暇な人、よっトイレ~♪

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流浪詩人


最近、ラーメン屋さんで有名な三頭火
若い人はラーメン屋さんの屋号と思うかもなあ

流浪の詩人・・・吟遊詩人
その評価は正しいけど正しくない
要は、敗北者の一人・・・かな?
確かに詞そのものは評価されるかもしれない
でも、人生の破綻者であることも確か

考えても欲しい
自分の旦那が40代になって
おれは自由が欲しい
会社も辞める・家族も捨てる
勝手気ままに自分らしく生きたい
そんな宣言をして家を出る
それで許されるだろうか?

子供・妻を振り捨てて
自分は托鉢僧姿で各地を転々する
それは社会の落伍者にしかならない

人間は誰でもドロップアウトを夢見る
今の環境を捨て、自分らしく生きたい
確かにそうだよなあ
でも、それは責任の回避でもある

自分たちに出来ないことをしている
それが彼を庇護する人間達の本音じゃ無いのか?
彼を庇護することによって自分の生活から少しでも逃れる
その心が無ければ、あそこまで庇護出来ないだろう
彼は、その心を知りつつ・・・その心に甘えている
そこが、彼を評価出来ない部分

概して、繊細な芸術家はこの様な事をする
萩原朔太郎しかり、石川啄木しかり
でも、種田山頭火の場合
少し違う気がする

まあ、僕の独りよがりかな?
残された奥さんや子供は、可哀想だと思う




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