★At The Rainbow Brig







      ―AT THE RAINBOW BRIDGE―

      There is a bridge connecting Heaven and Earth.
      It is called the Rainbow Bridge because of its many colors.
      Just this side of the Rainbow Bridge,
      there is a land of meadows, hills and valleys with lush green grass.
      When a beloved pet dies, the pet goes to this place.
      There is always food and water and warm Spring weather.
      Those old and frail animals are young again.
      Those who have been maimed are made whole again.
      They play all day with each other.

      Some of them here by the Bridge are different.
      These pets were beaten, starved, tortured, and unloved.
      They watch wistfully as their friends leave one by one,
      to cross the bridge with their special person.
      For them there is no one, no special one.
      Their time on earth did not give them one.

      But one day, as they run and play,
      they notice someone standing by the road to the bridge.
      This person wistfully watches the reunions of friends,
      for during life, this person had no pet.
      This person was beaten, starved, tortured, and unloved.

      Standing there alone, one of the unloved pets approaches,
      curious as to why this one is alone.
      And as the unloved pet and the unloved person get nearer to each other,
      a miracle occurs,
      for these are the ones who were meant to be together,
      the special person and the beloved pet
      who never had the chance to meet while on Earth.
      Finally, now, at the edge of the Rainbow Bridge,
      their souls meet, the pain and the sorrow disappears,
      and two friends are together.

      They cross the Rainbow Bridge together, never again to be separated.

      (Anonymous)




      ―虹の橋のたもと―

      天国とこの世を結ぶ橋がある。

      その橋は、様々な色合いから『虹の橋』と呼ばれている。
      『虹の橋』の一歩手前には草地や丘、青々とした緑あふれる谷がある。
      大切なペットは、死ぬとその場所へ行く。
      そこにはいつも食べ物と水があり、気候はいつも暖かい春のようだ。

      歳をとって、からだが弱っていたものは、ここへ来て若さを取り戻し、
      からだが不自由になっていたものは、元どおりの姿になる。
      そして一日中いっしょになって遊んだりしている。
      橋のそばには、様子が異なるものもいる。

      疲れ果て、飢え、苦しみ、誰にも愛されなかった動物たちだ。
      他の動物たちが一匹また一匹と、
      それぞれの特別なだれかといっしょに橋を渡っていくのを
      ものほしそうに眺めている。

      彼らには特別なだれかなどいない。
      生きている間、そんな人間はだれひとり現れなかった。
      しかし、ある日、動物たちが走ったり遊んだりしていると、
      橋への道のかたわらにだれかが立っているのに気づく。
      彼はそこに繰り広げられている友の再会をものほしそうに眺めている。

      生ある間、彼はペットと暮らしたことがなかった。
      彼は疲れ果て、飢え、苦しみ、だれにも愛されなかったのだ。
      そんな彼がポツンと立っていると
      愛されたことがない動物が
      どうして一人ぼっちなのだろう、と近づいてくる。

      すると、不思議。
      愛されたことがない動物と愛されたことがない人間が
      互いに近づくにつれ、奇跡が起こる。
      なぜなら、彼らは一緒になるべくして生まれたからだ。
      この世では決してめぐりあえなかった特別なだれかと大切なペットとして。
      今、やっと『虹の橋』のたもとで彼らの魂は出会い、
      痛みや悲しみは消え、友はいっしょになる。

      そして、いっしょに『虹の橋』をわたり、もう二度と別れることはない。

      (作者不明)







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