2003年02月23日
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テーマ: 人間関係(955)
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨夜、ダーがバイトに行ってる時の話。
キーナがダーの消しゴムを借りようとゴソゴソしていたら・・・
何やら白地に赤の小さな箱を見つけてしまった。
その箱は、ダーとキーナが付き合い始める時に、絶対に持たないとダーがキーナに約束した箱。
中身は、乾燥した葉っぱを巻いた紙の棒。火をつけると体に悪い。
前にも少し先輩にもらったとかってゆーのはあって、そのとき改めて持たないって約束したのに。
約束を守るって、人間関係の基本。
キーナはすっごくショックだった。
しかも、ダーが箱を所有してるのを見たのは初めて。
中を見てみると、残り2本。
あれって、10本か12本入りじゃなかったっけ?
キーナは悲しくって、どうしていいかわかんなかった。
もう、自分の家に帰ろうかと思った。
でもキーナが外に出たら、雨が降ってた。
雨がやむまでダーの気持ちを考えようと思って、箱とにらめっこした。




「吸ってみたらダーの気持ちがわかるかもしれない」




キーナはそう思った。
ベランダに出て、ライターの火をつけた。
そして、生まれて初めてタバコを吸った。
咳き込んだりしなかった。
ただ、煙たいと思った。
1本目を吸い終わって、部屋に入ってオレンジジュースを飲む。
大好きなジュースなのに、全然おいしくない。
またすぐにキーナはベランダに出て2本目を吸う。
「今度こそ何かがわかるかもしれない」と思って。




でも、やっぱり理解できなかった。




煙たいのがイヤで、歯みがきして手を洗った。
それでも臭いは消えなかった。
その臭いを嗅ぎながらあたしは、これからまたダーを信用できるのか、って悩んだ。
















やっとダーがバイトから帰宅。
キーナは静かに訴えた。
ダーは素直に「ごめん」って言った。
そして「ずっと我慢してたけどイライラたまった時にどうしても我慢できなかった」って言った。
タバコは、どうしても落ち着かない時に自分が落ちつく最終手段だって。
でも、あたしはどうしてもそれが理解できない。
他の手段を作ればいいじゃないって思う。
でも、ダーにとっては、それが一番なんだって。
あたしと出会う前は、落ち着く最初の手段だったらしい。
でもそれを頑張って最後まで我慢して、耐えてるって。
「一生タバコの存在が消えることは無いの?」って聞いた。
そしたら「無い」ってはっきりダーは言った。




キーナは、もうダメだと思った。
何を言っても、無駄なんだなって。
諦めたキーナは、ダーに新しい提案をした。




「ダーがタバコを吸う時は、キーナも同じ数だけ吸う」




ダーの命が短くなるなら、キーナの命も短くしたい。
そう思ったから。




ダーは、一瞬驚いたけど、OKした。
キーナに吸わせたくないから、頑張って我慢すると約束した。




きっとダーはキーナの為に耐えてくれると思う。
でも、どうしても耐えられなくなったときは、道連れ。
また裏切って内緒でタバコを吸うことはないと、あたしはもう一度ダーを信じてみる。





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最終更新日  2003年02月23日 21時41分58秒
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