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2011年04月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
行政よりの委託で実施している「胃がん健診」を、当院では今年から実施しないことにした。いわゆる『胃のバリウム検査』です。この検査に使うバリウムは、納品が30個単位、少なくしてもらっても10個単位ですが、最近では胃がん健診を「胃カメラ」で検査する患者さんが多く(もちろん有料ですが)バリウムが在庫で残ることが多く、消費期限をすぎたものは廃棄しないといけません。最近では2、3ヶ月に1回くらいしかバリウムを使った検査の希望者がなく、又、検査に必要な検査機器である透視台を設置している医療機関も少なくなり、機器や薬品のランニングコストを考えると、経営的にもマイナス面が多くなっているのでしょう。当院では透視台を造影検査や骨折の整復に使っているので、機器の需要は他にもあり、設備的に無駄は少ないのですが、「胃がん健診」を受けにこられる方々が健診の結果に対してあまりにも安易に考えておられるケースが多く、結果の説明も真剣に聞いてもらえないことが多いのに困っています。結果も「異常なし」または「要精密検査」の2種類しかなく、「要精密検査」まではいかなくても、少し注意しておく必要があるなどの、グレーゾーンの表現がなく、結果の説明で一生懸命説明しても、患者さんは「一応異常なし」といわれると「限りなく良い方向へ」受け取られることが多く、あとでトラブルの原因になることが多々あります。そんなせいもあるのか近隣の医療機関でも実施医療機関の欄が×になっているところが多いことに驚きました。北九州市のがん検診の受診者は3割にも満たないとか、せっかく行政でいろいろな良いサービスがあっても、市民の皆さんの受け止め方がどのようなものかも問題。





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最終更新日  2011年04月28日 22時52分29秒
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