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2004.05.26
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カテゴリ: ボブ・ディラン
【追記】No.4
ミドル英二さんの今日の日記では森達也さんの講演会のことが書かれている。
残念なことに私は行けないのですが、興味のある方はぜひおでかけくださいませ。

森達也氏講演会へ行く

5/28(金)には、『放送禁止歌』の上映もあるそうです。

【追記】No.3
PENTAXのUSBケーブルが届いたのであるが、PCに接続すると、やはりショートしている模様。
あれれと思って本体側を見てみると、溝の一つが金属色をしている。
切れた線が埋まってしまったようだ。
これは自分では取れない。
う~ん、修理に出すしかないか。
面倒ナリ。

【追記】No.2
今夜、楽天広場に緊急メンテ入りますね。
 [5月27日1時00分~5月27日9時00分]

前回のシステム改変で不都合が発生しているのでしょうか。
またメンテ後多少不安定になるかもね、です。

今夜は楽器いじりだわ。
あ、掃除もしないと。

【追記】No.1
岡林信康さんの「アイ・シャル・ビー・リリースト」ですが、1973-1974の年越しコンサート・ライブと、五つの赤い風船解散記念実況盤は、同じ訳詞でした。
でも年越しライブは「岡林信康訳詞」となっており、風船の盤では「中山容訳詞」となっています。
これは容さんの訳ですな。
該当箇所はこう。

 ♪ 陽はきっと東から
 ♪ 西に光るのだ
 ♪ もうまじか(間近)
 ♪ それだけでいいだろう

これはリフレインではなく、上2行がその度に変わります。
そして、最後に原詞のリフレイン箇所「I see my light」以下を繰り返します。

年越しライブでは、2番の途中で岡林さんが声をつまらせます。
泣いているように聞こえるのですが、それは歌詞から来ている誤解かもしれません。
初期の明るい岡林さんと違い、屈折していた時期なんですよね。

 ♪ いつだってとやかくいう
 ♪ いつだって川は流れる
 ♪ でも皆身を守り たまらないだろう
 ♪ 水はきっとあふれて ひくきにつくのだ



旧版と言ってもいい「春一番スペシャルセレクション」のシリーズは、最後の四枚目のタイトルが『生命の光が昇っていく』となっている。

これは「いとうたかお+山岡安司」が1978年のステージで歌った「解き放たれる」の歌詞の一部である。
もちろんおなじみの曲、Bob Dylan「I Shall Be Released」の「いとうたかおバージョン」です。

 ♪ 生命の光が昇っていくよ
 ♪ 俺の身体通り抜け
 ♪ もういつだって
 ♪ 解き放たれる

この曲はディランIIの「男らしいってわかるかい」が有名ですね。
風太さんは70年代の春一番をやめる時、最後の曲にこの曲を選びました。
ずいぶん考えた末の選択だったそうです。
1979年、天王寺公園での最後の春一番に、最後の曲でして選ばれたのがこれ。
前年に封切られた『ラスト・ワルツ』の影響だそうだけど、これで風太さんは春一番に別れを告げたのだ。
CDの最後にも、「大塚まさじとツアーバンド」で「男らしいってわかるかい」が入っています。

 ♪ 朝日はもう昇るよ
 ♪ 少しずつだけどね
 ♪ そのとき その日こそ
 ♪ 自由になるんだ

おなじみのリフレインの箇所を並べてみましたが、ボブ・ディランの原詞だとこうなっています。

 ♪ I see my light come shining
 ♪ From the west unto the east.
 ♪ Any day now, any day now,
 ♪ I shall be released.

「any day」は「いつだって」の方が原義に近いと思います。
ただ、大塚まさじさんの訳はもう耳になじんでしまってるんですよね。

あ、せっかくだから片桐ユズル&中山容訳の『ボブ・ディラン全詩 302篇』から該当部分を引用しておきましょう。

 ♪ おれの光りがひかってくるのが見える
 ♪ 西から東へ。
 ♪ もういつだって、いつだって
 ♪ われ解放さるべし

ところで、あの岡林信康さんもよく「アイ・シャル・ビー・リリースト」を歌っていました。
五つの赤い風船ラスト・コンサートのCDにも入っているのですが、他のライブ音源では、泣きながら歌っている(ように聞こえる)ものがあって、それがとても心を打ちます。

えっと、これだな。
『ライブ1973 PM9:00 - 1974 AM3:00』(1974)
 (Dr.松本隆, EB:細野晴臣, Kb:矢野誠, Kb:鈴木慶一, EG:伊藤銀次)
年越しコンサートですね。
不思議なメンバーです。
歌詞は岡林信康訳だったと思います。
どんなだったか、後で発掘してみます。

『春一番スペシャル・セレクション
 ~生命の光が昇っていく』

生命の光が昇っていく

1. 風景(中塚正人)
2. 解き放たれる(いとうたかお+安岡安司)
3. いつも戸口までだったね(中川五郎&トカゲバンド)
4. 絵葉書(友部正人)
5. 雨(1928 B. B. )
6. 最終列車(佐久間順平&バレル・ハウス・レヴュー)
7. 風小僧(小村功)
8. インスタント・コーヒー・ラグ(田中研二)
9. 街の君(西岡恭蔵)
10. 夜汽車にのって(シバ)
11. 淋しい気持ちで(なぎらけんいち)
12. 私の青空(高田渡)
13. カーカー(武蔵野タンポポ団)
14. 男らしいってわかるかい(大塚まさじとツアーバンド)


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Last updated  2004.05.26 23:32:35
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