新しいクラスになり、レベルも一個ずつ上がりました。仲の良い人や、初めて一緒のクラスになる人もいて楽しみなのと不安なのとが入り混じっていた。 ちょうどこの秋のクオーターで笑える出来事があった。のちにわたしの彼氏となる変人彼氏(笑)と仲良くなったのだ。
わたしは意見を言うのが苦手だった。レベルが上がってくると、しゃべれて当たり前になってくる。わたしはしゃべれない方だったので苦労した。成績も危なくて、先生にもよく注意を受けた。わたしは意見を求められても意見がないという状態だった。アメリカ人が好きな「~についてどう思う?」は、わたしにとっては「どうでもいい。関係ない」でしかなかった。なぜ意見を求めるのかもよく分からなかった。幼かった。
スーザン(ホストマザー)曰く、「成績が危なかったら、先生に言って特別に課題をもらいなさい。そうしたら、きっと大丈夫よ!」と。というわけで、課題をもらう・・なんてことはせず毎日先生に「Can I pass??」としつこく聞き、どうしてもこのクオーターをパスしないとダメなことをアピールした(笑)
その変人彼氏との出会いは・・・彼は期末テストをうけ忘れたのです。正確に言うと時間を間違えたのだった。テスト時間が変更されたことを彼は聞き逃していたのだ。テストが終わってから彼にテストが終わったことを伝えたら、激しく焦ってた。わたしは「やっぱり変人だ」と思っただけで恋にも落ちずその次の日に日本へ一時帰国しました。
彼からメールが来て、「テストのこと教えてくれてありがとう。テストは先生に交渉したら、受けさせてもらえた。成績もA-だった。」と自慢か?とも思わせるメールがきた。わたしは「C-」だったっていうのに(涙)「D」だったら落ちてたっていうとこなのに、テスト受け忘れた人の方が成績いいのはナゼ?!(笑)
このテスト受け忘れ事件から仲良くなったわけです。わたしが約1ヶ月間日本に帰国している間、彼は毎日メールをくれた。その日あったことや、彼自身のことなど、びっしり書いて。わたしもちゃんとそれに答えて、毎日メールを返してました。今思えば真剣だったんだなぁとほほえましく思う。
つづく・・・