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2006/09/13

長き年月を祈りに変えて（ケディ復帰速報に寄せて）

カテゴリ：ケディ・ティン（Keddy）

　…恐らく、間違いはないようですね。
　昨日、このブログの訪問者さんが以下の情報を下さいました。

中国系ベッキーになるか!　ブラックビスケッツのケディ・ティンが日本で再活動!!

　そして、次のURLも検索によりひっかかりました。
http://blog.linkus.jp/afi/archives/2006/08/post_116.html

　勿論、当サイトの性質上、公式発表（事務所HPでの記載、もしくはTV出演の決定）を待つべきだと思ったのですが。
　……ごめんなさい、待てませんでした。

　もう、ここまで文章を打ち込んだ時点で、涙ぐんでたりします（←素面でこの反応です）。
（当管理人、女ですよ。　普通にSMAPが好きだったりする、ノーマルですよ。
　情報を受けてから、もう数日立ってるんですよ。
　それなのに、なんで泣いちゃうんだろ、私!?）

　サイトを上げての本格的なお祝いはまた、公式発表を受けてからにしますね。
　今は、復帰を受けての今の気持ちを綴らせていただきます。

　本当に、本当に長かったなぁ…。

　『国境は、芸能情報の断絶線（チョーキングポイント）』とか。
　『敵は他の芸能人じゃない。政治だ』とか。

　これらは私がチョナンカンについて言及する時にしょっちゅう言っている言葉です。
　でも、本当は、ケディに対して言っていたのかもしれませんね。

　まだ、韓国の情報なら、あちらがIT大国だけあって、入りやすい。
　チョナンやチェヨンのレベルなら、朝鮮日報に大々的に取り上げられたりする。

　だけど、ケディの情報は、この一年半、まったくと言っていいほど、入らなかったんです。
　なんとか、他のファンの方が集めてくださった情報を覗かせていただいた（皆様、本当に感謝しています）けれど、それも僅か。
　中国で芸能活動をしていることは分かったけれど、逆に『なんで、日本では中国のテレビが映らない！』と悔しくなってしまったり。

　リアルタイムでの情報が無いことが、これほどに苦しいことだとは思わなかった。

　動く彼女を最後に見たのは、『藤井フミヤのワンダーシティー上海探検』（テレビ朝日系；2003年）。
　その放送直前に起こったのが『SARS』の流行ですよ。このおかげで、放送が遅れたんです。無事に放送されるまで、ヤキモキしましたっけ。

　2004年には東京ローカルの『究極癒し戦隊「ヴィーナスエンジェル」』（テレビ東京；2004年1月～3月）に出ているのを、ファンの方のレポで追っかけていたんです。
　この頃から、モンドラナ（前・所属事務所。日テレの子会社）は会社を畳む準備をしてたのかもしれません。ファンタイムという事務所と提携して、お仕事をしていたんですよね。

　そして中国でも芸能活動を始めました。
　その頃は『いつ帰って来てくれるかな？』なんて思っていました。

　2005年4月、中国での反日テロ開始です。
　事件に対する政治的な解釈については、あえて省かせていただきます。
　ただ、彼女の復帰に対しては逆風だったと、推測します。
　当時はケディとチェヨンの日本復帰、チョナンの韓国活動への影響を考えるとブルーになりました。

　でも、それでもケディはその間に『日本文化の紹介番組』などでお仕事をしていたり、頑張っていたんです。
　その気持ちがとにかく嬉しかった。
　あのときに書いた小説が "BIRTHDAY" with Keddy です。
　当時の私の嬉しさや思いは、この小説の中に全部篭めています。

　この後、日本での活動基盤である所属事務所、モンドラナが潰れます。
　ケディは単身で芸能活動を余儀なくされることになります。
　これが、彼女の日本復帰を遅らせる最大の出来事だったと推察します。

　そして、モンドラナが潰れることで、私たちファンとケディとの交流の接点も無くなったのです。

　彼女を日本のブラウン管で見ることができなくなって、二年半。
　ファンが寂しがっている間にも、ケディの努力はずっとずっと続いていたはず。
　せめて、その努力を共有したかった。それはファンの我侭かもしれないけれど。

　その手段がまったく無いことは、本当に哀しかった。
　私にできるのは、それこそ『チョナンカン』や『西遊記』などを見て、事ある毎にケディを連想し、思い出すぐらいでした。

　でも、ようやく、再来日してくれるんですよね。

　今は期待がとにかく膨らみ続けるけれど。
　ただ、願うのは。

　ケディの笑顔をもう一度、日本のTVで見たい。
　そして伝えたい。

　ここに、待っているファンが、ちゃんといることを。