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2008年10月11日
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偶然岩波文庫の「西洋紀聞」を見つけた。面白くて、読んでは年表やネットで調べたり、古文なのに強く感動している。現代日本語と、候文、カタカナのイタリア単語、宣教師ジョバンニ・バッティスタ・シドッチの持ち物の絵まで入っているので、今のワタシだからこそ理解が進められると思う。

シドッチが日本に持ってきた「親指のマリア」は現在「東京国立博物館」にあって、何度も目にしている。その絵も書きとめられている。苦難の末ここにあることも、1700年代から現在にいたるまでの物語があったことだろう。

カルロ・ドルチの描いた「親指のマリア」は、美しい絵としては「西洋美術館」で見ることができ、昨年ヴェネツィアでたまたま入ったサンジュリアーノ教会で、ろうそくのすすの積もった親指のマリアに出会った。ここでは、描かれてからずっと人々の祈りの中におられ。美しいのではなく、神々しいマリアに深く感激した。

新井白石については、学生時代に授業の中で詳しくきいたことがあった。鎖国時代の優秀な学者は記録をしっかりとり、その時代では表に出ることはなかったが、明治、昭和と印刷され、時代を経ても、貴重な文献となった。西洋紀聞だけでなく、シドッチに関する史料が集められていて、当時のお役人の名前から、ワタシのひいおじさんが、もしかして仕えていたかも知れない殿様のご先祖までたどることができそう。

たぶんもう新しく印刷されない岩波文庫の書棚でワタシを待っていたような気がしてきた。当時の地理歴史理解、キリスト教の考え方、ローマ教皇によって東の果ての禁教の国日本へ命をかけての派遣、もう少し時間をかけて読み解きたいと思う。






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最終更新日  2008年10月13日 08時45分23秒
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