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カテゴリ: 手入れ
ヒーテッドドアミラーって曇り取りだけでなく、雨粒も取れるんですってね。
もちろん年に数回バリバリになってしまう雪の日も便利そうです。

結構、検索すると皆さん一様にお気に入りのようなので、私も機能部品には目がないので、取り付けてみることにしました。

熱線をプリントしてあるミラーだけで購入するとお安く済みますが、本体ごと安く手に入りましたの、総取っ替えを行います。

まず、いつものドアインナー外しから。
(このあたりはスピーカ交換などの整備手帳をご参考下さい)
R0014984.JPG

ドアミラーに行く配線コネクターを外します。
R0014982.JPG

ミラーの角度調整と、格納為の配線が5本あります。
左の2カ所が空いていますが、車体側のコネクターには配線が来ています。

調べると、共通のアース線と空き線になっているようです。
配線を蛇腹の中を通さないといけないのは面倒だな-と思っていたのでラッキーです。

そもそも、ヒーテッドドアミラーに付いているコネクターにはもちろんヒーターの配線も入っているのですが、いけづなことにノンヒーテッド車とコネクターが違ってプラグオンできないのです。

それぞれのコネクターをこちょこちょして端子を外します。
R0014986.JPG

画像のようにニードルで端子を引っかけている爪をこちょこちょするとスルリと簡単に抜けます。
ちょっとコツが要りますが慣れればどんどん外せます。


で、ヒーテッドドアミラーにノンヒーテッド車のコネクターをトレードして取り付けたらこの部分は完成です。
運転席側はヒーター配線から分岐をして、パイロットランプへ行く配線を付けています。
R0014988.JPG

ドアミラーを外した部分は滅多に見る場所ではないので、綺麗にしておきました。
R0014985.JPG

次にキックパネルの所にあるドアから来る配線をまとめてあるコネクターを外します。

以前に取り付けたアンサーバックの配線取りを行っているので、エレクトロタップが鈴なりだし、コネクターがデカイのでとにかく外すのが大変です。

コネクターとコネクターの間にマイナスドライバーを差し込んでメス側のコネクターがひん曲がりそうですが、グニグニして外します。
これだけで慣れないと1時間コースです。

無事外れたら、通電で確認したら画像のようにヒーター線がドアから来ていますようです。
ここの車体側上流からの配線を切断して、専用回線を割り込ませます。
黒線は太いので嫌な感じがしましたが、切断するとパワーウインドースイッチのコモンアースになっているよで、パワーウインドーが動かなくなってしまいました。(^_^;)
R0014992.JPG

スバルからもらった配線図は何だか全然違うし、よく確認してから切らないと痛い目にあいます。
まさかあのハーネスの塊の中で、他の線と繋いであるなんて思いもしませんわ。

黒線はダメですが、右のグレー線、左の白/赤線は大丈夫のようです。
(運転席側・右と助手席側・左で、配線の位置が異なります)
切断したならギボシ加工をして、プラスの電源まで持って行きます。

R0014993.JPG
この画像は左側の画像です。
右側は黒線を切ってしまって、あせったので写真無しです。

ちなみに左のドアミラーコネクターはこんな感じで、右と大差ありません。
R0014990.JPG

R0014991.JPG


プラス線の配線は図の様に行いました。
Image3.jpg
<追記>配線図が間違えているのに気がつきました。次の[画像の通りスイッチの黒線はプラスでは無くアースへ落とします。
元画像が残っていないので文字で修正しておきます。

スイッチはセンターコンソールのめくら蓋が一つ余っているので、そこへ。
電源もセンターコンソールの20A・サービス電源がとれる所があるのでヒューズを新たに入れなくても良いので好都合です。

ちなみにヒーターの抵抗は12オームくらい。並列なので2.4Aくらい流れることになり35w弱の消費電力になります。

純正装着の場合、リアデフロスターと同時使用の配線なので大した消費電力になってしまいます。

ミラーだけ長い時間使いたいこともあるので、この配線はそういう点でもメリットがあると思います。
もちろんキーオフで電源カットも出来ますしね。


スイッチはエーモンのロッカスイッチNo,1290です。
LED付きで、10A流せるのでリレーも不要です。
R0014971.JPG

LEDはON時点灯の配線をしましたが、場所的に目に入らないのであまり意味がないようです。

めくら蓋の加工は、ドリルで穴をあけてヤスリで地道にスイッチが入る丁度いい大きさの四角い穴をあけます。
R0014994.JPG

こんな感じに綺麗におさまりました。
R0015014.JPG

尚、手に入れたミラーはスパークシルバーで色が違うので(見た目はほとんどわからない)、ミラーカバーを交換します。

カバーはミラー外して、中から爪を押して外します。
結構強引に外から内にめくるように剥がします。
R0015004.JPG

ミラーの外し方は、各車同じようですがミラーをめいっぱい上に上げて内装剥がしで下の爪を外したら、今度はミラーをめいっぱい下向きにして上にめくるようにして外します。
最初、ミラーをめいっぱい下向きにする情報がなかったので、うまく回転できずに剥がすのに苦労しました。


こちらは、スイッチのLEDが見にくいので、消し忘れ防止のために取り付けたドアミラーベゼルのLEDです。
R0014997.JPG
ここなら絶対付けていることを忘れることはないでしょう。
昼点灯のことを考えて、高輝度の赤色です。


センターコンソールの配線はこんな感じになっています。
R0015000.JPG

R0015002.JPG
もうぐちゃぐちゃでわからないですね。

サービスコンセントは平端子をコネクターに突っ込めば接続出来るのですが、よく考えるとマイナスの端子を間違えて+へ差してしまうといっかんの終わりなので、コネクターを切って、新しい2極の接続コネクターにしてあります。


ミラーの完成の図です。
R0015012.JPG

ヒーテッドドアミラーだけあって、パイロットランプが追加されただけで、見た目は何ら変化がなく苦労の割にはちょっと寂しいです。

苦労と言えば、最終確認でプツンと言ってヒューズが飛びました。
原因を探っていくと、右側のプラス線が短絡しており、またコネクターの配線を読み間違えたのかとあせりまくりましたが、原因はパイロットランプ用の配線がちゃんと収縮チューブで絶縁してあるのに通電してしまっているようでした。

チューブを剥がすとなぜか直ったのですが、原因がわからず何か気持ちが悪いです。


最後に紹介ですが、今回、総取っ替えなので新しいミラーにも取り付け部分を光沢塗装しています。
R0015007.JPG

R0015013.JPG

今風に言うと、ピアノブラック!?

純正のままですと、この部分がすぐに白くなって見栄えが悪いんですよね。
前回のは最近剥げてきたので、今回はちゃんとサフで下地処理して(プラモデル用ですが・・・)、GXのウイノーブラックを拭いて、仕上げは初挑戦の2液ウレタンクリアーを使用しています。

ウレタンの割には少々ゆず肌になって完全な鏡面には出来ませんでしたが、それなりのグロス感でしょうか。

ヒーターが付いても雨対策のひさしも、旧ミラーから移植してあります。

[2010/10/10追記]
 磨き傷もあったので、ゆず肌を磨き直しました。
 手を抜かず耐水ペーパーで水削ぎ、#1000>#1200>#1500>#2000、それからいつものコンパウンド、荒>中>液体です。

 ゆず肌はなくなりましたけど、それほど劇的には光沢は変わりませんでした。
R0015052.JPG





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Last updated  2013.12.22 13:53:32
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