PR
カレンダー
さいきん“おもてなし”って言葉があちこちで頻繁にきかれる。
先日、某提携している会社から「おもてなしについてのアンケート」が送られてきた。
つまり提携している所からお客様が来られると、早めのチェックインや遅めのチェックアウト、空室があれば部屋のアップグレードや飲食物の提供をしてくれというものだ。
それって特典とかプレゼントとか割引じゃないか!・・・と思って、連絡先に電話をかけた。担当者に「おもてなしってなに?」と聞いた。
結局“おもてなし”とは何かという事を答えられなかった。
おもてなしは誰でもができるモノではないと僕は考える。サービスと違うという意味で
経験や洞察力、相手の立場がわかる等など、その様な素養があって初めて出来るものだと思う。一般的なサービスとは違うと思うのだ。
どちらにしても気安く使われると、今の日本人がよくつかうサービス・・・本来のサービスとディスカウントが混同しているような事態に、将来なってしまうのではないかと危惧している。
“おもてなし”は決して日本だけのものではないと思う。
もう25年前の事になるが、アメリカのフィアデルフィアでジャパニーズ・デザイン展が開催された。その時綿貫先生のカバン持ちで同行した事がある。
生まれて初めてファーストクラスに乗せてもらった。
ファーストクラスのサービスだったか覚えていないのは、興奮していたのか、たいしたことが無かったのかよくわからない。
客室アテンダントは決して美人ではなく体格がすごく大きかったのは覚えている。(笑い)

「ここのホテルは大きくないけれど、サービスが良いとアメリカで評判なのよ!」といわれ石造りのホテルに入った。
ロビーの中央にジャングルの様に草木が植えられていた。
「造花じゃない所がすごいのよ」・・・といわれても、格式は感じられるけれど、そんなに感激はしなかった。
朝、ランニングをする事にした。
知らない土地に行った時はホテルで地図をもらって走るのは好きだ。
それで地理や街の雰囲気が良くわかる。最近は走らないで散歩だけど・・・
ホテルの裏手は公園になっていて、公園の奥は、フィアデルフィア美術館になっている。ここでジャパニーズデザイン展が開催される。

ここは映画のロッキーが黒人のチャンピオンと戦う時に練習でかけ上り、ファイティングポーズをとった場所だ。


裏手はボートハウスになっていて、朝早くからボートの練習をしていた。
ぐるりと回ってホテルに帰って来た。
入り口で立っている黒人のドアマンが僕を止めた!
・・・・何か問題はあるのか!?
すると風除室の所にある扉を開けて、中から水とバスタオルを取りだし、僕にくれた。
朝ランニングをした人への気遣いだ。
もちろん頂いた水はタダで、部屋の冷蔵庫にも同じ水が入っているが、けっこうな値段をしていたのを確認した。
走れば汗をかくし喉も渇く。これはおもてなしだと僕は思う。
それで僕はフォーシーズンホテルが頭にインプットされた。
東京駅の近くのフォーシーズンに泊まった事がある。フィアデルフィアと違って近代的でカッコ良いホテルだ。
朝、かみさんを置いて朝食を食べに外へ出た。
ぼくは朝はご飯党なのでホテルの朝食は嫌だから・・・・
帰ってくると、朝の散歩だと思ったのか、1階の所でやはり水とタオルをくれた。
世界中のフォーシーズンで同様のもてなしをしているのだなあと思った。
話は変わるが、御所坊の玄関に番傘を置くスペースを設けていた。

有馬温泉で温泉街用の傘をつくった事により、番傘を使う事がなくなった。
そこで朝の散歩の方への水のサービスを行いたいと、写真のように番傘置き場を改装した。
ハードは出来たが、肝心の散策マップがない。そして差し上げたい水がない。有馬の水が欲しいと思った最初の出来事だ。
しかし今、有馬の水が出来た。
そして朝の温泉の泉源散歩のツアーも開催できるようになった。
ちょうど良いきっかけ、寒い季節だが今年最後の企画として始めたいと思う。

それと、おもてなしの例を語るのに風呂上がりのシーンを引用している。
湯上り処の湯茶器が故障し寿命だ。
入れ替えるより別のおもてなしを感じてもらえるような改装を加えたいと考えた。
これが2013年の最初のブラッシュ・アップにしたい。
台湾の大ヒット映画の主演者が有馬温泉を… 2014.12.07
あっと! 驚く事間違いなし 「神戸ステ… 2014.11.15
ブログを整理したいと考えています。 2014.08.15