詩篇 第 23 編/主はわが牧者なり



          ―詩篇 第 23 編― ダビデの詩

          主はわが牧者なり
            われ乏しきことあらじ
          主はわれをみどりの野にふさせ
            いこいの汀にともないたもう
          主はわが魂を活かし
           御名のゆえもて、我を正しき道にみちびきたもう
          たといわれ死のかげの谷をあゆむとも
           わざわいをおそれじ
          なんじ我と共にいませばなり
           なんじの笞、なんじの杖、われをなぐさむ
          汝、わが仇のまえに
           わがために宴をもうけ
          わが頭に油を注ぎたもう
           わが酒杯はあふるるばかりなり
          わが世にあらんかぎりは、かならず恵みと哀れみと我にそいきたらん
           われはとこしえに主の宮に住まん

          ―詩篇23篇―

          主は私の羊飼い
          私は、乏しいことがありません

          主は私を緑の牧場に伏せさせ、
          いこいの水のほとりに伴われます

          主は私のたましいを生き返らせ、
          御名のために、私を義の道に導かれます

          たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても
          わたしはわざわいを恐れません
          あなたがともにおられますから

          あなたのむちとあなたの杖

          それが私の慰めです

          私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、
          私の頭に油を注いでくださいます

          私の杯はあふれています

          まことに、わたしのいのちの日のかぎり、
          いつくしみと恵みとが、私を追ってくるでしょう

          私はいつまでも、主の家に住まいましょう

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