グリザベラの館

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ボランティア冥利



 今日の午後、病院ボランティアをされてる方対象の

医学講座があり参加してきた。↑の病院のY先生による

『感染症について』伺ってきた。大まかに分けると

1.SARS(新型肺炎)について

2.風邪について

3.結核について

4.肺炎と胃薬について

の4点だ。もしも聞き違いなどで間違いがあったら

ごめんなさい!

1.SARS(新型肺炎)について

潜伏期間は2~7日。1期から3期がある。

1期は38度以上の発熱・咳・筋肉痛

2期は下痢・呼吸困難・低酸素、一番感染しやすい

3期は呼吸困難か症状が治まる


SARSにかかった妊婦さんは助からない方が多いが

新生児は助かる。

SARSかも知れないと思ったらまずは保健所に連絡を

入れ保健所の指示に従うこと。保健所が指定する病

院へ行くこと。もしもこの手続きをせず直接病院に

来てしまうと、術後まもない入院患者や透析患者や

外来患者といった免疫力低下している方に一気に

感染してしまうので要注意!絶対にしてはいけない!



2.風邪について

うがいよりも手洗いの方が大事!

医療従事者は床や壁よりも

診察室のドアノブや椅子やベッドなどをきれいにする

ちょっと表現がヘンですね...

ウィルスは手から感染することが多いからだそうです。

あと昔の間違った風邪の治療法...

『できるだけ暖めて冷たいものを与えないで

入浴(シャワー)は問題外…』

↑今はすべて逆の考え方で、アメリカでは随分と前から

シャワーを浴びてもいいという指針が出ていたらしい。



3.結核について

微熱や咳が2週間以上続いたら疑う。高齢化が進んでいく

と増加する病気。空気感染(ちなみに結核以外では水疱瘡

とはしか)。飛沫感染は水分を含んでいるので近くしか感

染しないが、その水分が蒸発して菌だけになり軽くなり広

い範囲で感染する(=空気感染)



4.肺炎と胃薬

胃にはPH2以下(正常値)の胃酸が存在する。胃酸は菌を

やっつける働きがある。なので胃薬を飲用すると酸の働き

を弱くし、菌が強くなり肺炎になりやすい。胃薬を飲用す

るのならどんなお薬か表示を見てからにすること。おすす

めはスクラルファート剤なんだそうだ。




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