★永遠の妖精 オードリー・ヘップバーン

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      ★永遠の妖精 オードリー・ヘップバーン


          私が初めて見たオードリーの映画は“ローマの休日”だった。

          オードリーの気品に満ちた姿、かわいらいさに、ただもう、うっとり。

          心に残るシーンはやっぱり、ラストシーンかな。

          グレゴリ・ペックが演じるジョー・ブラッドリーとオードリーのアン王女が

      見詰めあう目、その表情から台詞がなくても二人の思いがグッと伝わってくる。

      映画シナリオより

      CORRESPONDENT:
      “Which of the cities visited did Your Highness enjoy the most? ”
      (Ann pauses as she looks at Joe. )

      GENERAL: [quietly, prompting her]“ Each in its own way... ”

      ANN:
      “ Each in its own way was...unforgettable. It would be difficult to-
      [she stops, then her face softens]. Rome; by all means, Rome.
      [The press stirs, muttering to themselves quietly. She turns to look at Joe]
      I will cherish my visit here, in memory, as long as I live.”



          宮殿で行われた記者会見で

          記者    『最も印象に残った訪問地は?』

          アン王女  『いずこも・・・

                 いずこも忘れがたく、決めるのは困難・・・

                 ローマです。

                 もちろんローマです。

                 今回の訪問は永遠の思い出となるでしょう。』と答えたシ―ンですう。

          その時のアン王女を見つめるブラッドレーの目、そして一番最後シーン記者達もいなくなり王女が立ち去った方
         を見つめるブラッドレー。

          このシーンも最高にイイ!!

      ★『オードリーのあまりの素晴らしさに涙が出たわ』これは「ローマの休日」を見たイングリット・バークマンの言葉です。

      彼女はこの映画を見終えた後、感動の涙を流しながらこう語ったと言われています。

      当時、イングリット・バークマンは、映画監督のロベルト・ロッセリーニと共にイタリアで暮らしていた。

      大女優、イングリット・バークマンの感激の涙のニュースはニューヨークにいたオード-リーに伝えられた。

      オードリーはその賛辞に感激したとか。

      ★この映画は製作費の3分の一を日本だけで回収、日本では「ローマの休日」が「風と共に去りぬ」をしのいでいまだに

      あらゆる時代を通じて最も人気の高い映画である。








      以下Audrey Hepburn(Barry・Paris 永井淳訳)より引用

          オードリーは、亡くなる年のクリスマス・イブに、
      Sam Levenson サム・レヴソンの詩集『時の試練をへた人生の知恵』
      から、
          ニ人の息子のショーンとルカに読み聞かせた。

            美しい唇のためには、親切な言葉を話すこと。

            美しい目のためには、他人の美点を探すこと。

            スリムな体型のためには、おなかを空かした人に食物を分けてやること。

            美しい髪のためには、一日に一度子供の指で梳いてもらうこと。

            バランスのためには、決して自分一人で歩くことはないと知って歩くと・・・・

            人間は、物以上に修復され、更新され、生きかえらされ、

            再利用され、改善されなければならない。

            何人をの決して見捨てては、ならない。

            助けてくれる手が必要ならば、自分の腕の先にその手があることを忘れるな。

            年をとれば、きみは二本の手を持ってることに気づくだろう。

            自分自身を助ける手と、他人を助ける手と。




      読み聞かせた後、オードリーは二人の息子達に「私がつくりだした最大の宝物だ、あなたたちは」といって詩集を置いた。
      以下は原文です。 

      For attractive lips, speak words of kindness.

      For lovely eyes, seek out the good in people.

      For a slim figure, share your food with the hungry.

      For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day.

      For poise, walk with the knowledge you’ll never walk alone ...

      People, even more than things, have to be restored, renewed, revived,

      reclaimed and redeemed and redeemed ...

      Never throw out anybody.

      Remember, if you ever need a helping hand,

      you’ll find one at the end of your arm.

      As you grow older you will discover that you have two hands.

      One for helping yourself, the other for helping others.


      ★ローマの休日


      今年(2003年)はローマの休日が製作されて50周年またオードリーが亡くなって10年を迎え

      それを記念して、デジタル・ニューマスター版が、テアトルタイムズスクエア(新宿)、テアトル梅田など全国で上映予定です。

      製作: ウィリアム・ワイラー

      監督:ウイリアム・ワイラー

      出演:オードリー・ヘップバーン(アン王女)

         グレゴリー・ペック(ブラッドレー)

         エディ・アルバート(ラトビッチ)

      第26回アカデミー賞 最優秀主演女優賞・最優秀脚本賞・最優秀衣装デザイン賞受賞

      1954年イギリスアカデミー賞最優秀主演女優賞受賞

      1954年ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞受賞


      ★オードリー・ヘップバーン


      生年月日  1929年5月4日

      出生地   ベルギー・ブリュッセル

      死亡    1993年1月20日、癌のためスイスで逝去、享年63歳


      ★作品



              1948年   7日間のオランダ語

              1951年   天国の笑い声

              1951年   若気のいたり

              1951年   ラヴェンダーヒル一味

              1951年   若妻物語

              1952年   モンテカルロへ行こう

              1952年   初恋

              1953年   ローマの休日

              1953年   麗しのサブリナ

              1956年   戦争と平和

              1957年   パリの恋人

              1957年   昼下がりの情事

              1959年   尼僧物語

              1959年   緑の館

              1960年   許されざる者

              1961年   ティファニーで朝食を

              1961年   噂の二人

              1963年   シャレード

              1964年   パリで一緒に

              1964年   マイ・フェア・レディ

              1966年   おしゃれ泥棒

              1967年   いつも二人で

              1967年   暗くなるまで待って

              1976年   ロビンとマリアン

              1979年   華麗なる相続人

              1981年   ニューヨークの恋人たち

              1986年   おしゃれ泥棒2

              1989年   オールウェイズ

              1993年   想い出

              1993年   オードリー・ヘップバーンの庭園紀行






      ★ 「七日間のオランダ語」旅行記録映画、75分オリジナル版では、役名は「オードリー」と実名のままでKMLスチュワーデス役、
      オランダ語だけどオードリーが初めて話す声を聞ける。

      ★ 「天国の笑い声」93分、では短い黒いドレスに白いエプロン姿のタバコ売り娘の役台詞は「ハロー タバコはいかが?」

      ★ 「若気のいたり」78分、喜劇映画でホテルの案内係(クレジットに名前ののらないエキストラ)でセリフは「おはようございます。
      リージェンシーホテルです。」この役を演じたけれどカットされた。

      ★ 「若妻物語」75分、タイピスト役

      ★ 「ラベンダー・ヒル一味」セリフは「まあ、なんて親切なの」余談だけれどこの作品の端役でロバート・ショーがデビュー。

      ★ 「初恋」(秘密の人々)バレリーナ役、オードリーの素晴らしいバレエ・シーンを見るとが出来る
      これまで端役ばかりだったが初めてイギリスの代表的な監督の大作で重要な役を演じた。





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