剣道場での日々

剣道場での日々

剣道部で得たもの

中3 中学剣道場

中学の部活動というのは
人生で初めて
「先輩」と言う存在を持つ場でもあります。
小学生で
上級生を「先輩」とは呼ばないですよね。
先輩というのはあくまでもただの上級生ではないわけです。
先輩は絶対的な自分にとっての「上」の存在であって
その関係がほぼ永久的です。
たとえ卒業したり、引退しても
永遠に「先輩」って存在に違いないんですね。
その先輩から
後輩はいろんなことを吸収するんです。
いいことも、悪いことも。

娘の中学は前述したとおり
超コンパクト。
全ての生徒が同じ町内みたいな
小学校からの顔なじみのオンパレード。
だから先輩後輩って関係も
マンモス中学より薄いのですが
剣道部はきちんと礼儀を教わりました。
先輩を目指し、後輩を育てるって環境です。
昔ならそれが当たり前ですが
卓球部に入った二女は
それが身につきませんでしたから
やはり剣道は礼儀を習得するのに
とても良かったのだと今でも実感しています。

「きちんとしてる」と言われる度に
娘自身も
剣道やってたおかげだと感じるといいます。
大きな声で挨拶する。
きちんと精神統一する習慣。
剣道で培われたそれらを
今後も折に触れてありがたく感じると思います。

きっと武道系の運動部には
そういう体質はきちんとあるのでしょうが
娘の中学にはもうひとつ
弓道部がありましたが
剣道ほど厳しくないかったと言います。


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