刹那と永遠 - Moment and eternity -

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・2006台湾



マンゴー&マッサージの旅in台北!!



●一日目(7/15)

セントレア発、キャセイパシフィック航空で夕方に台北着。
雨上がりらしく、肌にまとわりつくような湿気。アジアの空気。

ホテルに荷物を置いて、さっそく夜遊び開始。町に繰り出す。

屋台がずらっと並んでいて、人々が賑やかに食事を取っている。
この清潔とはいえないごちゃごちゃ感・・・マレーシアを思い出す。

今回の台湾の旅では「台湾風かき氷」をたらふく食べようと心に決めていたhaka夫妻。
機内食を食べておなかは膨れていたので、軽くカキ氷でも食べようとスイーツ屋さんを探すが
なかなか「思い通りのカキ氷」を置いてある店は見つからない。

そんな中、街角に映画館を発見!!
旅先で映画を見るのが常なhakapyon夫妻さっそく上映作品をチェック。

おおおお!日本よりひとあし先に「パイレーツ・オブ・カリビアン2」上映してる~!!
これは必見!後日見ることにしよう。

結局この日はお目当てのカキ氷は見つからず・・・
歩き疲れて、ホテル近くにあった台湾のモスバーガーで休憩がてらアイスクリームを食べる。
その後、この日一日の足の疲れを癒すべくやはりホテル近所の足ツボマッサージ屋さんへ。
40分間ツボ押されまくりで日本円にして2000円くらい。(日本の半額くらいかな)極楽じゃ~!!
(※マッサージ一回目)



●二日目(7/16)

天気。晴れたり雨降ったり曇ったり。
日本の梅雨と同じです。

大気汚染が深刻な台湾。バイクが多くて排ガスも多く
おせじにも街の空気はおいしいとはいえない。
(その排ガスまみれの空気の中、屋台で平気でご飯を食べる台湾人・・・たくましい!)

この日はガイドさんと市内名所旧跡観光。

ガイドのおじーさんが日本と台湾の歴史にたいへん詳しい方で
歴史の話に花が咲く。

まず訪れたのは、台湾の「靖国神社」、英霊を祭る「忠烈祠」。
朱色と緑色の補色配色が鮮やか!!

国の神社となると日本では「菊」の御紋が眼に入るのだが
ここ台湾では「梅」がトレードマークみたい。
瓦屋根やふとしたところに梅の意匠が施されていた。

回廊には台湾建国の歴史絵画が展示してある。孫文とかいるし。
映画「宋家の三姉妹」が頭をよぎる。

イケ面イケ体の選ばれた兵隊さんらによる、警備交代儀式が面白かった。
微動だにせず警備をしていた兵隊さんが、時間になると突然動き出して
他の兵隊さんと交代するのだ。

腕や足を高らかにあげて凛々しく歩く姿が勇ましい。
きびきびとした決められた動き。見事な「型」のご披露であった。

続いて台湾の下町方面にある龍山寺。
「三国志」で有名な関羽さんも祭られているそうな(←この人、人気あるね~)
今度は映画「単騎、千里を走る」を思い出す。

映画は歴史の勉強に役立つなあ。

ど長い線香の煙が立ち込めている中で、信者が熱心にお祈りをしていた。
建物の壁には緻密に細工された龍の彫刻。耐えることなく訪れる人々。
歴史もありながら昔から地元の住民に愛されている、庶民的なお寺という印象。

最後に訪れたのは
台北市内中枢にどーん!とそびえる「蒋介石記念堂」。

ここがまた・・・デカイ!何もかもがデカイ!!
そして広い!!

デカイ&広いというのは権力の象徴なワケで・・・
蒋介石さんの台湾でのご威光がわかるというものです!!

白壁に瑠璃色の瓦か綺麗。
この瑠璃はきっと「青空」をイメージしているのだろう。
建物の下は博物館。
蒋介石の身の周りの品々や各国からもらった勲章、実際に乗った車(デカイ!)などが展示されている。

ガイドさんの流暢な語りを聞きつつ、脳内ではまたしても「宋家の三姉妹」上映会。
ああ、あの場面のコレね、とか中国との複雑な歴史とか人間関係とか・・・なんとなくイメージできる。
「三姉妹」見ておいてよかった!!と痛切に思った。

(ちなみに旅行から帰ってきてから旦那と一緒にもう一度見た)

階段をヒーコラ登って、どデカイ建物の上部に着くと
これまたどでかい「蒋介石大先生」の銅像が
どか~んと鎮座ましましていらっしゃる!!

そしてこちらでも決まった時間になると衛兵の交代儀式が楽しめる
こちらの儀式は先ほどの「忠烈祠」の儀式以上にショーアップ化され(笑)
やはりイケ面イケ体長身のエリート兵士たちが
腕や脚を高らかに上げてきびきびと動きをシンクロさせて行進したり
銃をバトンみたいにくるくる回したりほおり投げてキャッチしたり
曲芸並みの「型」を見せてくれるのだ

めちゃめちゃ見ごたえのある兵隊さんの名演技?
「ブラボー!」でした!!


+++++


ガイドさんと別れて(お世話になりました!)
haka夫妻は台北市内の巨大フードコートで昼食。
焼きビーフン、魚団子スープ、フレッシュフルーツサラダ。安くてオイシイ!!

そしてこのフードコートにて
名古屋圏のジャンクフードの代名詞「スガキヤ」を発見!!(笑)

ショッピングセンターをそぞろ見した後
台湾イチの高さを誇る「101タワー」に昇る。

外観ビジュアルはマレーシアのペトロナス・ツインタワーの方がカッコイイね。

高さは508メートル。つい最近までは世界でいちばん高いタワーでした。
ちなみにエレベータは東芝製。高速であっという間に展望台へ着く。

ちょうど夕暮れの頃、うす曇の空の下の台北の街並み。
遠くの山や川や小さな空港(そこから飛び立つ飛行機)、屋台街などが見えました。

その後徒歩&タクシーで移動し、ショッピングセンター内で
旦那はウィンドウショッピング(←見て楽しむだけでまず買わない)
hakaは全身マッサージを受ける。(※マッサージ二回目)

このマッサージがねえ・・・
いままで国内&国外で受けた
ありとあらゆるマッサージの中でも一番といっていいほど気持ちよかった・・・・・・・

体の表と裏と頭と腕と足裏と
全身のツボを押してくれるんだけど・・・

おじさんが上手でねえ・・・
ツボにぐいっとはいるのよ・・・

(しかもお値段は日本で受けるときの半額程度!)

極上のマッサージにhakaのカラダはもうトロトロ
お風呂にでも入った後のような感覚で
血流がよくなって体ぽかぽか

さっきまでの疲れきった重い足はどこへやら
ウソみたいに足が軽くなっている

このおじさんのマッサージをふたたび受けるために
台湾に来てもいいなと
真剣に思うhakaなのであった・・・

旦那と合流してフードコートで夕食。
台湾名物の「牛肉麺」(ニューロー麺)を食べる。
コレもギザウマ!!(←使ってみたかった・・・笑)

その後デザートで今度こそ念願の「かき氷!」と思ったのに
何故かかき氷がメニューにない・・・
「台湾風かき氷」のはずなのに、台湾では「かき氷」はメジャーではないのかしら(--;

仕方がないので「豆腐デザート」と「愛玉子」(←東京にもありますよね)を食べる。
豆腐デザートは、フツーの豆腐に甘い蜜をかけたもの。甘さ抑え目。
これ、蜜ではなくしょうゆかけたらただの冷奴じゃん!?(笑)。


●三日目(7/17)


台湾の旅、三日目。
朝からいい天気。でもいまは梅雨時期。きっとまた、曇ったり雨降ったりの予感。

今日は遠出。
地下鉄&バスを乗り継いで郊外の「故宮博物館」へGO!

地下鉄の駅まで徒歩。
ウィークデイなので出勤タイムと重なった。
道路の路肩にはバイクがずら~っと止められている。
もちろん道路も車以上にヤマハやホンダのバイクで一杯!!

(騒音と排気ガスもスゴイ!!)

マレーシアといいここ台湾といい、東南アジア圏でのバイク率の高さには驚かされる。
毎日の通勤風景がまるで日本の「暴走族」のようなのだのだ。
これでは大気汚染も仕方ないって・・・

路肩からバイクが無くなったと思いきや
次の通りの路肩ではずら~っと翡翠を売る店が並んでいる。
台湾は翡翠の産地なのだろうか。値段も日本で買うよりかなり安そう。
店頭に並んだおびただしい数の翡翠のせいで、その通りがまるまる翡翠の緑色に輝いてる。
翡翠ストリートだこりゃ。

地下鉄でバスターミナルまで行き、そこから路線バスに乗って博物館へ。

路線バスの旅は面白い。
よそ行きの顔をしていない、気取らない街並みを楽しめるし
地元市民がどんどん乗ってくるのをウォッチするのがまた楽しい。

(路線バス・・・マレーでもそうだったけど・・・ドア開けたまま走り出しちゃったりするんだよね(笑)

「博愛座」という席を発見。(アルバム参照)
漢字とイラストから察するに、どうやら日本の「シルバーシート」にあたるものらしい。

中国圏は漢字の並びでだいたいの意味が把握できるのがいい。
町中が「この漢字の並びはどういう意味?」とhakaにクイズをふっかけてきているようだ。退屈しない。

これが韓国(ハングル)やモンゴル(キリル文字orモンゴル文字)になるともうワケが判らない・・・

故宮博物館到着。
「世界四大博物館」といわれるだけあって
宝物がたああああっくさん展示されていた(その価値については・・・hakaでは「豚に真珠」だが)

面白かったお宝は「翡翠で作った白菜&天然石で作った豚の角煮」!!

・・・なぜ翡翠で白菜を作る!?
石で豚の角煮を作る!?

白菜は「百歳」に通じて縁起がいいとのこと(シャレかよ)
豚の角煮の意味はようわからん

しかしこの角煮、すごくリアルでおいしそう・・・
毛穴まで再現されて、豚さんの肌の質感もでているし
油の層が幾重にもかさなってとろとろ感が抜群だ

たぶん・・・世界一高価な白菜(withキリギリス)&豚の角煮と思われます

博物館の中で別々に見学していた旦那を発見
そのとき彼が何をしていたかというと

韓国人団体旅行客とお得意の韓国語で会話をし
彼らの記念写真のシャッターを押していた(←ものおじしない奴・・・)

しかも肝心の白菜&豚角煮をまだ見ていないというので
白菜の前まで旦那を引っ張っていったら
「おお!すげー!!」と眼をキラキラさせて白菜と豚角煮を見ていたのがなんか笑えた(笑)

もともと美術品や芸術作品にまったくといっていいほど興味のない旦那
彼は歴史的建造物や絵画や骨董よりも
今生きている街並みや人間ウォッチングのほうが好きらしい。

そんな旦那をもひきつける白菜&豚角煮・・・恐るべし。

ふたたび路線バスに乗って故宮博物館を後にし、台北の中心街に出向く。
初夏の午後の強い日差しの中、日本人が昔立てた劇場「紅楼会館」を眺め
若者が集まる繁華街へ。ごちゃごちゃした雰囲気は日本の渋谷&原宿っぽい。

CDショップで日本のCD(ウタダヒカルとか)が安い値段で販売していたのでget!!

そしてようやく見つけた!「カキ氷」!!
スイーツショップに飛び込んで「マンゴー&イチゴカキ氷」を注文。

するとここのカキ氷、氷がミルクでできているではないですか!
普通の氷に比べてふわふわでクリーミー。
イチゴとマンゴーがまるやかにからみあって激ウマ!!

このミルクカキ氷、最近は日本でも販売しいてるらしいけど
この時はまだ存在をしらず生まれて初めて食べたものだから
そのオイシさに感激しました!

しかもだねえ、アルバムの写真を見ていただくとわかるのですが
氷にかけられたマンゴーの量が多い!!
ちょろちょろ~と登頂にのみシロップかけた日本の情けないカキ氷とはワケが違って
カキ氷におけるマンゴー率が半端ナイ!!

でもってこのマンゴーがよ~く熟していて甘くてバカウマなのです♪

旦那と「うめえ!うめえ!」言いながらあっと言う間に念願のカキ氷を完食
hakaが台湾のマンゴーのオイシさに目覚めた瞬間であった。

その後も街でウィンドウショッピング
すると一転にわかに掻き曇り、スコールがやってきたので
その間に美容院に入って「台湾風シャンプー(ヘッドスパ)」を試みる。

シャンプーとマッサージがセットになったこの「台湾シャンプー」
地元ではあたりまえのように美容院のメニューに入っている
hakaも実際やってみたのだが・・・別に普通の美容院でのシャンプーとなんら変わらなかった(笑)
マッサージしてくれたのはよかったけどさ(※マッサージ三回目)

台湾風スタバみたいな店に入って中国茶でティーブレイクの後
「台北駅」と「台北バスステーション」を散策。

マレーシアでも韓国でも駅とバスステーションには足を運んだ。

たくさんのお土産屋さん
バスのクラクションと排気ガスのニオイ
これから旅立つ人々で溢れかえる活気ある雰囲気が
旅情抜群でいいのです。

台北バスステーションのキオスクでは
何故かクロワッサンみたいなパンと「オデン」(日本のおでんに似てる)が売っていたので買って食べたらとても美味しかったです。台湾オデンスゲー!!

バスステーションからホテルまではタクシーに乗ったのだが
これが日本車「ヴィッツ」のタクシー!!
内装はベージュでタクシーらしからぬ雰囲気
車内では日本の演歌(題名失念)が流れていたぞよ。

旦那の「餃子が食べたい!」のひとことにより
最終日の夕食は町の小さな餃子屋さんで
水ギョーザ&焼きギョーザの夕べ。

水ギョーザは皮がもちもち、焼ギョーザはカリカリの焼き具合!
ひとつのが小ぶりなのでいくらでも入っちゃいます♪

hakaたちはライスを一緒に頼んだけれど
他のテーブルの地元の皆さんは水ギョーザのみを山ほど食べていた
(これが本場の食べ方らしい)

デザートはhakaの「マンゴーが食べたい!」(←まだ食べるか)のひとことにより
ロイヤルホストで「マンゴージューズ&巨大マンゴーかき氷」!!

写真をみていただければわかるのですが・・・こちらもマンゴー率半端ナシ!!

(結局、マンゴーは平らげましたが氷部分は残しましたよ、トホホ)

昼もマンゴー、夜もマンゴーと
hakaの胃もマンゴー率半端なくなったところで
そろそろ土産の心配
地元スーパーでお菓子等をたんまりお買い物

そして最後に・・・旅先のお楽しみ「その都市で映画を見る」の巻~!!

今回見るのは日本で未見の「パイレーツ・オブ・カリビアン2」
英語バージョンでもこれならわかるだろ

そして見てみた・・・やっぱり面白い!(^^)
英語なくても演技力等等でストーリーもなんとなくわかる~

イカタコ男のビジュアルがグロだったのが残念だけど
いとしのジャック船長は相変わらず無責任男でチャーミングでよかったわ

原住民のところから逃げる際に
串刺しにされたマンゴーなどのフルーツとともに(←ここ重要)
ひたすら落ちまくる場面は腹かかえて笑ったぜ!!

ジャックとウィルの間で揺れ動くエリザベス
その気持ち、わかるわかる・・・

エリザベスをひたすら愛してくれるウィルはいいやつだけど
ちょっと面白みにかけるし
ジャックは明らかにヤバくて危険な男だけど
頭も切れるし刺激的で面白いもんね♪

映画が終ったのは真夜中12時過ぎ。

ああ今日も一日フルで遊んじまったぜ
はやくも明日は帰国の途・・・



●四日目(7/18)

hakaのマンゴー&マッサージの旅も本日で打ち止め
最後の最後までマンゴージュースを飲み
空港での空き時間ではあんまさんのマッサージを受けるhaka(※マッサージ四回目)

これで台北通算四回のマッサージ
極楽じゃ、極楽じゃ~^^

でもって最後に台北の空港で見つけたオモロイもの!!

アルバムの写真を見ていただくとわかるのですが・・・

キャセイパシフックのパイロットさんふたりが
飛行機の窓から半身のりだして窓そ拭いている姿
人間ワイパーみたいでした(笑)





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