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2013.01.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 いよいよ楽園、ラヨーンを去る日が来ました。さらばかわいい子犬たちよ、スポーツマンの鶏よ。

 今までは歩いて10分ほどのところにあるバス停まで行って、ソンテウに乗っていましたが、2年ばかり来ていない間にショッピングセンターまでの無料シャトルバスサービスができたのでそこまでバスで送ってもらい、そこからソンテウに乗ることにしました。

 チェックアウトを済ませ、バスに乗り込むと、何かと世話になった日本人スタッフのおねえさんに手を振りました。お姉さんもにっこり笑いかけてくれました。

 ショッピングセンターに近づくと、おじさんがモゾモゾ落ち着かない様子です。ショッピングセンターはすぐなのに、車が多くてなかなか前に進みません。
「ま、まだか?!」
「混んでるからね、歩いて行ってもいけるくらいだけど、荷物もあるし、そういう訳にも行かないね」

 やっとシャトルバスはショッピングセンターの前に着き、荷物を降ろしてもらって、さようなら。
 おじさんはシャカシャカと歩き始めます。キョロキョロと落ち着かない。
「あった!行ってくる!」
 荷物をくうみんに預けておじさんはトイレに直行しました。

 長いトイレだ。10分ほど間抜けな顔をして突っ立っていると、おじさんが晴れ晴れとした顔でトイレから出てきました。
「危ないところだった。これでバンコクまで安心していける」
「ふーん、まだお腹の具合が悪いのね」

 ソンテウでラヨーンのバス停まで行きました。一人10バーツ。
 バンコクのエカマイまでのバスは、行ってしまったばかりで、あと一時間も待たねばなりません。しかし、エカマイではなく、バンコクのモチットというところまでなら、あと30分で来るではありませんか。
「モチットって、電車通っていたよね。ここでもいいんじゃない?」
「そうか、じゃ、モチット行きにしよう」

 30分後にモチット行きのバスが到着しました。喜び勇んでバスに乗り込むおじさんとくうみん。
 しかし、これが重大な過ちだったことにこの時は気づく由もありませんでした。

 バスは渋滞もなく無事バンコク近郊まで来ました。しかし、どんどん寂しいところへ行ってしまいます。
「これでいいのかな?」
「でもモチットは、終点のはずだし…」

 着いたモチットのバス停はあると思った電車も通っていません。モチットはモチットでも、バス停と電車の駅は離れているのです。
 仕方なくタクシーでホテルのあるサイアムまで行くことにしましたが、タクシーが来ても載せてくれません。

 他の外国人も乗せてもらえなくて、
「なぜ?」
と、呆然としていました。英語が喋れないからか?はて?

 やっとこさ載せてくれるタクシーを捕まえ、
「サヤーム」
 と言いました。ガイドブックには「サイアム」と書いてありますが、現地の人には「サヤーム」と言わないと通じないと聞いたからです。
 運転手は不機嫌な顔をしてタクシーを走らせました。メータータクシーで、座席の前に料金表がかけてありました。

「○○キロまでいくら、以後○○進むたびにこれだけ加算…」
なんだかそれとメーターがあっていないようなので、くくりつけてある表を取って、運転手に、言いました。

「メーターの料金がこの表と違うじゃない!(日本語)」
 運転手は言い返しました。
「合ってるよ、これで!(タイ語)」
「だってこの表…(日本語)」
「渋滞だから仕方ないんだ!(タイ語)」

 運転手が嘘を言っているかどうか、確認するために助手席の前にある身分証明を読み上げます。
「フンフン…」
 不正をしているとこれで慌てるのですが、この運転手は堂々としている。不正はしていないらしい。

 ふと隣のおじさんに目をやると、おじさんは眉を寄せ、苦しそうな顔をしていました。
「は、早く着かないかな~」
「えっ、トイレ?」
「うん」
「もうちょっとだから、我慢してよ」
 そう、もう少しなのです。でも渋滞がひどくて進みません。運転手がぶつくさ言います。
「もー、ここ嫌なんだよ!見ろ!この渋滞!(タイ語)」

 その時おじさんが叫びました。
「あそこのレストランの前に着けてくれ!トイレ!トイレ行きたい!(日本語)」
 運転手はレストランに向かってタクシーを進めました。

「ちょっと色つけてやれ!」
 そうだよね、この人にも悪かったよね。疑いもしたし。
 メーターは131バーツと出ていたけれど、140バーツ出して、
「釣りはいらん」
と言って降りました。

 「このレストラン入るぞ!」
「えっ、トイレならあそこのデパートのほうがいいんじゃない?レストランじゃ、なにか頼まなきゃ…」
「いいんだ!」
 おじさんは風のようにレストランに入ると、お店の人に叫びました。
「トイレ!トイレどこ?!」
 あっちです、と言われるとそのまま、さささとトイレに直行しました。

 ひとり残されたくうみんは、ぼっと立っていました。
「あのー、ご注文は?」
「えっと、ビール2本」
「かしこまりました」
 テーブルに着いていると、ほどなくウエイトレスが小瓶のシンハビールを2本、持ってきました。
 おじさんを待って飲むことにしましたが、例によって長い。

 さっきは運転手と日本語とタイ語で言い合ったけれど、結構通じるものだなあ、など思いながらおじさんを待ちました。

 しばらくして、晴れ晴れとした顔でおじさんが出てきました。
「危なかった」
「ビール頼んだよ」
「そうか、飲もう」
 日本なら、青山あたりにありそうなおしゃれなレストラン。さて小瓶のシンハビールのお値段は?
「2本で264バーツでございます」

 1バーツ3円くらいだから約792円。シンハの小瓶なんて、お店で買えば一本50バーツもしない。

 高い!高過ぎる!おじさんのトイレ代!



IMG_3907タイの優先席.jpg
タイの優先席 向かって一番右側は、お坊さんの絵です


さて、今宵はバンコクに泊まり、明日はいよいよ台湾です。どうなることやら。






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最終更新日  2013.01.15 16:05:45


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