バンディット1250Fをカスタムするブログ

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2024.02.23
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◆​​デザイン
私はフルカウル車が一番好きなので、バンディット1250Fもデザイン的にはかなり好きです。
GSX-R風のフロントカウルやタンク周り、足をプロテクションするロアーカウル周りは普通にカッコいい!
フレームをはじめとして全体的にブラックで統一された各パーツ、主にサイドカバーやフロントフォーク、ホイールにエンジン周りはキリッとした雰囲気が出て良いです。
よく言われる巨大なマフラーも、太さも迫力があり、悪くないと思います。形状もオーバルになっていてなかなかカッコいい。
・・・だけど・・・
デザインがフロント周りに集中したボリュームなので、頭でっかちに見え、角度によっては「!?」な印象もあります。
また、メーターパネルはスポーティーでかっこ良いのですが、ボリューミーなフロントに対してこじんまりとしていて、メーターパネルの周りには何も無いプラスチックカバーが広がっており、チグハグ感が強いです。

【こじんまりとしたメーターパネルの左右に広がる無空間】


なので、個々のパーツやデザインは悪くないのですが、組み合わせが悪く、ところどころ不満がある感じです。
カウル類もぶ厚く、塗装が光沢感やラメも無くみすぼらしい感じ。この辺がコストダウンバイクと言われる由来と感じます。それが影響して、やっぱり安っぽい印象です。
「コストダウンをして安く提供する」というスズキの志向は非難はしませんが、趣味性の強い大型バイクはコストダウンより見栄えのするバイクである方が、支持を得られる気はします。
それとどうしても理解出来ない点が一つ!
初期型のバンディット1250Fはフロントフェンダーの左右にABSステッカーが貼られてますが、2年目以降はフロントフェンダーの真ん中に一枚だけ貼られてるのですよ・・・

【どーんと真ん中に貼られているABSステッカー】


デザイン的にはあまりにもカッコ悪いです。そんな部分を削減したところで、何円の利益になるんでしょうかね?むしろ、ユーザーのがっかりポイントにつながるだけだと思いますが・・・
私は速攻でこの一枚だけのABSステッカーを剥がし、フェンダーの左右に貼りました(汎用品ですが)
といったところで、全体的なデザインは悪くないです。だけどチグハグ感がすごくて満足度は低いですね。変えられるところは徐々に変えていって、今に至ってる感じです。
 ☆評価 ・・・ 3.5点(1点単位だけど3以上4未満の感じで)

◆性能、機能
低速からトルクがあり、アイドリング発進も余裕です。発進からスロットルをひねることはないので、他のバイクに乗るとエンストしそうになるほど、発進は楽です。ややガサツな感じのするエンジンは、ある程度の鼓動を感じることができます。
他方で、スロットルを一捻りすると豪快な加速をし、大型らしいパワー感に満ち溢れています。ただし、純正は7,150回転でパワーが絞られており、そこから先は回るだけです。
そのリミッターは下道では感じませんが、高速道路で一速フル加速をするとその範囲に該当するので、感じることができます。国内仕様なので仕方ないですが、パワーの絞りは残念な部分ではありました。ちなみに回転リミッターecuチューニング等で解消できます。
ハンドリングは非常に素直で、不安を感じる場面は少ないです。軽やかではありませんが、どっしりとした乗り味は悪くないと思います。
シフトインジケーターもあり、幻の7速に入れることがないのも良いですね。
メーター関係はトリップと時計を同時表示できない、水温計がない等、残念な箇所はありますが不満という程ではないですね。そもそも時計はマウントしたスマホで見るし、別にいらないかな。水温計はあると気になっちゃうし(←気にする性格)。ただ気温計はあると便利なので、欲しかったところです。
ABSも標準装備なので、いざという時も安心です(作動させたことはありませんが・・・)
総合的には、性能や機能は優れており、欠点があまりないバイクです。
ただ、トルクが3,000〜7,000まではほぼ同じ出力なので、回せば回すだけパワーが出る、というエキサイティング感には欠けます。そのエンジン特性がライダーの感性に合うかどうか?それがバンディット1250Fの好き嫌いポイントだと思います。
・・・私はそこが物足りないのです・・・
「普段から優しい乗り味でいざという時もしっかり仕事する」
バンディット1250Fはそんなヤツです。
でも私は、 「普段は注意が必要だけどやる気になれば惚れ惚れするヤツ」 の方が好きなようです。
なのであくまで主観ですが、性能、機能には満点はつけられないかなと思ってます。
 ☆評価 ・・・ 4点

◆タンデム性
バンディット1250Fのパワフルさは、タンデムでも非力とは無縁です。
シートも厚みがあり、グラブバーも標準装備なのでタンデム性は高いものがあります。ライダーとパッセンジャーとの距離も近いので重心が近く、安定感に寄与しています。ただ逆に常に密着感が強いので、ライダー側は負担がかかるかも?
また、パッセンジャー視点ではライダーが目の前にいる感じなので、開けた視界はなさそうです。その分、防風性は高そうですが・・・
総評すると最高クラスのタンデム性はありませんが、高いレベルではあるとおもいます。
 ☆評価 ・・・ 4点

◆ツーリング性
低回転からパワフルなエンジンはツーリングでも気持ちに余裕が生まれ、疲労軽減に繋がっていると思います。また、どっしり感のある車体は安定度が高く、それもツーリング性を高めていると感じます。
シートは厚みがあり、下道なら2時間は乗り続けても痛みが出ないと思います。防風効果はスクリーンは胸くらいまでなので、風に対する疲労感はそこそこあります。一方で足回りは高い防風効果があり、あまり風を感じず疲労減少に効果があります。
積載性は皆無なのでリアボックスやパニアケースが必須ですが、適合品が多数あるので取り付けできない車両よりは安心できますね。
欠点としてはグリップに細かい振動があり、高速道路では一時間程度乗るとしびれが出る感じがあります。また、ステップも右側にやや振動があります。純正だとしびれる程ではないですが、社外品に変えると1時間でしびれが残る感触が出ました。
総合的には高いレベルにあり、ツーリングには向いたバイクです。ただバンディット1250Fはネイキッドにカウルを付けたようなバイクなので、ツーリング性はツアラーには負けます。ツアラーレベルを期待するとがっかりすると思うので注意が必須ですね。
 ☆評価 ・・・ 4点

◆所有感
バンディット1250Fを購入して思うのは、「バイクに所有感は大事」だということです。ライダーのバイクに求めるモノによって程度は変わると思いますが・・・
私にとってのバイクは、所有感が大事であることがわかりました。
では所有感とは何か?
人によって異なると思いますが、私の場合は「カッコいい」ことだと感じてます。バイクが「カッコいい」なら、些細な事でも許容できる気がします。それが所有感につながるのだと思います。
前車のVFRはまさに「カッコいい」バイクで、不満はほとんどなく、所有感を満たしてくれていました。バイクがカッコいいなら、アバタもエクボです。VFRは一般的に「低速トルクがない」と言われますが、事実は置いて置いて、その欠点も「V型で爆発が不均等なのでエンストしやすい」と好意的に考えることができたのでした。
で、バンディット1250Fではそれができないのです・・・
これまで散々書いたような不満点が、全ては「カッコよくないバイク」と思っているからなのだと思います。
「うーん決まった!」「今の俺カッコいい!」みたいなシーンが少ないのです。
なので正直に言うと、バンディット1250Fは乗り換えたいと思ってます・・・
これは最近はツーリングに行く機会も少なく、少ない乗車で満足できるバイクの方が生活スタイルに合っているという要因もあります。要するに、短い時間でも楽しめるバイクですね。
多分それを満たすバイクは、「カッコいい」は当たり前で、「パワフルな軽いバイク」という条件が追加されてくると思ってます。そうするとバンディット1250Fは「カッコよくない」「パワフルな重いバイク」なので、条件に合いません。
でも乗り換える余裕もないし、しばらくは我慢です。
で、色々カスタムしていったら最近は考えも変わり、 とことんカスタムしてやろうじゃないか! と開き直って今に至ります。なので所有感は今のところの点数です!
今後、私が求める「カッコいい」バイクになれば、点数も変わるでしょう。
 ☆評価 ・・・ (購入時)2点 → 2024年1月現在 3点





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最終更新日  2024.02.24 12:50:55
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