泡沫のユークロニア 0
終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation- 攻略 6
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart 12
Collar×Malice 0
キューピット・パラサイト 0
蛇香のライラ~Trap of MUSK~ 0
幻奏喫茶アンシャンテ 0
天獄ストラグル 0
オランピアソワレ 0
ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子 0
レンドフルール 0
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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。続編発売が決定し、体験版にて雰囲気が気に入っていたのを思い出して購入しました。これまでプレイした中でも上位に入るおすすめタイトルです。今回も試験的に簡易版を作成してみました。【良かった点】・リアルとフィクションの狭間の絶妙な世界観・ADVながら、紙芝居ゲームに収まらない工夫された演出・その中で息をしている魅力的なキャラクター達(サブキャラ含む)・キャラ同士のわちゃわちゃが楽しい・個別ルートに入り、各キャラに焦点が当たると雰囲気がガラリと変わる・各々考えさせられる練り込まれたシナリオ…善悪、社会問題、死生観etc・細かな分岐でトロフィー獲得など、ちょっとしたやり込み要素がある・細かい小ネタが分かる人には分かるし、知らなくても調べてみるとシナリオやキャラの解像度up【人を選ぶ点】・ヒロインが1人のキャラとして立ち過ぎている…自己投影派の方には不向き・真相ルートがしんどい…現在は続編が決定しているが、発売当初は放心状態になった方も多かった模様・乙女ゲームとしてはどうかな?…サクッと糖分補給したい方には不向き【気になった点】・選択肢表示中はセーブ不可…バックログから直前のテキストに戻らないとクイックセーブも通常のセーブもできない・嘔吐恐怖症の方は要注意…なまじ声優さんの演技がリアルでキツイ、テキストにもgeroとか結構出てくる・そもそも続編ありきのシナリオだった?…残したままの謎が多い・同社別タイトルのキャラ等がちょいちょい出てくる…それ自体はファンサービスとして構わないんだけど、問題はそのタイトルがSwitchでプレイできない点【総評】テキストアドベンチャーとして見れば間違いなく良作です。何を求めてプレイするかによって評価が分かれるタイトルだと思いました。個人的にはほぼ箱推しタイトル。演出も素晴らしいですし、自ルート以外でも他キャラとの協力や絡みが沢山あるので、みんな大好きになりました。また、ヒロインが1人のキャラとしてかなり立っている為、テウタ・ブリッジスという人物が合うか合わないかで評価が割れそうだなとは感じます。物議を醸した真相ルートですが、私は続編決定後にプレイしているので比較的落ち着いて受け入れられました。なので、これからプレイされる方は衝撃かもしれませんが、これで終わりじゃないと思えばメンタル保てるかなと…恐らく続編決定がなければ、まだまだ謎を残してる部分もありますしえ、これで終わりって嘘でしょ?と、かなり印象が違っていたと思います。笑える迷言やグッとくる台詞が多く、お気に入りのドラマ、映画を繰り返し何回も見るような感覚で周回しました。箱推しと言いつつ、お気に入りは頭ひとつ抜けてスケアクロウ。普段食指に引っかかるタイプとは真逆なんですが、キャラを動かしているシナリオ、命を吹き込む声優さんの演技、盛り立てる演出etc全てがそうさせたのかなと。おすすめです!
2022.12.19
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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。続編発売が決定し、体験版にて雰囲気が気に入っていたのを思い出して購入しました。また長くなってしまったので簡易版はこちらからどうぞ。【世界観】-あざやかな悪に染まれ-アメリカ東部の街、ニューシーグ。悪徳弁護士として名高いリンボ・フィッツジェラルドは、急な弁護の依頼を受け警察署へと向かう。 そこで出会った男は、『この面会がなければあなたは死んでしまう運命だった』と言う。奇妙な話に困惑するリンボ。男は不自然な女のような口調で続けた。『〝今日〟は私にとって再放送なの。私はあなたが死ぬのをこの目で見た』という事で、舞台は現代アメリカ。季節は秋〜冬。ヒロインは時間を遡る特殊な能力を持っていますが、自分自身ではなく他人としてしか戻ることができません。彼女を取り巻くキャラクター達との交流、それぞれが抱えるもの。そして、物議を醸した真相へと収束していくストーリーです。 【キャラクター、グラフィック、演出】キャラデザや塗りはアニメっぽいパキッとした感じ。画面に動きがあり、いわば紙芝居的な作品がほとんどの乙女ゲーム界隈では目にすることがない独自の演出が見られます。目の前のキャラと会話している後ろで別のキャラが会話する音声が入ったりするので、一枚絵の背景にも奥行きが感じられる。立ち絵は目パチ、口パクあり、種類も豊富。シーンによって服装、髪型や装飾品が細かく変わり、選択肢によって嗜好品の変わるキャラもいます。5人の攻略キャラは勿論、友人や行きつけのお店のスタッフなどなど、ヒロインを取り巻く人物はみな個性に溢れ魅力的。ヒロインの特殊能力を除けば現代モノらしいリアリティもそこそこあり、声優さんの演技が絶妙。アニメっぽいグラに対し、吹き替えのような自然な演技です。フィクションとリアルの狭間でキャラが息をしている感じでした。洋画や海外ドラマ、洋楽、クラシック、文学etcが好きな方には作品全体の世界観も好きになれると思いますし散りばめられた小ネタの元ネタが分かって楽しいと思います。分からなくても調べてみるとより世界観に入り込めます。実在する詩の一片や、これはあの作品のオマージュっぽいな、というのが頻繁に出てきて楽しかった。ヒロインはデフォ名、呼びあり、CVあり(ON/OFF可)、キャラ視点や演出で立ち絵あり、スチルにもガッツリ。特殊能力を始め、性格、職業、趣味嗜好や過去など設定がしっかりめなので、自己投影派の方には微妙。CVオフにしても演出の中で喋るので無理な方には全く向かないと思います。抵抗がなければオンのままの方が臨場感が出ます。性格は物怖じしない強気なタイプで、特にCVをオンにしていると顕著です。言動は21歳の米国人女性にしては幼いですが、裏表なく可愛らしさがあるので、個人的には好感が持てました。ヒロインも登場人物の1人、という感覚で遊んだ方が楽しめるタイトルです。【シナリオ、糖度】乙女ゲームのお約束的な糖度は過度に期待しない方が賢明です。例えるならば…アクション映画で主人公とヒロインの女性が、2人で紆余曲折乗り越えた末に結ばれてハッピーエンド!みたいな感じ。かな?恋愛に焦点を当てたシナリオ展開ではないので、糖度重視の方はご注意を。とはいえ、ルートによってはしっかり甘いシーンもありますし何よりキャラが立っているので、キャラ萌えさせてくれる要素がこれでもかという位詰まっています。心が通い合う過程や愛情表現、一言に恋人同士(クリア後)と言っても関係性がそれぞれなので、推しはAだけどカプとして萌えるのはB×ヒロインかな、みたいなのもあり。共通4章の後個別ルートSide:Aに入り、分岐はグッドエンドとバッドエンドの2種類。グッドエンド読了で、結ばれた2人の後日談的シナリオSide:Bが解放されます。また、Side:Aを選択肢全正解=好感度最大でクリアすると、おまけのSSが解放となります。なかなか微笑ましい内容なので必見。ステータス画面が無いためルート分岐が分かりにくいのが難点ですが、共通ルート内の差分で判断できます。個別ルートは全て独立シナリオで、攻略キャラそれぞれにしっかりと焦点が当たり全く異なる展開になるので共通はやや長めですがそこまで金太郎飴感はありません。全体的に、キャラ同士がわちゃわちゃしているのを見るのが好きな方にはぴったりです。ただし、ヒロイン、攻略キャラ、サブキャラまで各々抱えているものが重いので真相ルートに関しては心して挑んでください。ボリュームとしては1ルートにつき数時間で読了できるので、プレイ時間があまり取れない方にもおすすめできます。【攻略】5人の個別ルートに攻略制限はありません。全キャラのside:A+side:Bを読了すると真相ルート1が解放され、真相ルート1を読了で真相ルート2が解放。選択肢を押した時に攻略キャラの担当カラーエフェクトが出る事があり、これで正誤を判断できますが共通ルート中に関しては外しても後述する心理テストの結果が狙いたいキャラに沿っていればルートに入れますし好感度最大クリアのトロフィーも獲得可能なのであまり気にしなくて大丈夫です。共通2章目の心理テストでルート分岐します。ここでも選択肢決定で担当カラーが出るので一応ヒントにはなっていますがシステム上、選択肢表示中は一切のセーブができない仕様のため10問あるテストを自力で思い通りの結果にするには試行錯誤させられます。最低4つくらい狙いたいキャラのエフェクトが出ればルートに入れるかなと。個別ルート内の選択肢全正解でグッドエンドを迎えるとトロフィー獲得+SS解放ですが外してもバッド分岐の選択肢でなければグッドエンド自体は迎えられます。攻略サイト様も情報がそれぞれ異なり、チャプター選択や分岐回収用のセーブから開始すると思い通りの分岐に進めない現象に多々遭遇しました。今作をしっかり遊び尽くしたい場合は、ご面倒でも毎回チャプター1から開始した方が確実なのではないかと思われます。スキップではなく選択肢ジャンプをしていけばサクサク進むので。バッドエンド回収に関してはその限りではありません。バッドエンドの分岐は比較的わかりやすいかと思いますので、直前のテキストでセーブを。リンボのみ2つあり、他4人は1つです。【攻略推奨順】真相以外は制限なし、公式からも特にアナウンスはありませんので好きな順で良いと思います。私はスケアクロウ→シュウ→モズ→ヘルベチカ→リンボ→真相の順にプレイしました。強いて言えば、シュウはスケアクロウの後がよろしいかと思います。迷われる方向けに軽く属性雰囲気を。1.リンボ…ハイスペメインヒーロー、理想の彼氏、糖度あり2.シュウ…大人・年上キャラ好きの人へ、強キャラ感強め、糖度あり3.ヘルベチカ…壮絶、真相ルート直前はおすすめできないかも、糖度あり4.モズ…余韻が残る、他ルートよりメインキャラがやや空気、糖度控えめ5.スケアクロウ…ピュアofピュア、色々あるけどちゃんとハッピーエンド、糖度控えめ【システム】サクサクの選択肢ジャンプ(未読があればそこで止まる)がありますし、演出もAボタンで飛ばせるシーンがほとんどの為、周回は比較的快適ですが選択肢表示中に一切のセーブができないのが最大の難点。バックログで表示前のテキストに戻ってクイックセーブなり、通常のセーブをしなければなりません。ヒロインのCVをオンにして、本体がスリープしないように設定すれば流し見プレイも。キャラクターボイスのバランスがやや悪いと感じたので、微調整しながらプレイしていました。これに関してはイヤホンでなければあまり気にならないかもしれません。【BGM、UIなど】主題歌からBGMまでカッコいい、オシャレなものばかりでとても気に入っています。主題歌に関しては特典CDでしかフルバージョンを聴けないので、その為に購入しました。記事作成している時点ではまだ新品が手に入るので、ハマった方は是非。メイン5人のエンドロール曲は生音が良かったな〜と思いますが、ちょっと贅沢ですかね。UIはサイバー風で現代海外モノっぽい雰囲気によく合っており、こちらもお気に入りです。【総評】テキストアドベンチャーとして見れば間違いなく良作です。何を求めてプレイするかによって評価が分かれるタイトルだと思いました。個人的にはほぼ箱推しタイトル。演出も素晴らしいですし、自ルート以外でも他キャラとの協力や絡みが沢山あるので、みんな大好きになりました。また、ヒロインが1人のキャラとしてかなり立っている為、テウタ・ブリッジスという人物が合うか合わないかで評価が割れそうだなとは感じます。物議を醸した真相ルートですが、私は続編決定後にプレイしているので比較的落ち着いて受け入れられました。なので、これからプレイされる方は衝撃かもしれませんが、これで終わりじゃないと思えばメンタル保てるかなと…恐らく続編決定がなければ、まだまだ謎を残してる部分もありますしえ、これで終わりって嘘でしょ?と、かなり印象が違っていたと思います。笑える迷言やグッとくる台詞が多く、お気に入りのドラマ、映画を繰り返し何回も見るような感覚で周回しました。箱推しと言いつつ、お気に入りは頭ひとつ抜けてスケアクロウ。普段食指に引っかかるタイプとは真逆なんですが、キャラを動かしているシナリオ、命を吹き込む声優さんの演技、盛り立てる演出etc全てがそうさせたのかなと。おすすめです!
2022.12.19
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ネタバレありですのでご注意ください。テウタ・ブリッジス(CV:近藤唯)年齢:21歳身長:165cm誕生日:12/21血液型:AB他人になって時間を遡る能力を持つフリージャーナリスト【6周目?】真相ガー真相ガーっていう前情報は入ってたので、5周目リンボクリア後、二の足踏んだは踏んだ。けどせっかくなら、このバスタフェ楽しいって気分のまま完走しようと。そのまんま行きました。そして納得して後悔しました。まっっったくもって大団円ではない。そして、全ルート2周目行こうとする心が少し折れかけた…回ったけど。・FULL CIRCLE(真相1)こちらはルイ・ロペスについての真相、正直そこまでの衝撃はなく、色々散りばめられてたのをまとめてくれた感じでした。真相ルートに関してはクリア後、他の人の感想ブログ見てきてわかりみが深かった点が下記。真相1・2どちらにも言えるんだけど…キャストで大体察しますよね。笑こればっかりは、オタクはもうどうしようもない。知っているものを故意に忘れる事はできません。アレックスは見た目と年齢設定の割に言動が成熟し過ぎで、テウタも気付いてた。ヴォンダは立ち絵出しといて大した見せ場なかったうえ、最高裁判事の席を狙ってるっていうから権力に固執してそうだなと。(ヴァレリーに言い寄ってるのも恐らくフィッツジェラルド家との繋がり目当て)で、カルメンは中の人プラス、荒んだ生活から引っ張り上げてくれた人がいたという台詞があったし、遠くにいる彼氏、とか。やたら顔も広いし、ただの賑やかしキャラじゃ終わらなそうかなって。フリーメイソンみたいな、一般人からしたら都市伝説にしか思えない有力者の秘密結社的なのを描きたかった感じでしょうか。ただし、ヴォンダ1人の暴走によってあっさり終焉したので、規模としてはニューシーグ内に限る=そこまで大きくないという認識で良さそうではある。フルサークルの創設者カルメン。テオの仇撃ちのために情報を得たくて立ち上げたものではあったけど、兄弟がヴォンダによって故意に仲違いさせられ、テオが致命傷を負う羽目になったという真実から全て飲み込んで当初の予定通りアレックスを養子にする決断は懐広過ぎよ、姐さん。泣シュウのブレない強キャラ感は良かった。『伏せろ!』の一言だけで惚れ直す。他4人は頭脳系だから、荒事ならこの人っていうのはやっぱり心強い。・AULD LANG SYNE(真相2)問題はこちら、テウタの兄ゾラについて。まず、殺したのはアダムだろうなと思ってました。一番は主題歌の歌詞。加えてキャストがメインヒーロー級、主題歌が何故か非攻略キャラの独唱、どう見ても昔からずっとテウタが好き、何度も挟まる意味深な台詞etcゾラは生前随分荒れていたようなので、テウタに何かしら危害を与えかねないから彼女を守るために始末したのかなと予想。だけどそれにルカまで絡んでたのと、『危害』の内容がエグ過ぎて引いた。妹に性的暴行加えようとしてて、矛先がルカに向いて、それは止められなくて。ルカもルカで、自分のことレイpした男の妹と親友でいられるって?え?しかも泣き叫びながらテウタに謝ってくるんだよ、性犯罪被害者の娘が。アダムの様子が段々おかしくなる演出はしんどかった。肌身離さず持っていたペンを置き忘れがちになり、スタッフから渡されても取り落とす。視界がぼやけ、明らかに幻覚が見えてるうえ、テウタをプロムに誘ったりと時間軸までブレブレ。シナリオが進むにつれてどんどん視界はぼやけ、狭くなっていき、ゾラの幻覚に蝕まれていく。精神疾患の類だったらどれだけ救いがあったことか。この若さでここまで進行した脳腫瘍って…サウリの言う通り手遅れなんじゃ。共通でリンボがイーディにそうしたように、正当防衛だったと言わせたいテウタ。だけど、アダムはテウタの中のゾラ像を壊したくなくて、それをしない。何なんですかあなた達は。仙人ですか。どうしたらそんなに人を深く愛せるんですか。そして許せるんですか。法廷に立つリンボ。不起訴からのロシアへ戻るアダムだけど…これは。生きてる可能性は限りなく低いだろうと思った。3人で歩いていた線路に、最後はアダムが1人で立ち振り返ってるスチル。日本では蛍の光で有名なあの曲、原曲ググったら乾杯ソングだなんて悲しいにも程がある。毎週欠かさず3人で過ごした金曜日が、もうあんなに遠い。さて。プレイヤーのHPは既に瀕死なのですが、更に抉ってきたキーマンがもう1人。サウリ・オルステッド。これも言ってしまえばキャスティングと、ルート分岐に関わる、テウタ達に何が起きても深入りしないスタンスがきな臭くはあった。ヘルベチカの患者に対しての考え方→僕はきっかけをあげるだけであとは当人次第っていうのが、自ルートに留まらずまたも盛大に返ってきちゃった。そもそも、そういう思考すらサウリの影響なんだろうしさ。壊れているものほど美しいってアンタ…ああ、サイコさんでしたか。そういや共通でそんな事言ってたよ。第一、ヘルベチカを拾って救って立派に育ててって。何故そこまでするのかっていう理由が全く読めず、違和感しかなかった。不法入国者の救済とか、スラムの治安維持に何かしら動いてるようなキャラ設定ならともかく、そんな描写はない。どのシーンにおいても、明確な答えをくれない人っていう印象が強かったし。ヘルベチカも苗字まで貰った親代わりの人を悪く思えないのは分かるけど、『どうしてこの人は僕にここまでしてくれるんだろう』って感じなかったのかな?ただ拾って薬抜いて後見人になっただけならまだしも、IDは勿論、顔も体も別人に作り上げ、医大まで出した。シナリオに描写されてないだけで、投げかけたけど煙に巻かれた経緯でもあるのか。きれいなS田さんほど胡散臭いものはないね。(褒めてます)・真相を終え&season2情報を得て私は続編が出ると分かってるタイミングでプレイしてるのでまだ良い。けど、発売当初〜続編決定前にプレイした方は胸中お察ししますでしかなくて。回収してない伏線というか、余白や地雷は結構残してる。何なら、テウタの能力について何もわからずじまいっていうのが一番驚いた。真相ってそこかな?と思ってたので。メタ的に言えば真相ルートは選択肢がなく、プレイヤーの私たちは眺めている事しかできない。それが今作の描きたかった結末ですか。『変えられる主人公』とは何だったのか…NOVALISの2番。『あなたをたった1人救えたら』という事ですか?共通でご逝去のキャラに救済ないし、テウタが身体借りた影響で色々あった。テウタの大事な人はそれで救われたけど。クリアしたのでseason2の情報解禁して見にいったところ…アダムが無事帰郷してる=生きてる!他キャラの紹介文も見たけどこれ、真相後の世界線ですね。5人の個別はSide:Bの後なんだろうけど、また真相的なルートあるとすると…気が重い。『6年前』に色々あったキャラが多いから、その辺をまた掘ってくるか。一体どう展開し、収束するのか。乙女ゲームのカテゴリに置いておくのは勿体無いシナリオでした。続編心から楽しみにしてます、ありがとうございました。
2022.12.18
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ネタバレありですのでご注意ください。スケアクロウ/クロウ・ミラー(CV:白井悠介)年齢:22歳身長:178cm誕生日:4/1血液型:O自称・裏社会のボス【1周目】特に攻略制限もないので、思うがままに手探り初見プレイ→いつの間にかクロちゃんルートに。結論。初っ端からダークホース→推し確定だったわ…バスタフェ、恐るべし。良い意味で一番想像と違うキャラだった。体験版触ったのが前過ぎてあんまり覚えてないんだけど。ずっとアジトに篭って、モニターに囲まれながらみんなを動かし暗躍する高IQ意識高い系かと思ってたら…何なんですかこの可愛い22歳は。恋愛過程も、お前ら高校生か!って感じでひたすらキュンキュンきた。20超えた成人男性が間接キスで照れるなんて控えめに言って可愛いすぎる。顔隠す立ち絵(+チラッ)とか、ジンジャーに引っかかれる立ち絵とか、クロちゃんだけだし。テウタの白ビキニ※紐パンに健全な反応してるのも可愛かったな〜。うふふ案件でした。初っ端から『テウタ可愛い…』がダダ漏れだからこそ、本当にどこで個別に分岐したのか全く分からなくて次回予告?で首絞めのスチル出たとこでやっと理解しました。いや、一瞬何が起きたのかと。有能なのにオチ担当で、たまにアニマにすらおちょくられてるの不憫。けど可愛い。そんなクロちゃんだからこそ、豹変からの闇は振れ幅デカかった…クロちゃんの過去は、長いこと生身の人間と繋がりがなかったからその裏に何があろうと、自分の才能を必要とされる事で孤独を埋めてた感じがする。10代特有の万能感もあったみたいだし。そして、それは結果的に犠牲を生んでしまった。更に、実は生きてたとはいえ相手方の手口で父親が死ぬのを見せられ、本人も拷問された。水がトラウマなのにプールがあるのはまぁ…アメリカの豪邸にプールない方が不自然だからいっか。笑シュウに職業引きこもりって言われるくらいには、基本的にそうだったんだろうし外に居るシーンは確かに少なめ。ずっとひとりだった、と何度も言ってた。それが、テウタの登場と存在によりフィクサーの面々は以前よりもまとまって、本当の家族のようになっていく。アメリカ人なのにクリスマスらしい事を一つもした事がない辺り、その尊さを一番噛み締めてるのはクロちゃんだろうなって思った。クロウ・ミラーはもうとっくの昔に表の世界から消された人間とはいえテウタとみんながいればもう大丈夫だよね?あの解離っぽい発作は、モズ&ヘルベチカ先生曰く防衛本能からくるものみたいだし、サウリも診断は下りないと言ってた。個別中盤、当人としては病気だって言われたほうがよっぽど楽だと言ってはいたけど。お父さんが生きてた事によって解決してる事を祈るしかない。お父さん助けられないと一思いにパーン!だから、逆説的に…ミラー親子は慌てるとカミカミなるのほんと可愛いんだよなぁ。おちちゅき、なしゃい!笑クロウ・ミラーがスケアクロウとして生きていられるように、ずっと遠くから支えていた謎のハッカー=お父さん。ニューイヤーズ・イブに改めて再会し、テウタは親子水入らずと気遣ったけど、父親らしく2人をカウントダウンに送り出すなんて。うう、優しい世界過ぎる…泣しかし、個別終盤がクリスマス〜大晦日の間って冷静に考えると、1日1日物凄い勢いで事態が展開してた事になりますよね。間、クロちゃん3日も留守にしてたし。ジンジャーとは犬猿の仲だけど、実はクロちゃんの留守中はクロちゃんの椅子で寝てる毛玉くん。室内飼いの猫って、家の中で一番居心地良い場所で寝るからねぇ。Side:Bでアヒルに群がられてビビってる姿も愛しかったよ。1周目を終えた段階で真相がしんどいっていうのは、時間遡った時に成り代わった人の運命が変わってしまう事が、いつか大きな歪みになるのかなぁ?なんて予想でした。テウタ自身にも負担かかってるっぽいし。共通で清掃員はともかく、お医者さんしかも外科医になっちゃったのはまずかった。アダムがディキンソンの詩を引用したり、確かにこれは海外ドラマとか洋画とか、海外文学好きにはニヤニヤできる要素が多い。クリスマスのヤドリギはミスルトーだね、これは他社学園モノの2やってれば分かるやつだった。笑アダムに関しては怪しいなあ〜と思って、青いバラの花言葉調べました。OPの歌詞といい、目元のカットイン最後この人だし。節々でいつも意味深な事喋ってる。とりあえずテウタのお父さんがハードロックギタリストというのがかなり衝撃だった。めちゃくちゃ立ち絵見たいんですが。笑次周は試しに選択肢を全部逆にしてみたところシュウになりました。キャラデザ見た時一番気になったのがシュウで、一番う〜んだったのクロちゃんだったのに。潜在的にクロちゃんと一番相性良くて、シュウとは相性悪いって事になるよね。笑1周目から推し確定したけど、ほぼ箱推しパターンくるかもしれない。みんなでわちゃわちゃが楽しすぎる。早速クロちゃんの概念を物色しながらシュウルートいきます。ありがとうございました。真相後の余談:振り返ってみると初手ルートには最適でした。優しい世界と、友情の延長線上にある恋。ただ、停電させた事が具体的にどこの誰にどう影響したのか、という地雷は残ってる。クロちゃんなりに償ってはいるけど、その辺続編で何かくるのかもしれないなぁ。
2022.12.17
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ネタバレありですのでご注意ください。モズ・シェパード(CV:福山潤)年齢:25歳身長:174cm誕生日:1/31血液型:AB検死局の主任兼法医学研修室の研究員【3周目】なんとなくの勘だけど、兄妹を失くしてるっていう共通点が、テウタの過去に何かしら絡んでる気がしてモズにしてみた。あながち間違いとも言えなかったけど、色々と考えさせられる、余韻の残るルートでした。ルート内こそ激しくシリアス。でも、共通で見られる赤ちゃんのあやし方は乙女ゲーム史上類を見ない迷言だと思う。いないいない、下顎骨。いないいない、指骨。え?なんで笑ったん?え?()最近の赤ちゃんにはこれがウケるんだ的なテウタのモノローグにも吹いた。んなわけあるか。軽く迷言集作れそう、死人助けとか。攻略対象に骨格褒められたのもたぶん初めて。フィクサーの料理番でもあるモズ。超リアルなハロウィン用のグロテスク料理から各国の家庭料理まで何でもお任せ。ただ、料理が『解剖と大して変わらない』っていうのは…凄く彼らしい。人数分の料理を作るのも、オフィスのウサギに餌をあげるのと何ら変わらないとか。どのルートでもさながらブラックジャック並の知識技術を発揮。歩き方で妊娠までバレちゃうのは怖いですね。しかし妹さん、失踪当初高校生でしかもあのアカデミアの学生だったとなると。こりゃ生きてないだろうな、とは。自殺に見せかけた他殺事件を発端にテウタはアカデミアへ足を運ぶ機会が増え研究室の不祥事発覚時、報道陣に受け答えしてた先生も出てきました。まー…怪しいでしかないよね。アイビーはユズの友達で、キーマンになっていく存在。『あの頃』を通り過ぎてきた大人だからこその向き合い方ってあると思う。大人は子どもだった事があるけど、子どもは大人になった事がないわけで。テウタとモズがアイビーを学校から連れ出すシーンはとても好き。彼女はきっと2人の事を忘れないし、悩める10代に出会った時、同じようにそっと寄り添える大人になれるだろうなって、そんな予感。死生観は人それぞれなので、モズのそれも一つの考え方として尊重したいのは山々ながら。結局それって残された側の考えでしかないんだよね。いつもそう。生きている人間は生きている人間の物差しでしか死を考えられない。だって死んだ事ないから。ただ、共通で死体が怖いかと聞かれた時のシーンはわかりみが深かった。同じ人体なのに、どうして生体機能が失われた途端にそれを恐怖の対象にしてしまうんだろうって考えた事、沢山ある。何なら自分の身体の中に詰まってる臓器でさえ、見せられたらウッってなるのが普通。そういうシーンもあったし。(余談)学生の頃だったな。霊安室の前の廊下に、真冬でも扇風機が回ってる理由すら指導担当に聞けなかったのを思い出す。前述の諸々も、あれから何年経っても答えは出ない、未だに。(余談おわり)脱線しました。えーと。唐突に性的興奮を得ようとするシーンは斜め上過ぎて笑った。てか、モズルートここくらいしか素直に笑えるとこないんだわ。トロイのサイコっぷりは想定を超えてた…かもしれない。せいぜい女生徒絡みの性犯罪らへんで手を打ってくれると思いきや、あーこれは裁判でモズが発言した通り病気の世界。でも…いじめをやってたような奴が医師やら教師やらになるのは私も思うところあるんだよね。そこだけは共感した。モズもモズで25歳にして仙人みたいで、少し怖いちゃ怖い。Side:BとSSまで読んだけど赤面したの2回くらいしかなかったよ。動揺、激昂したのはテウタが火に飛び込んだシーンの前後のみ。ふふって笑うくらいで、声あげて爆笑するシーンも無し。それだけに、モズの涙を見るのは辛いものがあった。感情の起伏あります?みたいな人が、常に死が背後ににこびりついてるような人が、妹の死が確定した途端テウタの胸の中で泣いて。そして妹の亡き骸を前に涙する。テウタへの気持ちを語るシーンも、やろうと思えばもっと感情的な演技ってできたと思うんです。だけど抑えて抑えて、ああこれがモズって人間なんだなと。お互い上手く言葉にはできないけれど、側で寄り添っていたいと思う。何か気の利いた事を言ってほしいわけじゃなく、ただあの人に聞いてほしい。2人の関係性、いいな。滅多に感情をむき出しにする事もなければ、自身の恋愛感情すら生物学的に分析して考えていそうなモズが君のことになるとダメっていうのもテウタの気持ちがどうであろうと、自分は想い続けると語るのも…尊い。語彙が貧困過ぎて何も言えません。しかし、Side:B初っ端(実質グッドエンド内)にあんな爆弾ぶち込むのアリっすか。しばらく乙女ゲームだって忘れてたわ。糖度はラストシーンに全振りした説。ちょっと変わってるけど王子様的な一面出してきた。しかし…トロイまで例の組織に関与してたし。モズは過去に一度だけ遺体の隠蔽に関与があり。時期的なものと諸々でテウタの兄と絡んでる可能性を残したまま。進めれば進めるほど真相知るの怖くなります。けど、続編出るって事は出せる結末だったという事を祈るしかない。リンボは最後にしようと思ってるので、次は遂にヘルベチカ先生。糖度はまあまあ期待してるけど、モズでこの重たさは嫌な予感しかしないです真相後の余談:はっきりした答えはなかったけど、やっぱりゾラの始末しちゃったのかなぁ。続編が怖い…
2022.12.16
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ネタバレありですのでご注意ください。ヘルベチカ・オルステッド(CV:吉野裕行)年齢:26歳身長:176cm誕生日:10/30血液型:A人気の美容形成外科医【4周目】眼鏡キャラ好きだし糖度も期待できそうだし、敬語属性まで付いてるからと後に取っておいたヘルベチカ先生。けど一番闇深そう…っていう勘は残念ながら当たってしまった。本当に壮絶なシナリオでした。女装のクオリティもさることながら。ほぼ全身整形のキャラって新しいですよね、これも時代か。加えて不法入国、スラム育ち、元運び屋+ヤク中のコンボは凄い。第一印象はなんて言うのかな、チャラいのとはちょっと違うんだけど、うーん、女たらし?(同じか)美形で余裕綽々で、猫にテウタって名付けるくらいにはエッジの効いた毒舌キャラ。それがあんな風になっちゃうんだもんな…共通でヒルダに伝えた言葉はめちゃくちゃ刺さりました。人は生きている限り、誰かと出会うってやつ。言った相手、ご逝去された上に空気化しちゃったけど。泣他にも、伝えたいものを表現するのが外見とか。ヘルベチカの台詞は印象に残るものが多かった。人は変われる。昔の自分を捨て、一見何不自由なく華やかに生きているヘルベチカ。それを揺るがすのは、当人すらほとんど覚えていない過去が起点だった。ヘルベチカがファッション誌に取り上げられる事になり、ヌードグラビアはこの際置いといて。笑テウタはライターとしてお仕事。モデルのアナベルはスラムの生活から足を洗って自分を変えたいという動機。術後の経過はややメンタルにきてるものの、ヘルベチカとしては想定の範囲内だった。ところが、彼女は後日ブラックホークにて遺体で発見される。知己のカルメンもスラムから這い出して今の生活を築いた故に、ショックは大きそうだった。度重なる非通知着信。そして、症例を載せられなかった出版社がアナベルの代わりに連れてきた新しいモデルのマグダは、顔の半分が酷い火傷で爛れている女性。ヘルベチカは彼女がその言葉とは裏腹に、現在進行形でドラッグ中毒であると見抜き、薬物依存症の治療が先だと打診。ここからシナリオが大きく動きますね。モズやサウリ曰く人間として自然な事とはいえ、『覚えていない』と自分の過去に向き合う事を避けてきたヘルベチカ。やはり逃れられないのかと、徐々にその朧げな過去に引きずられるようになっていく。マグダがその過去に関係する女性というのは確定っぽくて、サウリに自分が拾われた時の状況を聞き、自らブラックホークへ。クリニックから2日も無断欠勤していると連絡が入り、リンボとシュウが見つけてきたヘルベチカは…えーと、すみません…嘔吐恐怖症の私にはこの辺りのシーンめちゃくちゃキツかった。中の人すげぇとは思ったけどその分キツかった…とにかく酷い状態で見つかったヘルベチカを総出で介抱。みっともないとこ見られたくないだろうから察しろ、というシュウに従うとヘルベチカは最終的に元通りのニコラとして生きる決断をしてしまうんですよね。テウタもニューシーグを出る事が決まり、すれ違う2人のスチルで終わり。ニコラは一瞬テウタを呼び止めかけるけど…っていうのが切ない過ぎて。別人も別人だけど結構カッコいいとか思っちゃった。ルートまだですか?シュウを振り切って浴室に入ると、痛々しいながらもテウタの揺るがない気持ちに安堵したヘルベチカが見られる。全体的にスチルの肌色面積多めなのは流石だけど、これはしんどい…マグダの思考回路は最後まで私には理解できなかった。ギャングとかのそれと同じですね。生き延びている限り家族の絆がある。そう簡単に抜けられない、足は洗えないと。モズと一緒に拉致られた先でマグダと直接対決。それにしても、みんな腕縛られ過ぎ。笑縄抜けもお馴染みになってきました。本編中に無かったのクロちゃんくらい?(過去にはあるけど)まだ急性薬物中毒の衝撃も癒えていないうちに、今度は自ら顔面火傷で潰すって…ヒェ。なんかもう、元のヘルベチカの顔見られないエンドしかないのかと思ったわ。さすがのモズもこのシーンでは声荒げてました。術後、包帯を外すのにフィクサー全員集合。ハラハラしたなぁ…先にニコラED見てたから、完全に元通りにはならないんじゃないかと思って。その後の2人といえば。Side:Bはやっぱり糖度ナンバーワンかな今のところ。ヘルベチカといえばプールか、肌色のイメージ。笑反面、テウタの留守中にマフラーの匂い嗅いで寝落ちとか可愛い過ぎる。前周がモズだった(他キャラやや空気)からか、クロちゃんが気まずい雰囲気の2人を見かねてしばらく出てけって言うシーンとか、他キャラとの絡みに尊みを感じた。1周した時点では、結局ヘルベチカってどの程度テウタの事好きなんだろうって疑問だった。クロちゃんは最初からテウタの事好きだよねって感じするけど。共通〜他ルートじゃこんなもの抱えてるなんて微塵も見せないし、紳士然とした振る舞いはしつつも毒舌。特別な人には余裕なくなっちゃうのがヘルベチカ?それとも、やっぱりヘルベチカはヘルベチカ?ルート内もこの記事もヘルベチカのゲシュタルト崩壊が過ぎる。笑振り返りプレイしてみたら、本当はテウタを自分でいっぱいにしたいけど上手くいかないって語ってるし。おまけのSS見たら、しっかりテウタに惚れてるしハマってるんだなって確信できました。モズにまでヤキモチ妬いてる。かわ。こういうキャラにほんのり依存されるの嫌いな乙女は少ないであろう。しかし最後、アダムとルカ。失恋て!ヘルベチカがアダムに嫉妬するのは凄くわかる。めちゃくちゃわかる。彼女の身近にあんな男、しかも幼馴染いたらふつーに嫌だ。テウタもヘルベチカの取り巻きモブにモヤモヤするけど、あんなの大したことない。所詮モブはモブ。(でも口の周りのソース舐めるのはやめてください)アダムは歌手デビューまでさせられるようなドル売りキャスターだから話が違う。ルカには嫉妬こそしてないけど、彼女の言う失恋ってちょっとだけ意味深。乙女界隈だとLGBT混ぜるな危険で地雷な人多いからか、はっきりした描写ないけど…他人を好きっていう感情はベクトルが違うだけで、どれも似たようなものだって言ったのヘルベチカだからな!バスタフェ始めてから、お蔵入りになってた細い縁のメガネ引っ張り出してきました。私のは度入りだけどね。ありがとうございました。次はいよいよリンボです。真相後の余談:いやいやいやいやキツイでしょ、これ。身寄りのないヘルベチカにとって唯一の後見人は、さながら金継ぎのような彼を単なる観察対象としか見てなかったって事になる。悪意もないけど、善意もない。欠片もない。ルート内じゃいいシーンあったのに、水ぶっかけられた気分です。
2022.12.15
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ネタバレありですのでご注意ください。シュウ・リン・オキーフ(CV:細谷佳正)年齢:28歳身長:185cm誕生日:6/26血液型:Bバウンティハンター兼殺し屋の殺し屋【2周目】2周目以降は攻略情報解禁しようかとも思ったけど、分岐だけ確認して。あーあの心理テストなのか。じゃあ、選択肢全部逆にしたら誰が来る?を試してみたところ。まさかのキャラデザで一番気になってたシュウが来てしまった。みんな年上だけど、一番離れてるから28歳にして歳の差大人の男枠。設定も設定だし、こんなん絶対好きでしかないんだよなー無駄に猫が懐くとことか。共通序盤でヘリの操縦までしてるし、圧倒的強キャラ感。ルームシェアが決まって、クロちゃんがやましい事なんて考えてないって言ったのに対し『エロいこと?』は直球過ぎて吹いたし、猫の名前『猫』には笑うしかない。あそこでルート分岐はっきりするのは理解したので(ヘルベチカ以外はテスト後サウリの台詞じゃ分からん)一瞬リンボきたか…?!と思ったらまさかの、猫!水着はシンプルな黒のビキニ。クロちゃんが選ぶと白※紐パンだからそこも正反対なのな。アイスのスプーンで間接キスしても、当然微塵も反応ございません。それにしても、個別1枚目のスチル。あんな血みどろで白昼堂々帰って来て大丈夫なのかしら。殺し屋さんはやっぱりヤンみたいに全身黒じゃないと…白衣が何故白色なのかの逆説だ。事態がもう二転三転し過ぎてワケワカランになるんだけど、とりあえず。既プレイタイトルで目にしてきた殺し屋やマフィアの兄さん方は、特に葛藤もせずバンバン撃つし殺しまくってたから人殺しを真っ当に怖いと言えるキラー・キラーである彼の、内面の描写が秀逸だと感じました。お師さんのリストもいわば、サイコキラーリストだった。そうなると、シュウの殺し屋稼業は他社月影の面々と重なるとこもある。ちょっと脱線した。年の差キャラあるあるの好き避けプラス、常々死ぬかもしれない死ぬのもしれないって言われまくるのしんどい。ヤンについては上手いな〜って。カルメンの中の人も、ヤンの中の人も男性キャストなんだけど。カルメンが思いっきりカマキャラなのに対し、ヤンはつとめて中性的。終盤、テウタが怪我したからさっさと病院連れてけ、のシーンでお前も〜っていうのは確定だね。鳥頭だから何度か読み返してやっと理解。悪条件の中、ツーマンセルでズドン!はさすがの強キャラだった。かっこよ。長きに渡り溝があったとはいえ、ヤンが全てにおいてシュウを思って行動してた事に納得できた。最後に一肌も二肌も脱いでくれたし。終盤とSide:Bは1周目クロちゃんとの糖度差で転げ回ったな。テウタのCVオンにしてると更に臨場感が…あーこれはえっちです。クロちゃんルートと対比すると、グッドもバッドもクローザー始末できるのは良かったと思えるのに、まだ文字通りの爆弾抱えててビックリした。見るからに訳ありのシュウでこれだとヘルベチカとモズ辺りがめっちゃ怖いんですが…ついでに真相も。個人的には禁煙させない方が好きかな?飴ちゃんくわえてるの可愛いけど、オイルライター預かるシーンとか、その辺のエモさが増す。病室で迎えるニューイヤーが雪だるまって可愛い過ぎる。いいなーこういうの。現代モノやってると実感する、もう戻れないあの頃を疑似体験できるのが醍醐味的な。雪見てテンション上がる地域に住んではいるけど、雪だるま作ってはしゃぐ日なんて二度と来ないだろうよ…親御さんに電話するラストシーンは、またしてもテウタの父親がハードコア過ぎて。しかも名前シドって。ほんと立ち絵見たいんでお願いします、何卒。ただ将来的に。冤罪→死亡した事になってる男が、娘さんをくださいって現れたらテウタの両親どうするんだろ。笑アメリカってテレビのチャンネル無限にあるから、ロスにいる両親がゼロアワー観てた確率は限りなく低いとは思うけど。エンドロール曲がシュウルートの雰囲気に凄く合ってて、Tpのメロディカッコいいからこれは生音が良かったなー。あと年齢設定は30代でお願いしたかった。ダメですか。ヒロイン成人だから良いじゃないですか。ダメですか…つら。はてさて、次は誰にいこう。みんな良すぎて迷うしかない。ありがとうございました。余談:シュウはお師さんの実子だったわけだけど、父親については余白残したまま終わりましたねseason2で何かあるかな?
2022.12.14
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ネタバレありですのでご注意ください。リンボ・フィッツジェラルド(CV:KENN)年齢:27歳身長:180cm誕生日:7/24血液型:O絶対無罪の悪徳弁護士【5周目】制限なければメインヒーロー最後派なので、満を持して。悪徳弁護士という前情報+登場シーンの不遜な態度で、第一印象が良かった人はあまりいないと思いますが…終わってみれば清々しいくらいのハイスペ男子でした。ほぼ確でクラスの中心にいるタイプ。バスケ部ってアメリカじゃ花形だろうし、キャプテンしかも名門校。他の4人が出自や家庭環境に色々あるのに対し、リンボだけはまともな姉出てくるうえ、実家はお抱えシェフやメイド付きの名家。思えば本作、このお方が目の前でやられたのを助けたのが全ての発端だというのに、随分遠回りしてきました。笑ルート入ると早速ナヴィード登場。いますよね〜こういう距離感の人…他4人とはシナリオの方向性が少し違うと感じました。みんな何かしら過去に後ろ暗いところだったり、壮絶な生い立ちがあったりしたけど、リンボの場合法は犯してない。自分なりの正義を貫いた結果恨まれた、っていうだけで。不法入国者の女に肩入れして(この時点で公私混同)、親子ごと引き取って家庭を築こうとしたナヴィード。それがリンボの行動によって最悪の結末になった、と彼は思い込んでるけどさ。うーん…ヘルベチカが言った通り、甘い!長い目で見て、本当にそのやり方で大丈夫だったって言えるのかな。向こうの法律詳しくないからわからんけど。仮にリンボが告発しなくても所詮砂上の楼閣で、遅かれ早かれ崩れる幸せだと思う。失うものがない人って、ほんと怖い。ベロベロで帰宅してテウタの膝枕で寝ちゃったのをクロちゃんが羨ましがったり、選択肢によっては落書きしたり。笑このシーンこそ微笑ましかったけど、以降はリンボを苦しめようとあの手この手を打って来るナヴィードに振り回される日々の始まり。ヘルベチカとの喧嘩シーンはピリッとしたし法廷に1人で立つと言った時、ヴァレリー姐さん本気で怒ってた。自分の事となると1人で抱えるのか。確かにリンボは有能で、実際予備審問もパスしちゃったけど。ナヴィードの行動は日に日にエスカレート…うん、早くみんなに話さないと周りも危ない。てか、初っ端からテウタに目を付けてる時点ではよ共有しとこ。バッド分岐が2つあるので、1つ目から。ああ…プロローグ再演…より最悪の結末。ヘルベチカにニューシーグを去れと言われ、最後にリンボと話したいというナヴィードに反対すると翌日リンボ、テウタを射殺した挙句道連れ。ヴァレリーの悲痛な叫びが痛々しい。賛成したところで怪しげなマッカラン飲む羽目になるんですけど。1つ目のバッド道連れだったし、選択肢どっち押しても同じだったから大体読めた。ここは共通序盤のシュウみたいに新しい飲み物を用意させるべき場面だった。選択肢が足りん。バッド2つ目。街を出たはずのナヴィードに拉致られて、カリーナと同じように自殺しろ、って。また嘔吐恐怖症殺しにくるシーンきました。もうやめてくれー。泣どう考えてもアウトな選択肢なんだけど、リンボの為ならばと手首へ剃刀を走らせるテウタ。でも、そりゃ躊躇い傷しかつかんよね…普通。リンボがモーテルへ駆け付けた時、全ては終わっていた。シュウのバッドもだけど、ここで復讐したところでテウタは戻らないっていうのがほんと辛いわ。銃を嫌っていたリンボが、弾切れになるまでナヴィードを撃つ。当然殺人罪に問われ、法廷でのリンボはかつての精鋭も失い、これも自ら嫌っていた心身喪失状態でthe end.夜想曲の鼻歌が綺麗だけど切ない…さあ、助けに行くぞ!死ぬのは1回、今日じゃない。遡ったのが小さい子どもだったから、うわ、ハードモードやん…ってなったけど。フィクサー勢全員もう何があってもおかしくない心構えできてたんだろう。それにしてもリンボまた故意にしぬの申し訳ないけど笑った。何回しぬんだ君は。モズの『薬の量間違えたかと思った』にも吹きそうだった。洒落にならん。やはりあのマッカランには両方に装置が仕込んであって、本懐遂げられないと悟ったナヴィードは自害。内臓の位置合ってる?みたいな感覚…ヤバそう。何せ疑似薬とはいえテトロドトキシンだもんな。ヘルベチカルートではサクッと薬抜くし、対象療法しかないテトロドトキシンをちゃっちゃと解毒させるモズ先生マジでブラックジャック。掘り起こした遺体からも40年代の薬物見つけてましたよね。日本の制度だとストレートに行っても研修医の歳だし院も出てない事になるけど、アメリカだと違うんでしょうか。こんな優秀な医師、臨床出たら間違いなくゴッドハンド。職場じゃ所長なのに変人扱いですが。all for oneを感じさせる展開もそうだし、恋愛過程もしっかり甘くて良かった。こんなん理想の彼氏でしかないし、終盤〜Side:Bなんて、ちょっとちょっとヘルベチカ先生超えてませんか?間違いない、アンタがメインヒーローだ!だがすまん、推しはクロちゃん!それでは…何が起こってしまうのか。そうね、アダムなんだろうけどね…心して真相ルートへ。ありがとうございました。余談1:幼少期のヘルベチカと会ってた事は、プレイヤーしか知らないままで終わった。特に掘り下げる要素もないし続編でもこのままかな?余談2:ジョプリンはともかくショパン、リストをサラッと弾くのはヤバ&ヤバだと思います。ルート内で弾いた曲リスト↓♪メイプル・リーフ・ラグ/スコット・ジョプリン♪パガニーニによる大練習曲 第3番 嬰ト短調 ラ・カンパネラ/フランツ・リスト♪夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9-2/フレデリック・ショパン
2022.12.13
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