプを入れてもらうのに歯を食いしばり、息を止めざるを得ませんでした。手術中に入れるのは麻酔のため、なんにも感じませんが、麻酔がかなり切れているときのそれは言語を絶します。(ちょっと大げさ)そんなこんなで、その翌日は午後になってナースセンターから一番遠いところの大部屋に移りました。そこには●大附属病院から紹介されてきた食道癌の患者さんがおりまして、悠悠自適の生活をしていました。だって食事制限もなく、ラーメンなんか食いに行っているんだよ。やっとのことで3日目に麻酔が切れて来まして、膀胱に感覚が戻ってきました。これなら行けるかもで、パイプを抜いてもらいました。点滴をしている患者はお小水を容器に受けてから専用のビニールに貯めないといけません。妻と二人掛りで立っているのも大変でしたから、洋式トイレに座って出てくるのを待つと、やっと尿様がお出ましあそばしまして二人で大喜び。変な夫婦。ついでに大のほうですが「絶食状態でも便はでますよ。腸液と言うものがでますからね」という看護師の話で、ガスばかり出ている状態の(このガスがでないと大変なんです。腸閉塞になったり)肛門に心配して、トイレに座ってみると手術から初めてだったので、黒い血の塊がポタっと出てきました。切り離した腸をつなぐのに肛門から器械を入れて、ミシンのようにカチャカチャと縫ったところから出ていたんでしょうね。これが鮮血ならよくなかったんですよ。流してから報告すると「こんど見せてください」と言われてしまいました。腸がちゃんと動いているかを回診のたびに先生はチェックしています。続く。
2007.09.03
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さて、手術当日です。普通どおり6時に起こされましたが、実際5時前には目がさめていました。夜中にも下剤の影響で大に行きましたが、ずっと水状態です。朝食もなく、午前中社長と部下の1人が見舞いにやってきました。嬉しいような、うざいような。(失礼)例の肺損傷の同室者は退院していきました。午後2時30分から手術室に向かいました。帽子をかぶり、T字帯をつけ、手術着に着替えて、なんと手術室まで歩きです。「行って来ます」家族と手を振って一時お別れ。廊下で執刀医が「今、患者を歩かせるようになったの?」と驚きの弁。手術室は去年の病院より少し広かった。全身麻酔をかけると呼吸が止まったり、胃液が肺に入って危険なので、鼻から管を胃まで入れます。それがかなり気色が悪くて苦しかった。のどから入っていきません。「これが一番辛いかも」と言ったのは担当の看護師さんです。ベッドに横になってから、手術後の痛みに耐えられるように、まず脊椎に針をさして管を入れ、麻酔の容器をつけます。これは中に麻酔薬(モルヒネ)の入ったゴム風船があって、風船の自然のしぼんでいく力で常時麻酔が少しずつ送られて、痛みを取って行くやり方です。その後で、いよいよ全身麻酔です。手術着をはだけて覆いをかぶせたら…もう意識はなくなっていました。点滴に注射液で麻酔がされたようです。10日に麻酔担当の医師から聞いていましたが、液体の麻酔薬はほとんど数分の効き目で、いったんそれで眠らせてから後はマスクを鼻にかぶせてガス麻酔に切り替えます。このほうが時間管理が正確に出来るんだそうです。その間、された手術はお腹をへその上からへその左側を迂回して恥骨の上まで切開して、血管を結索。患部であるS状結腸(直腸のすぐ上)を20センチ切除しました。同時にリンパへの転移を調べるため、腸間膜も切除し、なんと盲腸の虫垂も腫れているというんで取ってもらいました。これは事後先生から「あ、取っといたからね」と聞かされました。両親とも盲腸とっていますから、これはありです。後は縫い合わせておしまい。切り取った患部を医師は妻と家族に切り開いて見せたようです。チューブをはさみで開いて見ると2センチほどの癌がクレーターを作っていて、外の壁にも赤く色変を起こしていたということです。3時間半が経過していたようです。気がつくと家族の声がしました。ボーっとしていて分からぬうちに集中治療室に移されました。やっと話がわかったのは夜9時過ぎです。他の患者のうなり声で目がさめました。「大丈夫?痛い?」という妻の声。首を振るのが精一杯です。なんか知らないけど痒い。後で分かったのは麻酔によるアレルギーでした。一晩中あちこち掻いていたようです。続く。
2007.09.01
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「○○さん、おはようございます」朝、6時になっていました。看護師さんが起こしにきました。そう、天野似…「よく眠れましたか?」「はあ、いや、ちょっと緊張してたかな…」そんな感じで、いつもの検温と血圧を測りました。くだんの可愛い看護師さんの登場です。Kさん♪。小柄で目がパッチリした茶髪の似合う人。「今日、お腹の毛を剃りますから」(ヤッター 変態)今日は手術の前日のため、一切食事は出来ません。水分のみです。午前中に執刀医のA先生の回診です。「どう?」(なにが?)「はあ、なんとか」「明日、2番目だから午後…そうだな、4時くらいかな?」下剤がでて、1日中水分を補給しつつ、下す一方です。こういうのも苦しい。気分紛らすためにテレビの高校野球を見ます。「佐賀北つぇぇ」なんて言いながら過ごしました。いよいよ「剃毛」です。大部屋のカーテンを閉じて2人きり。そりゃそうだよ、公開なんてするか。かみそりかと思ったら電気バリカンを持ってきた彼女「自分でやってもらっても良いんですが?」「いや、初めてなのでお願いします」(普通初めてだよ)体の下に敷物をしてから、「じゃ、お腹を出して」というんでパジャマを引き下げて下半身を全部だそうとしたら「全部は剃らないので、この辺まででいいですよ」と恥骨のうえあたりでストップです。ホッとしたような残念なような。「前は、全部剃っていたんですよ。でもそれほどする必要ないし、大変だから」ボクとしてはナニをつまんで袋の裏までと思っていたのでね。よく看護師の裏話として「今日のボク、元気がよすぎて暴発、引っ掛けられちゃった」なんて聞いたことがあったもので。いよいよバリカンスイッチオン。「ウイイーン、バリバリ」軽い音と共に芝刈り状態です。おへその周りから恥骨のあたりまでキレイになりました。ボクは意外とおとなしくしています。つい、いたずら心で「もっと毛深い人もいますでしょ?」と聞いてみました。「いますよ。ギャランドウみたいな」と笑っていました。カワイイ。「はい、じゃおへそをきれいにします」と言ってオリーブオイルをつけた麺棒でクチュクチュ「うっくすぐったい」「はい、ごみが取れましたよ。それじゃしばらくお風呂には入れませんから、今から入ってください」「ありがとう」勝手に(2人きりの思い出が出来たな 変態)てな感じでお風呂に向かいます。ナースセンターの裏あたりにある2人が入れるくらいのお風呂です。貸しきり状態にしてゆっくり入りました。もう1週間から10日は入れません。「明日になったらここに傷がつくんだ。お父さん、お母さんからもらった体に」なんて感傷的。その後、手術の説明を詳しく聞いてサインをします。そこにイラストがあってお腹に傷が描かれているのをみて、ちょっと生々しい。夕方から便も水だけになったので点滴が始まります。ひたすらパズルなんかやって時間をつぶします。妻も7時くらいまでずっと付き合ってくれました。この夜はよく眠れました。いよいよ、明日本番です。
2007.08.30
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