好きなスワローズ選手(その3)

その3は印象に残ってる外国人選手の紹介をします。通算成績に関してはほとんどが退団してしまった選手ばかりなので割愛します。

○テリーブロス投手1995年入団(1995年日本シリーズ優秀選手)
来日して開幕巨人戦の第3戦に抜擢、5イニングスを1点に抑えてまずは先発合格、その後は一時調子を崩すもののその年は巨人戦ではノーヒットノーランを演じるという、1995年の日本一の大貢献者+巨人キラーの投手でした。背の高い彼のボールはMax150キロのストレートが武器で、しかも角度のあるボールなのでさらに打ちづらいはずなんですけども、成績がよかったのはこの年だけ。以降はボールはいいはずなのに打たれるという姿も見られました。1998年から西武に移籍するも1999年に退団、現在は日本に来る外国人選手の代理人をしているそうです。オモシロキャラな選手でもありました。

○デュエインホージー選手1997年入団(1997年ホームラン王)
来日当初はこの外国人選手は使えるのか?というくらい野村監督に酷評されていましたが、何とホームラン王を獲得してしまうという離れ業をやってのけた選手です。日本シリーズは不調ながらも第2戦ではグリップエンド打法、第4戦では止めたバットでダメ押しタイムリーヒットを放つなど、とにかく何かをしてくれる選手でした。1998年はケガ、不調に悩まされて自由契約、帰国しています。ヘルメットにプリクラを大量に貼りまくる陽気な選手でした。

○ジャックハウエル選手1992年入団
おそらくスワローズでは1,2を争う最強助っ人ではないでしょうか?サヨナラホームラン5本を放つ勝負強さ、打率も常に3割以上を残す、打点も挙げる。守備以外では頼りがいのある選手でしたが、1994年に不振を極めて退団、巨人に移籍も家族の事情から途中帰国してしまうという。案外スワローズって外国人選手の見切り方が上手なのかも。1995年に彼がスワローズにいたら日本一になれなかった可能性大でしたから。

○トーマスオマリー選手1995年入団(1995年日本シリーズMVP)
元々は阪神タイガースにいた選手ですが、1994年に長打力が無いとされて解雇(年俸の折り合いの兼ね合いもあったそうですが)1995年にスワローズに入団してからは狭い神宮球場にも助けられて来日初の30本塁打を記録。打率は毎年3割は残す、どちらかというとアベレージヒッターという印象がありました。敵の頃はにっくき赤鬼、でもいざ味方につくと頼れる4番打者でした。日本シリーズでは打率5割、2本塁打の大活躍でした。現在は阪神タイガースのコーチです。

○アレックスラミレス選手2001年入団現在も在籍
アイーン、ゲッツでおなじみの選手です。来日から2年目までは長打はあるものの確実性に欠け、よく解雇されなかったなといった感じでした。とにかく三振が多いって印象だったんですけども、今年4番を任されたんですが、オープン戦を見た限りではこれはダメかな?と思っていました。しかしいざ本番では現在打点王、ホームラン王争いでも1本差、打率ランキングもベスト5に顔を出すなどの大活躍です。地位が人を造るとは現シダックスの野村監督の名言ですけども、まさにその通りの活躍です。ちなみに野村監督がラミレス選手が入団した手の頃にペナントが始まる前に「いい外国人選手を取った」と言っていましたけども、まさにその通り、明るい性格でチームメイトにも、ファンにも愛される選手です。



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