GUINの匣

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キャンバス張りと地塗


波展、展覧会場風景・出品作品の画像をアップしています。御覧下さい。

今日はアトリエで教室。ただし一人だけですが。
彼は今月末にイギリスのアートアカデミー・ファンデーションコースに留学のために旅立ちます。
昼過ぎの約束が彼は3時前にアトリエ入り。3時前は昼過ぎかな、、、?過ぎているには違いないが。

待っている間にF100号2枚のキャンバスを張った。木枠は学生時代のものなので、何となくサクサクしている気がする。パネル使用の時、久しぶりに張ると力加減が難しく木枠が折れた事が。。。(*^。^*)ゞJUCOUさんごめんなさい。。。。最近は随分慣れたので、バッチリ。。。JUCOUさんまた今度働かせて頂きます。。。罪滅ぼしにm(_ _)m

彼が、デッサンをしている間にごそごそと地塗り。
以前はキャンバスを敢えて裏張りにし、ジェッソで目止めを兼ねた地塗り、その後に有色ジェッソで有色下地を作った。水性の下地なら、構図やデッサン等をアクリルで出来るので仕事が早い。今回キャンバスはセリューズ地の油性の方を表に向けて張った。最初から油絵の具で仕事を進めて行こうと思っている。

まずキャンバスの準備から。サンドペーパーで荒らす。その後テレピン油で拭く。
絵の具はオーカー、アンバー、シェンナ系を混色。耐久性の事を考慮してシルバーホワイトを適当に合わせた。溶き油はテレピン油のみで定着はもともと絵の具に含まれているポピーオイルのみ。地塗りの段階では、ある程度吸い込みが合った方が絵の具を重ねた時にいいと思っている。
豚毛の刷毛で擦り込む。
地塗りでは、布目を潰すもの、タッチを活かすもの、布目を生かすものがあると思うが、今回は最後の布目を生かすものにした。

刷毛を突き立てて、小さく円を描くように、布目の中に入り込むように擦る。刷毛の毛が擦り切れて短く引っ付いているが気にしない。絵の具が溜まらないようにかき取るように延ばして擦り込む。画面に運んだ絵の具が切れ始めたら叩くように表面を均す。その時に毛も飛ばす。
大きく二分割するように表面の色を変えて全体に行き渡らせ終了。

11月に新世紀神戸支部展のための準備。乾燥させながらエスキースなどを進めて行こう。
合間ヽヽのデッサン、水彩、小品制作を怠らないように!!

波展で学んだ事が薄れないうちに形にして行きたいな。
影の部分だけではなくて、光が感じられるように。
実風景からもっと学ばなくては行けないと思っている。
慌てないで、じっくり描く事を大切に、絵の具が食い付くように描いて行こう。しばらくは息が詰まるようなものでもいいかも知れない。そこから大作で自分のイメージに近付けて行けたらと思う。

本日は手が震えています。明日。。。か。。。明後日。。。筋肉痛!ぢゃ。


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