ブログ「鉄道幻灯館」

盛岡で泊まった翌日の午前中は盛岡市内の観光地を歩いて巡り、午後は岩手県の観光スポットである小岩井農場を訪ねました。園内では、明治 37 年から約半世紀の間、農場内の主要交通機関として走っていた馬車鉄道の鉄路を使用したトロ馬車を見ることができました。観光客を乗せ、羊の放牧地の中をゆっくりと走るさまは、いかにものんびりとしていますが、これもまさしく鉄道と、結構気合いを入れて撮影する自分がいるのに笑ってしまいました。

小岩井農場を辞したあと、次はどこへ行こうかと観光スポットを検索したのですが、中途半端に遠いため、とりあえずは雫石の近くにある湖をめざしたところ、夏場のせいもあってか、水は全く溜まっておらず、緑の草原の中に細い川が流れているだけでした。「鉄道でも撮っていったら？」と妻からの許可が出たため、地図を見て、近くの線路状況を確認しました。

実は折角、盛岡まで来たのですから、どこかで新幹線を撮影することができたら、と内心では思っていたのです。雫石付近を走っているのは秋田新幹線です。久しぶりにあの真紅の車体に出会えるか、とワクワクしながら車を走らせ、最後に見つけたオーバークロスで列車の到来を待ちました。

撮影地 ： 秋田新幹線盛岡～雫石

今日 9 月 13 日は、世界の法の日 ( 法務省 ) 、司法保護記念日 ( 司法保護事業団 ) だそうです。