ぐだぐだ人生のヒカリ

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サンディエゴ OB編



USAホステルっていうドミトリーに2週間ぐらい宿泊してたときの話。

完全に無計画な旅だから、毎日やることなくて、“地球の歩き方”って本片手にふらふらしてました。

その日はちょうどオーシャンビーチに行ってみようと思って、

一人でオーシャンビーチに向かうことに!

まぁ地図を見ながら適当にふらふらふらふら・・・・

で、夕方になってきたので「そろそろ帰るかぁ」って感じで、帰りのバスを探そうとした。

しかし・・・ さっぱりわからめ!!

てかここどこ?

まぁその頃はアメリカにきてもう1ヶ月ぐらい経ってたから、

道に迷うなんて当たり前。

いつも通り迷ったときは地図だよね!

って感じで道端ででっけぇ地図を広げて見てたら、

後ろからいきなりおじいちゃんが「Hey!」

って声かけてきた。

まぁこんな道の真ん中で外国人が地図おっぴろげてたら声もかけるよなぁって感じで。

「道に迷いました」って伝えたら、

超丁寧にバス停教えてくれて、乗る時間まで教えてくれた。

そんで最後に電話番号を教えてもらって、「バイバイ」

ちゃんと夜に電話して、丁寧にお礼言って、おしまい!  じゃなくて、

話はまだまだ続きます。

電話の内容を要約するとこんな感じ。

じーちゃん「俺日本が大好きだからいろんな話を聞きたいなぁ」

俺「何でもきいてくれぃ」

じーちゃん「じゃあ明日の夜ディナーに招待するよ」

俺「いいの?」

じーちゃん「もちろんだわさ」

って感じだった。

俺はもちろん翌日そのじーちゃんの家に行って、ディナーをご馳走になって、

いろんな話をした。

じーちゃんが俺に優しくしてくれたのは、じーちゃんの娘が3人いるんだけど、

その3人とも日本で生活しているとの事。

そういうことだったのかぁ。

別に大した事じゃないんだけど、

初めて会って、もう二度と会うことがないだろう人と、

ご飯食べながらいろんな話をするって、

素敵やん!イメージとしては「耳をすませば」で小説をおじいちゃんに読んでもらった後一緒に飯食ってる感じ?

特にオチもないけど、

旅行のなかでかなり印象に残った出会いだったなぁ。

てことで、OBは俺の思い出の場所!


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