泡沫のユークロニア 0
終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation- 攻略 6
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart 12
Collar×Malice 0
キューピット・パラサイト 0
蛇香のライラ~Trap of MUSK~ 0
幻奏喫茶アンシャンテ 0
天獄ストラグル 0
オランピアソワレ 0
ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子 0
レンドフルール 0
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FINALEの感想にまとめた各ルートのご逝去リストです。続編プレイ前に見返しておきたかった自分用メモを兼ねて個別記事にしました。隠しキャラのネタバレ配慮してあります。【ダンテ】BEST…フェイ、ラン、オルロック、楊GOOD…フェイ、ラン、リー、楊BAD…フェイ、ニコラ、ギル中途…リリィ×2合計…確定131926存命→ギル、ニコラ、隠し【ギル】BEST…ニコラ 隠し逮捕GOOD…ニコラBAD…オルロック、ルカ中途…ギル合計…確定51926存命→ダンテ、楊、オルロック、隠し?【楊】BEST…リー、ダンテ、ニコラ、ギル?GOOD…ダンテ、リー、エレナ、楊BAD…リー、フェイ、ラン、リリィ、ダンテ中途…リリィ合計…確定13、不明11926存命→ギル?、オルロック、隠し【ニコラ】BEST…マルコ、ロベルト 老鼠瓦解GOOD…マルコ、ロベルトBAD…マルコ、ロベルト(行方不明)、ダンテ、ギル、楊中途…リリィ、ニコラ?合計…確定9、不明2※ドミニク入れると確定121926存命→ダンテ、ギル、楊?、オルロック、隠し【オルロック】BEST…ニコラ、ルカ、リー、楊、ラン、フェイ、ヨゼフ、ダンテ、(右腕)GOOD…ニコラ、ルカ、リー、楊、ラン、フェイ、ヨゼフ、ギルBAD…ニコラ、ルカ、リー、楊、ラン、フェイ、ヨゼフ、ギル中途…リリィ×5、オルロック合計…確定30+オルロックの右腕1926存命→ギル、隠し【FINALE】隠し…なし大団円…隠し?(カジノ炎上→生死不明)中途…リリィ×6、ダンテ、ヨゼフ、オルロック?、隠し、ニコラ合計…確定10、不明21926存命→ダンテ、ギル、楊、ニコラ、オルロック、隠しALTERNATIVA存命→ダンテ、ギル、楊、ニコラ、オルロック、隠し?【全ルート生還者】(暫定)レオ、ジュリア、オリヴァー、エミリオ、ソフィア※ファルツォーネ、ビスコンティ瓦解ルートがあるのでレオ、ジュリア、オリヴァーは微妙暫定的にエミリオ、ソフィアが鉄壁
2023.03.29
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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。シナリオの評判が良く、マフィアものという事で購入しました。結論、人気の理由に納得したタイトルです。試験的に簡易版を作成し、箇条書きでまとめてみました。【良かった点】・個別ルートに分岐するのが早く、それぞれ全く異なるシナリオを楽しめるのでボリュームがある・攻略キャラやサブキャラが個性豊かで魅力的・選択肢が良くも悪くも展開に大きく影響する為、ノベルゲームでありながら攻略に歯応えがある・グラフィック全般が綺麗・ヒロインが成人な為か糖度高め・多少ファンタジー的要素もあるが、時代考証がしっかりしており日本舞台の時代モノより違和感が少ない・ヒロインが賢いので言動にストレスを感じない・各エンディング後設定のSSなどおまけ要素が充実【気になる点】・攻略がやや難しい…単に好感度を上げれば最良の結末を迎えられるわけではないのでステータス調整や搭載システムの活用が難しく、肝心のステータス画面も分かりにくい上、作中に攻略上のヒントがほぼ無い・攻略制限がガチガチ…シナリオの都合で仕方のない部分もあるとはいえ、攻略制限のせいで割りを食っているように感じるキャラもいた・辞典システムが不便…辞典に載る単語はシナリオ中初めに出てきた時しか↓ボタンで意味を確認できず、イタリア語の固有名詞などが頻回に出てくるのに不親切な仕様と感じる・OP/ED曲が刺さらなかった…シナリオがシリアス、ヘビーな割に曲調は軽めな上、あまり耳に残らない・ライトユーザーには不向き?…攻略がやや難しく、暴力、薬物、性描写など全体的に表現が過激【総評】随所に制作サイドのこだわりが感じられ、広げた世界観・設定がシナリオや各キャラの恋愛過程にしっかり活きており、風呂敷の畳み方もキレイだったと思います。ご都合展開がほとんどない分、選択肢を間違えると容赦なく仄暗い結末へ向かってしまいますが逆に言えば序盤の何気ない言動が中盤〜後半に影響を及ぼし、迎える結末はそれまでの全てを反映していると感じられるところが特に良かった。暴力、薬、金、性etc犯罪組織が支配する街が舞台に相応しい内容なので、多少人を選ぶところもあるとは思われますが日常シーンは結構な飯テロだったり、大半のルートで組織内では丁重に扱ってもらえます。攻略キャラは見た目も恋愛過程も抱えているものもそれぞれなので、1人はツボに入るキャラがいるんじゃないかな?と。楊、ギル、ダンテがお気に入りですが、続編ではBEST ED後と大団円後の2通りのシナリオがプレイできサブキャラも増え、今作よりスポットライトが当たるという事で、また見方が良くも悪くも変わるかもしれない。楽しみに積んであります。ネタバレなし総評の詳細版はこちらからどうぞ。
2022.11.27
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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。シナリオの評判が良く、マフィアものという事で購入しました。結論、人気の理由に納得したタイトルで今回もちょっと長めです。【世界観】舞台は1925年の南イタリア、ブルローネ。この街は3つのマフィア組織によって支配され、危うい均衡を保っている。幼い頃から教会で静かに暮らしていたヒロインは、ある事件をきっかけにいずれかの組織に身を寄せる事になる。なぜ彼女は狙われ、求められるのか。鍵を握る存在となったヒロインは非日常へと巻き込まれていく。…という事で時は20世紀初頭、南イタリアの街が舞台。季節は秋〜冬。穏やかに暮らしていたヒロインが攻略キャラと関わり、様々な思惑に巻き込まれていくストーリーです。【キャラクター、グラフィック】RiRiさんの手掛けるイラストは、キャラデザ、立ち絵、スチル、どこをとっても非常に美麗でした。メインキャラ5人それぞれ性格属性はバラバラで、ルートによって色々な一面が見られます。キャラ視点のモノローグや、後述のMSシステムが更に後押しの深掘り。各々の『らしい』服装や、個性豊かなサブキャラ達も見所。シナリオにも深く関わってきます。目パチ口パクはありませんが、表情や服飾品の着脱、武器を構えるなど立ち絵の種類が豊富で細かく変わり、カットインの演出もあるせいか全く気になりませんでした。ヒロインはデフォ名、呼びあり。CVなし、顔グラなし、キャラ視点で立ち絵あり。スチルにはガッツリ。年齢21歳、身長158cmの設定あり。教会育ちのため恋愛面こそ初心ですが、とても賢いので言動はほぼストレスフリー。辿る運命によって日常を追われ、組織や相手のキャラに順応…引いては染まっていく姿が綺麗を通り越して美しかった。背景はやや簡素ですが、攻略相手から贈られた物が加わったりと細かい演出もありました。【シナリオ、糖度】ルート分岐が非常に早いです。共通は短いプロローグ2章のみで、ゲーム内日数で1日半程。初見プレイ時は個別ルートに入った事にしばらく気付かなかった程でした。1〜8章(場合により9章)ある個別ルートはどこ/誰に身を寄せているかによって他の組織・キャラへの見方も変わりますし、相手側も必然的にそうなるので、それぞれ全く異なる展開が楽しめます。エンディングは3種類+エンドロールの流れない中途エンド(ゲームオーバー)。3種類のエンディング毎に終盤の展開が2〜3章ほぼ丸々変わり、BEST以外のエンディングでしか拾えない要素やスチルあり。BEST及びBAD後設定のSSが各キャラ3種類あるので、総合的に見て非常にボリュームがあります。敵味方、生きるか死ぬかの世界ですので、全体の雰囲気としてはシリアスで重ため。ヒロイン、攻略キャラ、サブキャラ、モブの構成員から民間人まで、みな容赦なく命を削ります。CEROレーティングはDでアイコンはセクシャルと犯罪のみですが、暴力、飲酒喫煙、薬物コミコミかなと…メインキャラの5人中4人が犯罪組織の人間です。抗争や拷問などの流血沙汰は勿論のこと、ヒロインが成人という事もあってかほとんどのルートで糖度は高め。微エロ〜性描写が苦手な方にはキツイと思います。バイオレンス表現は単純に血生臭いだけで胸が悪くなるようなグロさではないかなと思いましたが、演出、効果音などそれなりにリアル。ルートによってはほとんど心の休まる暇がありません。恋愛過程も攻略キャラの価値観や辿る運命が見事に十人十色なので、王道的で丁寧なシナリオもあれば、ヒロインから歩み寄っても一筋縄ではいかなかったりetc、とにかくバラバラです。【攻略】・攻略制限1周目はダンテかニコラのみ。どちらかのGOODかBEST EDを迎えると楊、オルロックが解放。4人のGOODかBEST EDを迎えるとギルバートが解放。5人のBEST EDを迎えるとFINALE=大団円及び隠しルートが解放。・攻略推奨順公式ブログで以下の2通りが推奨されています。1.ダンテ→楊→ニコラ→オルロック→ギルバート→FINALE2.ニコラ→楊→ダンテ→オルロック→ギルバート→FINALEまず世界観全体を掴みたい場合はダンテから。真相的なものは後に取っておきたい場合はニコラから。オルロックはダンテをクリアしてからがおすすめと表記あり。ルート制限がガチガチなので、解放されたら好きな順番でも良いと思います。私は初見手探りプレイでダンテルートに入ったので、そのまま進めたところダンテGOODに到達し、以下のようにプレイしました。ダンテGOOD→楊→ニコラ→オルロック→ギルバート→ダンテBEST(+全ED)→FINALE大団円→FINALE隠し攻略推奨順については少し思うところあり、今後個別記事を作成するかもしれません。・エンディング分岐メイン5人の個別ルートはBEST、GOOD、BAD EDが1つずつ。エンドロールなしの中途エンド(ゲームオーバー)が2〜6つ存在します。FINALEは大団円、隠しED各1つ。中途エンドが6つ。後述しますが、大団円までの道のりはなかなかシビアです。GOOD、BADにも固有の章とスチルがあり、スチルコンプは中途以外のエンディングを回収後、SSを読めばOKですがおまけ画面で各ルートシナリオの既読率が確認でき、それを100%にする為には中途を含めた全ての結末を読了する必要があります。・攻略法ノベルゲームですので選択肢を選んでいくだけなのですが、自力攻略、シナリオコンプリートは難しい部類に入ると思います。以下をご参照ください。【システム】・攻略法についてステータスには好感度とサブパラメータがあり、BEST EDには双方一定値が必要。選択肢は好感度かサブパラのどちらかが上下する仕様ですが愛キャッチが出ないので、正誤やどちらのパラが上下したのか瞬間的に分かりません。かと言ってステータス画面を開いてもグラフやパーセンテージ表示はなく『好感度』が高くなると百合の花が色づいていく『サブパラ』が下がると画面が飛沫で濁り、文字が表示されると巻き返し不可というもので、難解を極めます。中途エンドも選択肢を決めた直後the Endになるとは限らず、何章も進んでからゲームオーバーになるパターンあり。また、好感度やサブパラに関わらずエンディング分岐する選択肢が存在。さらに、後述のMSシステムを見る・見ないで分岐する場合あり。強いて言うなら、好感度は正解選択肢の方が会話が長めな事が多い印象でした。サブパラ低下や中途・BAD行きはヒロインがモノローグで間違えてしまったかもしれない的な事を語ったり、そのシーンに居るキャラが呆れたような?台詞を言う場合もあるので、一応ヒントにはなっているかも。手探り初見プレイはサブパラが相当序盤から巻き返し不可になっていましたが、辛うじてGOOD EDに到達できたので運が良かったかもしれません。ダンテとニコラは最初からルート解放されているためか、比較的易しく中途エンドは2つ。ギルバートは中途エンドこそ2つですが、ルート内の選択肢が多めです。楊、オルロックは中途エンドが4〜6つあり、MSシステムも絡むので容易ではありません。FINALEも中途エンドが6つあります。サブパラはルートによって名称があり、本編中は出てきませんが(チャプター選択場面で確認できます)言うなれば利発な言動をしているかどうかです。せめて愛キャッチの実装か、ステータス画面が分かりやすかったらとも思いますが、MSシステムまで絡むとなると、やはり自力攻略・シナリオコンプリートは難しいというのが結論です。・MSシステム他社で言うATEで、ヒロイン以外のキャラ視点で『一方その頃…』的なシナリオが読めます。しかし、これも発生したら全て読めば良いかというと、無視するのが正解だったり逆に無視すると中途エンドに分岐する場合も。作中にヒントはありません。・その他のシステム周り比較的新しいタイトルですので、不便に感じた点はほとんどありません。選択肢ジャンプが無いので、普段よく使う方はご注意を。Switch版からMSが発生するとオートやスキップが止まる仕様(ON/OFF可)に改良されたそうです。一点だけ不便に感じたのは、ディクショナリーに載る単語が色付きで表示され、↓ボタンで意味を確認できるのは、その単語が最初に出てきたシーンのテキスト中のみという点です。他社では辞典に載る単語は毎回色付きで表示され、ボタン操作で意味を確認できたのでイタリア語の固有名詞などが多々出てくる本作でこの仕様は不親切に感じました。【BGM、UIなど】UIはとても凝っていると思います。(それを追求した結果、ステータス画面が分かりにくくなった疑惑…)テキスト送りのアイコンがフルールドリスだったり、タイトル画面からおまけ画面までどこを切り取ってもオシャレ。OP/ED曲はせっかく歌付きで4曲あるにも関わらず、全体的に軽やかな曲調で無難な印象。あまり耳に残りません。あえて、なのかもしれませんが。ここまで凝った世界観ならイタリア歌曲風とか、少し宗教色出しても良いような?皮肉にも一番耳に残っているのはBAD EDの曲です。次点でOPのイントロ、サビくらい。昔のオトメイト作品に出ていたLove Solfegeさん辺りが合いそうな気がしてしまった…BGMは種々のシーンによく合っていました。タイトル画面のBGMがお気に入りなのですが、背景がプレイしているシナリオや時間帯によって変わるのも良いなと思いました。【総評】 随所に制作サイドのこだわりが感じられ、広げた世界観・設定がシナリオや各キャラの恋愛過程にしっかり活きており、風呂敷の畳み方もキレイだったと思います。ご都合展開がほとんどない分、選択肢を間違えると容赦なく仄暗い結末へ向かってしまいますが逆に言えば序盤の何気ない言動が中盤〜後半に影響を及ぼし、迎える結末はそれまでの全てを反映していると感じられるところが特に良かった。暴力、薬、金、性etc犯罪組織が支配する街が舞台に相応しい内容なので、多少人を選ぶところもあるとは思われますが日常シーンは結構な飯テロだったり、大半のルートで組織内では丁重に扱ってもらえます。攻略キャラは見た目も恋愛過程も抱えているものもそれぞれなので、1人はツボに入るキャラがいるんじゃないかな?と。楊、ギル、ダンテがお気に入りですが、続編ではBEST ED後と大団円後の2通りのシナリオがプレイできサブキャラも増え、今作よりスポットライトが当たるという事で、また見方が良くも悪くも変わるかもしれない。楽しみに積んであります。
2022.11.26
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隠しキャラのネタバレを含みますのでご注意ください。ディレットーレ/セバスティアーノ・ガリエアンリ・ランベール(CV:立花慎之介)年齢:33歳身長:180cm誕生日:1/18血液型:AB国営カジノの支配人。派手な扮装に身を包み常に芝居がかった喋り方をしているが、その正体は…サブパラ名称:協力度【7周目】いよいよです。終わりたくなくてチビチビ進めてました。しかしこれ、大団円というより実質アンリルートですね。プロローグから名前も知らないまま早朝のお散歩。ギルルートから入るけど、ちょいちょい例のお方の差分が入る。4章終わりにはカジノのシーンが前触れとして挟まって…ロベルト、普通にカッコいいな。どうした。オリヴァーが老鼠引き連れてストラノ行ったり、楊が単身カジノに忍び込んで写真立て盗んできたり、後日改宗(笑)しに来たり。老鼠推しにはたまらん展開続き。楊&ニコラが不敵な笑みで聖堂に立ってるのもスクショしちゃった。双子特製呪いの蝋人形byギルは芸術的過ぎたけど、2人がギルとわちゃわちゃしてるなんて感涙もの。アジア人だから若く見える設定とはいえ、楊や双子の年齢にビックリするリリィ可愛い。肌がきめ細かいとな、羨ましい限りです。オルロックルートで出てきたディレットーレ部屋の写真立ては勿論、各ルートに散りばめられてた色々を回収しながら進んでいくのが爽快。ホットミルク嫌いは彼の事だったんか…ロベルトは、リリィへの憧れが歪まないように、なんてきっちり自重してるし。いや、私的には全然自重しなくてOKだけど。笑対エレナにはリーがいるとはいえ、あのBOGにエレナはやれん。けどまぁロベルトならリリィ預けてもいいかなと思う。(どこから目線)それにしても攻略が辛い!ラストルートに相応しい辛さ。さっきまで百合文字付きだったのに選択肢1個外したら無色になるわ選択肢1つで血飛沫まみれになって文字列出るとか。シビア過ぎ。中途エンドのほとんどでリリィしぬ。(最後にまとめてます)ここまでは、アンリ拗らせ男子だな〜くらい。ニコラがリリィを独断で教会から連れ出す一件。空気読む気がないオルロック、デートだって言われた後の反応が面白いし可愛い過ぎた。で、誘拐された先の贋札工場では…おーこれが噂のニコラのベルトいじる云々。謎に吐息挟まるのなに。笑もっと言えば『持病があるの!』が正解ってどゆこと。偽新聞もここで刷ってたのは意外だった。後日、レオ、リー、双子、オリヴァーが揃って元版回収しに行くのニヤニヤするわ。みんな生きてるって尊い。先に大団円見ました。諸々片付けて迎えたクリスマス、ここでもまさかの楊…!この時代の欧州、街唯一の教会、クリスマスミサに教国のお偉いさん→控えめに言って絵に描いたようなすし詰め状態だと安易に想像できる。そんな場所にマフィアの頭勢揃いしかもチャイニーズの楊が座ってるor立ち見で、おとなしくヨゼフの説教聞いてるとか想像するだけでシュールにも程がある。笑 大団円は文字通り大団円ではあるんだけど、アンリは生死不明のままだしこの先彼らに厳しい時代が訪れるのは確定って感じですね。ホワイトクリスマスはベタとはいえ良い演出。BEST EDのテーマ曲『風花』だし。双子が走り回ってるのを受けての、ダンテ&楊のやり取りもなんか可愛い。あ〜平和だなぁ。でもアンリ、今頃どうしてるんかなぁ。アンリEDいきます。こっちはニコラとロベルトの出逢いMSが挟まるんだけど…ロベルトさん、いくらなんでも初対面の人にその態度はヤバいよ。笑贋札工場にリリィ残すのは今までの世界線見てるとミスったように錯覚する。からの、ディレットーレ仮面外しからの、カジノ爆発→地下通路から逃亡。アンリの過去、想定以上に激重かった。クロエの仇討ちというだけなら、長い年月の間に気が削がれるとかありそうだけど。その後アンリが歩んだ人生が茨の道過ぎた。ファルツォーネもさぁ、一旦引き取ったならもうちょい責任取ろうよ…正直恨まれて当然だと思う。アンリは何もしてないし、本当にただの巻き込まれた人でしかない。アンリがリリィに触れる、触れられるのを躊躇うのは、自分の手が血に汚れてるっていう以外にも…はっきり言えば性的虐待的受けてたっぽい過去も影響してるんじゃ、なんて勝手に思ってみたり。たまに忘れかけるけど登場人物ほとんど反社で、使徒のオルロックも例外ではなく手を下してきた人数は計り知れない。ただし彼らとはバックボーンが違い過ぎ。巻き込まれただけの普通の少年だったアンリが、誰も信用せずたった1人で全て始末をつけてきた点が大きく異なる。淡々と語ってこそいたけど、もうとっくに壊れてたのは間違いない。かつ、独断でブルローネをこれだけの危機に陥れる采配ができてしまうアンリさん…どこの頭より有能説すらある。最後は、さながら駆け落ちエンド。不穏さしかないと言えばないよなぁ…クリア後SSでわざわざエミリオさんが教えに来てくれる通り、リリィは鍵の乙女としての資格を失っていない。大団円後のSS見るに、要は聖遺物(の封印をとく)が必要になりかねない世相になると選出されるんだね。なるほど…クロエやリリィより前の乙女たちってどうしてたのかなって思ってたんですけど、何なら100年単位でいない時期もあったんだ。1926が大団円後の世界線となると、アンリは地下通路から逃げて生き延びた線が濃厚かな。1926は新キャラを楽しみにしつつ、ゲーム内の季節が訪れた頃に崩そうと思います。それでは最後に、各ルートでのご逝去をまとめましたのでこれにて締めさせていただきます。間違ってたらすみません。ご指摘ください。・ダンテBEST…フェイ、ラン、オルロック、楊GOOD…フェイ、ラン、リー、楊BAD…フェイ、ニコラ、ギル中途…リリィ×2合計…13・ギルBEST…ニコラGOOD…ニコラBAD…オルロック、ルカ中途…ギル合計…5・楊BEST…リー、ダンテ、ニコラ、ギルGOOD…ダンテ、リー、エレナ、楊BAD…リー、フェイ、ラン、リリィ、ダンテ中途…リリィ合計…14・ニコラBEST…マルコ、ロベルトGOOD…マルコ、ロベルトBAD…マルコ、ロベルト(行方不明)、ダンテ、ギル、楊中途…リリィ、ニコラ?合計…確定9不明2※ドミニク入れると確定12・オルロックBEST…ニコラ、ルカ、リー、楊、ラン、フェイ、ヨゼフ、ダンテ、(右腕)GOOD…ニコラ、ルカ、リー、楊、ラン、フェイ、ヨゼフ、ギルBAD…ニコラ、ルカ、リー、楊、ラン、フェイ、ヨゼフ、ギル中途…リリィ×5、オルロック合計…30+オルロックの右腕・FINALEアンリ…なし大団円…アンリ?(生死不明)中途…リリィ×6、ダンテ、ヨゼフ、オルロック?、アンリ、ニコラ合計…確定10不明2他、名もなきモブの皆さま多数・全ルート生還者(暫定)レオ、ジュリア、オリヴァー、エミリオ、ソフィア※ファルツォーネ、ビスコンティ瓦解ルートがあるのでエミリオとソフィア以外は描写無いだけでもしかすると…?分かってはいたけどオルロックルートの突き抜けっぷりが半端ない。ありがとうございました。ともよやすらかに。
2022.11.25
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ネタバレありですのでご注意ください。オルロック(CV:豊永利行)年齢:18歳身長:170cm誕生日:4/23血液型:Bそれぞれの組織に出入りしている情報屋。口数は少なく、やや一般常識に欠ける一面がある。サブパラ名称:寛容度ルートテーマ:解放【4周目】楊とは別のベクトルでしんどかった。何ならGOODもBESTでさえも手放しで喜べない。本来であればリリィがこうならないよう、ずっと影から見守ってきたはずなのに、真逆の運命を辿って、どんどん追い詰められていくのが辛い… BEST行きで進めてもキャラの死亡数多すぎだし、中途拾いながらだとリリィ5回死ぬ。もう一度言う、リリィ5回死ぬ。 つまるところ、エミリオさんもっと早く何とかしてくださいよ!ってところでしょうか。 唯一の年下枠、かつマフィアではないオルロック。ブルローネでマフィアに逆らうというのがどういう事かを思い知る事になり。そして、どこにも身を置けない=居場所がないというのは、ここまで人間の不安感を煽るものなんだと痛感。そんな運命の中でも利発で逞しいリリィさん。そりゃマフィアのボスを次々と籠絡していくわけだ。 初っ端から老鼠に連れて行かれた時点で、ああ…100%ハードモード確定…と。リリィの死亡回数もさることながら、序盤でニコラがあっさり退場。ここでも葬儀シーンのレオやジュリアが見てられない。 ダンテ&ニコラはどちらかが死ぬと基本的に何も良い事なし。加えてダンテの記憶がふつふつと蘇るのも不穏でしかないし、ギルはギルででかい取引潰されて激おこアルカの教会すらも老鼠に荒らされていく。 オルロックの『一般常識に欠ける』っていう紹介文が???だったんですが、ルート入ってすぐ納得しました。要は生い立ち故にとんでもない世間知らずってことね。敬虔通り越して妄信というか。老鼠に信仰心などないって、ブルローネで何年も生活してたら分かりそうなもんだけど…? リリィを守る、でも使徒だから猊下の言う通りにしか動けない。ここまで危険に晒されて逃げ惑う日々なのに街を出るとか、教国に連れて行くとかそういう選択肢すら終盤まで無いのかと。他ルートでリリィが、老鼠と手を組むような人を信用して良いとは思えないっていうのがまさにこれだった。 ルカはオルロックの右手で洗礼を受けた最初で最後の人間になるのかな。きっとストラノでは子どもがひとり行き倒れるくらい日常茶飯事の光景なんだろうけど、どうして神は救ってくれないのかと涙するスチルで、彼のロザリオが象徴的に輝いてるのがやりきれなかったです。 老鼠勢、ヨゼフも退場し、ギルは致命傷(撃ったのはダンテですが)BESTのチャプターに入っても選択肢間違えるとオルロック殺したダンテが迎えに来る…この選択肢はどう考えてもアレだからいいとして。ダンテ修羅化ルートでしかない。 ダンテと決別したオルロックは右腕を失い、2人は教国へ。5人中最も色ボケしてる場合じゃねぇ展開だったので、惚れた腫れたはこれからってのはいいとしても。払った犠牲があまりにも多すぎる… ベスト後SSでファルツォーネの血は途絶えた、けど遠縁が居たねぇみたいな事をディレットーレに言い含めるエミリオさん。つくづく敵ではないけど味方でもないという印象。 ビスコンティしか残らなかったブルローネ、教国的にはどうなんだろう。民間人からしてみたら活気出そうな感じはする。とりあえず老鼠が潰れるとまずヤク中の人たちの事があるから、落ち着くのには時間かかりそう。ギルなら何とかしちゃうんだろうけどさ。オリヴァーも有能だし。 GOODはもうほぼ破滅フラグ立ってる。ギルの代わりに修羅化したダンテさん生きてるし…教国としてもファルツォーネ一強に戻ったブルローネが在り、鍵の乙女が使徒と共に逃げ続けてるとなればお咎めなしとはいかないだろう。こんなんなっても2人が変わらずロザリオぶら下げてるのが苦しくなるし、皮肉にも関係が純情過ぎたせいでリリィが鍵の乙女としての資格を失ってないからね… 万が一2人が婚前に関係持ったとしても、修羅化したダンテ率いるファルツォーネは温くないだろうし。 BADにだけキススチルあるのも、ヨゼフとの血縁が明らかになるのも、これがピオフィかー!ってなった。あのダンテが本気でリリィの足の腱切るかどうかはともかく。SSはオルロック死んじゃった…?分からない、分からないけど。いわばこの世界線の2人って生き地獄だよね。死んだ方がマシまでは言えないけど、正直そうかもしれない。リリィの、生まれて初めて神を呪った、というモノローグに準ずるなら。 牢屋でオルロックが見た夢は、黄泉の世界での2人なのかもなぁ…もういっそひと思いに、というのを叶えさせてくれないのがダンテの復讐。背筋が凍ります。 (以下、宗教話注意)今作の宗教観は根本まで理解はできてないし(色々配慮されてるのかそこまで描写もない)正直死後の世界なんて無いだろう位に思ってる。 その上であえて、プロテスタントでは『教会の基本』が9つあるんですけど。オルロックが何人殺してようが『罪人でない者など1人もいない』というのがあるので一応救いはある。 普通に仏教なり神道ベースで生きてる日本人の感覚だと、天国・地獄の価値観がある。んで浄土真宗あたりの六道に則ると、生きていた間の振る舞いで死後辿る道が定められてしまう。 だから、大体刑務所いる重罪人はキリスト教の宣教を受けるのかなと。何なら今作の登場人物ほぼ全員反社だからね。この辺にしておきますか…(宗教話おわり) つまるところ、オルロックルートまじでしんどい。大団円なら右腕は無事だけど、果たして1926でどうなるやら。ありがとうございました。…ところでオッドアイ何か意味あった?・FINALEクリア後の余談。一見丸く収まったかに見える大団円。親子関係も明らかにされてないし、彼の強い信仰心がそのまんま続編へ行くっていうのは不安が残りますね。彼には幸せになってほしいんだけどな…ダンテの記憶が何かの拍子で蘇る地雷も残してる辺りが怖い。
2022.11.24
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ネタバレありですのでご注意ください。ニコラ・フランチェスカ(CV:木村良平)年齢:28歳身長:177cm誕生日:6/28血液型:ABダンテの従兄弟でファルツォーネファミリーのアンダーボス。典型的なイタリア男。サブパラ名称:誠実度ルートテーマ:救済【3周目】初登場のスチルは、これぞイタリアの色男。制限なければメインヒーローは最後派なので購入当初はじゃあニコラからかな…と思っていたんですが。手探りプレイで気付いた時にはダンテルート入ってた(ルート入るの早過ぎて全然気付いてなかった)ので、公式の推奨通り3周目になりました。まさかあそこで『遠慮する』が正解だとは夢にも思わず。というか2周目、楊ルートの治安が悪すぎてファルツォーネに帰りたくなってニコラにしたのに…それすらもことごとく上手くいかなかったわ。泣フタを開ければ今作におけるめんどくさい男ナンバーツー。※ナンバーワンだと思ってたらFINALEで覆った彼がマフィアじゃなければ、腹黒枠で済ませられる話だけど、自ルートですらサクッとリリィを撃ち殺す中途あり。しかも、そういうニコラの言動の根本は1から10まで『ダンテを自由にしたい』というところからきてて。ダンテ、いつ君にそんな事頼んだ…?っていうのがちょっとかなりモヤモヤポイントでした。兄弟同然に育ち、今に至ってもカポとその右腕、わざわざ言葉にしなくてもお互いに分かり合ってる。という関係だけど、それでも結局人間というのは、本当に大切なことはちゃんと言葉にしなければ伝わらないんだなって。勿論、ダンテルートでもニコラがビスコンティに付いた事は、何かしらの理由があるとダンテは信じていた。でもその真意までは計りかねる、という感じだったからね…腹割って話せよと。一番ショックだったのはマルコ。BEST一直線ならメインキャラは全員生還なだけに。ロベルト暴走ルートであり、中途エンドにはある種のロベルトEDもあり…まさか彼があそこまでリリィにクソデカ感情抱いてたとは思わなかった。楊が焚き付けたのもあるけど、それ以前から既に暴走始まってましたし。あんな懐のでかい上司撃ち殺すって、てっきりヤクでもキメてんのかと思いました。構成員狩りにディレットーレが嬉々としてたのは良い伏線。ダンテとギルが真っ当にカッコ良過ぎるし、最後の最後までダンテとリリィを天秤にかけて、誰かに促されるまで走れなかったニコラ。リリィ、強くて健気だったな…という印象の方が強く残った。私なら折れてる。大体どのルートでもGOODは引っかかるものが残るけど、ニコラに関してはここが落とし所なんじゃないかなとも。正直BESTよりしっくりきた。今作のマフィアさん達そんなに優しくないし、ブルローネを引っ掻き回した理由が個人の感情からの独断過ぎて。遅かれ早かれ追われる身なら、さっさと街も国も出た方がいいと思った。当人は奇蹟なんて信じていないとはいえ、彼も一応鍵の乙女の相手として成り立つ血筋ではあるからなおのこと。BADは需要ありそうなやつ。ブッ壊れてるけど好きな人は絶対好き。ギルまであっさり撃ち殺すとは思わなかった…楊も予想以上に怖いって言ってたけど、底無しの恐ろしさ。葬儀のスチルでピアス外してるとことか、他のスチルでダンテの服着てる?っぽい辺りが細かいなと思いました。キッチンでジュリアが泣いてるシーンはさすがに胸が痛くなった。この状況、教国はどう見るんだろう…と思ったら、SSでエミリオさんがしっかり頭抱えてて申し訳ないけど笑った。ブルローネはまたファルツォーネ一強になって、リリィが結ばれた相手はファルツォーネ血筋、カポになったニコラで。でも墓守の一族としての役割までもを引き継ぐかは微妙なところ。となると、うーん…メリバ感。いややっぱりこれはBADだ。エスプレッソ片手にウインクされた時が濁りない好感度最高潮で、後はどんどん『胡散臭い』『腹の中で何考えてんだ』が積もっていく描き方がとても上手いな、と思いました。私のステータス画面に文字列がryニコラルートは、今作のテーマである『何故彼女は狙われ、求められるのか』が全くもって分からない(しかも相手は知ってるのに)のがミソですね。ダンテからパターンに乗って良かったかもしれない。これ、1周目だったらその辺ポカーンのまま伊達男とくっ付いて終わり…なわけですよね?オルロックの素性さえも分からないまま。確かに真相は後に取っておきたいなら良さそうではある。このルートに限ったことじゃないけど、ニコラとリリィが傍目で幸せになるダンテを思うと手放しで喜べない。他の相手ならそこまで目に入らないけどニコラの場合はなぁ。いちゃこくなら自分の屋敷にして!泣胸中をおくびにも出さない事で、寧ろダンテの好感度が上がってしまうという…とまぁ総合的に見てこんな印象になってしまったものの、マフィアのアンダーボスとして考えたらこういう人なのも何ら不思議はない。何なら他の面々がチョロ過ぎるのかもとすら。GOODのヴェネツィアデートはどこかで見てみたい。ありがとうございました。・FINALEクリア後の余談他組織の二番手、リーやオリヴァーと比べて主との関係性が違い過ぎるから仕方ないんだけど、ニコラは本当にどこまでもニコラ。私がダンテだったら工場にリリィ置いてきた時点で一発ぶん殴ってると思う。笑マフィアへの風当たりが強くなる1926でどう立ち回るのか、嫌な予感が…
2022.11.23
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ネタバレありですのでご注意ください。楊(CV:岡本信彦)年齢:29歳身長:175cm誕生日:12/12血液型:B老鼠の首領。気分屋、享楽主義で感情の読めない男。サブパラ名称:利巧度ルートテーマ:籠絡【2周目】『この人説明いります?』て。もはや公式からも放棄された男。笑1周目の死に際に悪人好きの癖がウズウズするんで素直にルート入ってみたんですが…そもそも、PVとかOPで他のキャラは初登場時のスチルなのに、なんでこの人だけ中盤ぽいスチルなんだろうと思ってました。フタ開けてみたらこれ本当に1枚目だったんだ。焦る。2周目からは攻略見てやろうと思い、中途とBADから回収していったんです。結果…あまりの悲惨さに一旦置いて、優しい世界に定評のある他社作品へ避難。笑メンタル回復を経てGOOD→BESTへ。ちょろかったって人もいるけど、私は何ならBEST迎えてSSやら派生やら履修してもまだハラハラしてます。まずキャラデザからしてズルいでしかない。他社の某組長程じゃないけど、上半身墨だらけの男性には色々とトラウマがryまたしても傷口に塩擦り込みながらプレイする羽目になるとは。泣喋り方がめちゃくちゃクセになる。基本、グッズは嵩張らない物(紙類)とか、キリがないから一作品一つだけと決めてるのに、コンプもしないうちからシチュエーションCDポチっちゃったのなんて人生初なんですけど…これが沼への一歩?さて。2周目から選択肢の増えたプロローグは手探りで抜け、無事老鼠に拉致られました。チャプター入って1つめの選択肢でいきなり死ぬ。だけど楊ルートって、あっさり死んだほうがマシな中途しかないからこれはこれで。とにかく双子が可愛い〜。特にダンテルートだとバラバラになった挙句ガンギマリのランを始末する羽目になるから、2人とヴェレーノをぶらぶらしたり、飲茶できる世界線は悪くない。朝からがっつり食べる事にリリィは驚いてたけど、何も彼らが中国人だから、という背景に留まらず生い立ちも設定として活かしてるのかな?なんて感じました。いつ、何があってもいいように食える時は食っておけ、っていう楊はいつになく真剣。振り返りプレイはとりあえず中途分岐をセーブしつつBADフラグバキバキに折りながら進む。分かりますよ、所謂おもしれー女的ルートだっていうのは。一発でBEST到達した人凄いと思うわ。ダンテ、ギルとの会合でも言ってたけど。自ら薬に手を出すような人はいずれ道を踏み外すし、忘れがちだけどマフィアの支配するブルローネ=そんな優しくない世界でまともに生きられるとは思えない。だから考えるだけ無駄だし、興味もないし放っておく、っていう理屈は一応分からなくもない。リリィは現状をしっかり自分の目で確かめる事でそれを確信。気まぐれにドレスやら熊猫のぬいぐるみを与えられて、膝の上でご飯を食べさせられる日々がここで少し変わる。ついでに呼び名もリリィに変わる。胸のアザも薄れる…と。この描写入った時は感服しました。もし1周目がダンテBESTだったら、当たりは付けられても確信は持てなかったと思う。GOODだったからこそ理解した。そうすると序盤オルロックが絶句してた本当の意味も、MSで繰り広げられるアレコレも全部繋がるんだよね。最終的にダンテ、ニコラ、ギル全員綺麗に始末しちゃうわけですが街中で大砲ぶっ放すビスコンティさん流石です。負けるし死んじゃうけど、そういうとこちょっと、いや結構好き。改めてBEST到達してみると…そうか。楊は他のキャラと違って、好きとか愛してるとか、そんな甘い言葉は言ってくれてないし、未来も約束しない。ただ『惹かれているらしい』とだけ。あとは『俺のもの』で、飽きる前に逃げたら殺す。飽きた時はどこへでも行け。楊らしいといえばらしいけど、丸ごとすっぽり懐に入れてくれたかと言われると、そういう安心感は無いんですよね。この人にそんなもの求めるだけ無駄なのは理解した。本名教えてくれたし、ロンドンには連れて行く気らしいけれど。あと、ED見る順番でも相当印象変わるのは間違いない。試しに攻略順変えて全キャラ丸々2周しようと決めて、一回セーブデータ消したんです。笑確かにBEST一直線で最初に見たら結構あっさりした印象で、ちょろかったって感想も頷けました。が。プログレス開くと、楊ルート既読率30%!これで更に合点がいった。楊と結ばれて当面幸せになれる世界線って、用意されたシナリオのたった30%以下(一度階段から落ちて死んでる為)で、あとはリリィがポイされるか、ゲスに攫われるか、殺されるか、楊が死ぬかが70%を占めてるって事か。これは酷い。や、褒めてるつもり。楊ルートはGOODとBADの対比が凄く良いと思ったので、BADから。船爆発後、村の宿での選択肢が分岐点かな。攻略情報見てるとはいえスチル出るし、まんまと騙されました。今になってみたら、こっからもう芝居入ってるの感服するしかない。チョロいんで、シェイクスピアなぞっての逢瀬にも騙されましたよ…リリィが読んでたの覚えてくれてたんだなぁとか。いや覚えてたのは間違いないんだけど。笑それを利用されましたっていうだけ。台詞から何から、後々見てみると薄ら寒い。SS読んでみたらもっと顕著。やっぱり楊が愛してるだの何だの言い出したら、そんなの楊じゃないって事。双子がやられるシーンもしんどいけど、ダンテの胸中まで読んでの立ち回り。ほんっとに頭良いよなぁこの人。まとめて串刺しにした上、エピローグやSS読む限り双子が死んだ事すらさして気に留めてない。一方GOODはというと…エレナぁ。泣見方によってはリリィとエレナの道筋って途中までは似たり寄ったりだったと思う。教会育ちの乙女が、チャイニーズマフィアの首領と参謀役に匿われて、扱いはどうあれ2人は初めて恋をした。バタフライエフェクトかなぁ…BEST行きだとリリィも『女』になるから、きっとエレナがリーを忘れられない気持ちに寄り添えた。描写こそないけど、かける言葉とかも全然違ったと思う。で、双子と外に出たりもするんだけど、GOODの世界線だとひたすら想いを募らせるばかりになって爆発しちゃったかな。描写されてない部分はなんとも言えない。エピローグでギルが大体語ってくれてる。リリィごと串刺しにすればギル倒せたのもそう。生き延びはしたけど、幸せは永遠に失われたっていうのもそう。スチルコメント聞くと、これはこれでリリィの心は永遠に俺のものになるから悪くない的な事言われるんですよね…GOODで本人が死ぬパターンは唯一か。せめてダンテが生きてたらとも思うんだけど、残念ながら退場済みです。2周目からハードモード過ぎて、まさかの一旦休止にまで至るとは思いませんでした。1926は何やら本国絡みもありそうだし。楽しみなような恐ろしいような感じで終わります。ありがとうございました。・FINALEクリア後の余談ギル、FINALEルートでの老鼠が愛しい過ぎて六凰会からの報復が怖い。でも、それすら楊は愉しむだろうし、新キャラの見た目も刺さりまくりなんで本当に楽しみ。キャラソン『赫い毒』はオフボーカルですらカッコよくて、濃ゆいチャイナサウンドが良きですね。
2022.11.22
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ネタバレありですのでご注意ください。ギルバート・レッドフォード(CV:森久保祥太郎)年齢:26歳身長:182cm誕生日:7/26血液型:Oビスコンティのボス。俺様で派手好き、慣習に縛られない革新的な思考の持ち主。サブパラ名称:信頼度ルートテーマ:翻弄【5周目】キャラデザ見た時、絶対この人!ってなったのに…まさかの4人攻略しないとルート入れないと知って凹んだのが記憶に新しいです。 基本的に他ルートでも気のいい兄貴風のギル。それだけに、攻略制限と推奨順のせいで大体オルロックの直後になるのは割食ってると思いました。オルロックルートだけは3組織から逃げ回るし、ギルも嫌な奴というか。面子を潰されたからという理由だけで敵になるので、ダンテがオルロックを憎む理由と比べちゃうと軽いとまでは言わないけど、ちっちぇ男って印象になって、そのまま自ルート入る流れになっちゃうからさ… さてさて。プロローグから新しい選択肢の数々。ダンテやオルロック絡みは変わらないけど、ニコラとロベルトの仲裁したり、隠しさんとデートのお約束したり…ストラノの炊き出しでギルが豪快にお金をばら撒いたり(!)と、これまでとは異なる世界線に入った感がビシバシきてる。 ほぼ大団円が見えてるので、リリィ誘拐の晩に全員勢揃い。まさかこういう展開でギルに匿われるとは思いませんでした。そりゃ、真夜中に裸足で逃げ回ってる乙女を彼が放っておくわけない。 屋敷に匿われた後、早速洋服をたっくさん買ってもらって(当然のようにここからここまで的な買い方)、海沿いでジェラート食べながらお散歩。そもそも、このブルローネで一番安全なのは俺の隣だ、なんてさぁ。たまらん。…ダンテが聞いたら内心半ギレしそう。笑 しかし、唐突な逮捕には何事かと。どのシナリオの裏でも贋札流通が起きてたって事か…ヨゼフが老鼠と繋がらないのは、全く違う世界線なんだなと感じましたが。 やっぱりいい女を連れて歩くっていうのは、男の人にとってステータス?元々街を自ら歩き自分の目で確かめる派のギルは、着飾らせたリリィを何処へでも自由に連れて行ってくれます。 あえて選択肢外して教会へ行ってみると、料理が壊滅的なギルが見られたり、老鼠ではいきなり半裸の楊が出てきたり。笑セーブ&ロードでとりあえず全部回りながら進めました。 ・レオをビスコンティに勧誘・オルロックと手合わせ・炊き出し中のエレナを見守るリー・ダンテ留守中にカポの部屋でカードゲームして発砲されかける皆さんどれも一見の価値あり。笑いつも大体腹の探り合いだし、ギスギスしてたから嬉しい。 と、わちゃわちゃしていられるのはこの辺りまでですか… BADからいきます。裁判が1日で終わらない時点で不穏なのに、呑気に酔っ払っているお三方。オリヴァー、ドイツ系だからめちゃくちゃ酒強い(公式ブログより)のに、リリィを秘書に勧誘するくらいには泥酔してます。 その後はギルが発j…その気になっちゃったもんで、断ると翌朝ギル死んじゃうし。かと言って流されてもいい事ないのはこれまで辿ってきた運命見てれば明白。SSで、鍵の乙女としての資格を失った事で教国としてはもうリリィに用は無いのがはっきり分かる。それでもダンテが生きてるから救いはあると思いたいけど、そうなるとまたニコラさんがね… 一番驚いたのは、自ルート中途の他は1回しか死なないオルロックが、ただの民間人に刺されてあっさり退場しちゃう事。控えめに言って貴方が世界最強では…???名も無きモブ、マフィアのボスや教国の使徒より強かった。なんそれ。 けど、他ルートのBADと比べるとやっぱり優しいかなって。オルロックとルカは残念だけど…2人共心身共に一応健康ではあるし、時代が移ろえばいつかまた何処かでって思えなくもない。星は移ろうってエミリオさん言ってるし。うん(言い聞かせ)。 GOODとBESTは7章こそほとんど差分が無いとはいえ、GOODはやっぱりあと一歩感が残る。ルカが花束持ってくるのは可愛いんだけどね。 裁判前夜にオリヴァーが襲われるシーンの、『scheisse!』にちょっとときめいた。笑名前はヨゼフ程ドイツっぽくないのに、切羽詰まって口をつくのはドイツ語なんだなぁって。 とりあえず工場での老鼠勢良すぎでしょ。ここまで見たMSの中で一番好きかも。リーがオルロック訝しがってたりまともに戦ってるし、双子は相変わらずだし、あの楊が普通に部下動かしてる。爆破寸前の外に出ろって叫ぶとことか、え…首領だ…※邪魔な人は蹴り飛ばしてます ダンテはダンテでカジノでディレットーレと対峙。GOODだと取り逃すけど、BESTなら炎の中に飛び込んだギルがしょっ引いて来る。ただし、直前の会話でニコラの死亡が確定してしまうと… 市警に捕まったところでさして気にも留めてないディレットーレですが、オルロックルートでもマフィアが嫌いという旨の発言はしている。仮面が胡散臭いのは勿論、キャスト見た時点でほぼ分かっちゃうやつなんですよね。笑加えて3周目以降のプロローグで謎のお兄さんと会話するから声聞けちゃうし。まあ、FINALEに期待という事で。 リリィを教会に帰すのはギルなりのケジメってとこも男前で良かった。ただ、ラストのスチルでは貰ったイヤリング付けてて欲しかったなー!おまけで拡大してみたけどやっぱりあのイヤリングじゃない…赤いドレスと合いそうなのになんで?泣 ダブルヒーローのダンテが、墓守の一族の主&鍵の乙女の赤い糸に焦点を当てたシナリオだったのに対しギルのシナリオはブルローネの裏の裏に巣食う闇、引いては欧州、世界規模まで風呂敷が広がるのが対象的で良かったと思います。 勿論ダンテも、リリィが仮に鍵の乙女じゃなくても…と言ってはくれるんだけどギルの場合本当にハナからリリィの背負った使命やら何やら全く関係なく、マフィアの豪快なボス×単に偶然出会って気に入られた女、っていう関係性から始まる。 今作が見せたかったのは、ファルツォーネカポのダンテと、鍵の乙女であるリリィが結ばれる結末だったかもしれない。だけど、普通にマフィアものとして見たら、これぞ期待通りの関係性やシナリオだったなぁと思いますBESTもBADもね。 クリア後SSでちゃんと両目裸眼も見せてくれましたし。ロベルトもやっとブルローネ市警の刑事とはどうあるべきかちょっとずつ分かってきてくれてる。累計死亡数()が一番少ないルートでもありました。そこでも亡くなるニコラさん… そして、ギルは今作中リリィに一つだけ嘘をついている、というのが公式ブログに載っていたので1926楽しみだなぁ、1周目推奨になってたし。ありがとうございました。 ・FINALEクリア後の余談チラッと出てきた禁酒法、1926で本格的に関わってきそうですね。
2022.11.21
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ネタバレありですのでご注意ください。ダンテ・ファルツォーネ(CV:石川界人)年齢:23歳身長:178cm誕生日:9/17血液型:A伝統と血統を重んじるファルツォーネファミリーの若きカポ。冷酷、冷徹な性格。サブパラ名称:見識度ルートテーマ:必然【1周目・6周目】初見手探りで気付いたらルート入ってたんでそのまま進めて、GOOD辿り着いて。今思うとサブパラは相当序盤から文字列出てました。笑GOODも別に悪くない終わり方だったから、これ以上となるとやっぱり…という当たりはつけながらも『いつになったら鐘鳴るんだろう』『もしかして大団円でしか鳴らない?』と思いながら他4人クリアした後でBEST行ったところ。…鳴った。思わず部屋で1人で呟いてしまいました。そして『FINALEルートが解放されました』。こんなん嫌いな乙女ゲーマーいるわけない!1から10まで正史って言われてるようなもん。運命の人だ!と、FINALEクリアまでは思っておりました。では。まず、レオなんですが。知り合った瞬間、あ、この子死ぬやつだ。って思った。思いますよね?笑なのに、『どのルートでも死なないキャラは片手の指で数えられるくらいしかいません』のうちの1人だった。屋敷で初めて顔を合わせるのはジュリアだし、ダンテも散々冷酷・冷徹だの何だの前情報与えておいて軟化早いのなんの。え、ピオフィ案外優しい世界なんじゃ?って錯覚します。ちょいちょいニコラが暗躍してる素振りこそあるうえ、中途回収してると普通に撃ち殺されますけど。『取引材料にもなれないなんてね』という一言を添えて。あのさ…この2人ってどちらかが欠けると大体おかしくなるけど。ニコラにリリィ殺された世界線のダンテも相当酷いことになるんじゃない?後々謝られるけど、私はリリィみたいな聖女じゃないからやっぱりモヤる。老鼠勢がお気に入りなので、初手こそガンギマリのランにうわぁ…ってなったけど振り返りプレイしてみると胸が痛い。リー、ゲスな事してくれたなぁ。さすがBOG=Best Of GESU☆エンディングシーンを除けば途中の展開はGOODの方が好きなんですよね。ダンテ、ギル、ニコラ共闘で楊、リーを始め老鼠を始末する件も然り。BESTだと2人(+エミリオさん)で答えに辿り着いたわけじゃないから情報が断片的で、ただ偶然に奇蹟が起きた感があって。楊にオルロックが滅多刺しにされるのもエグいし…しかしギル、BESTだとその野望の大きさからブルローネは別にいい、くれてやる的なのカッコいいなぁ。組織が分裂した経緯が活きてるというか。ファルツォーネは墓守の一族としてこれからもこの街に根付いていくものでビスコンティはそこから離反→もっと広い世界へ羽ばたいていくんだなって感じ。GOODだとビスコンティに結構デカい代償払ってるし、この先どうなるかやや不穏みは残る。とりあえずBEST後SSのダンテが可愛いすぎる。雛菊よりリリィより可愛いのは貴方のほうだって。確かに街で一番歴史あるマフィアのカポがこんなフニャフニャじゃあ、鉄仮面でも被らなきゃ務まらないね。笑で、ディレットーレとエミリオさんが何やら不穏…BEST見た時は既に色々情報入れちゃってたので、『アンリ』にあんまり驚きがなくて残念ではあったかな。BADは清々しいくらいダンテにとって最悪の結末。ニコラとはすれ違ったまま自ら手をかける事になってしまうし。老鼠に及腰のファルツォーネなんて見たくもない。ギルもニコラから色々聞いたんだろうけど、敬虔な2人が聖堂で殺し合う時点でもうなんかおわてる。ギルは死んじゃったのに楊は生きてて、老鼠も当然衰えておらず治安維持に苦労してる。元々、先代より弱体化してたファルツォーネの未来は明るいとは言えない。リリィこそ明確に死んではいないものの、緩やかに死へ向かっている…んだろうな。他のルートでもリリィを想ってるのが隠し切れてないダンテ。そりゃ、6歳からと言われれば納得しかできない。多少ファンタジー的要素もあるとはいえ、やっぱり運命の赤い糸には敵わんな…弱いです、こういうのに。他社だと小さい頃に実は会ってたとか、幼馴染ポジが当てられたりするけど。ここまでガッチリ世界観と絡められちゃうと、もう圧倒的王子過ぎて。悪人好きなはずの心が勝て…ない…しつこいようですが最初に迎えたのがGOODでしたので、『このトチ狂った男ほんとに攻略できんの?』という好奇心に勝てず、そのまま2周目楊へ進んでしまいあそこまで酷いと思わなくて早々に後悔しました。結果沼ったけど。ありがとうございました。・FINALEクリア後の余談ちょっと待ってくれ…これは色々思うところある。BESTで両手上げて大喜びしてた私の見識度たぶん文字列出てるわ。個別に記事書こうか悩み中。
2022.11.20
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