天満の隠れ家風サロン★箱庭エステティシャンの本音日記

箱庭（はこにわ）って？？

ミニチュアで内面を表現し、対話する
自分の内面を言葉で表現するのが苦手な子供や、あるいは大人であっても悩みや苦しみを言葉でどう言ったらいいかわからないという人にとっては、

 言葉中心の治療法よりもとても取り組みやすい方法です。

また、絵をかくとなると緊張してしまったり、上手下手が気になったりする人も多いけれど、

この箱庭はすでにそろっているいろいろな種類の動物、乗り物などのおもちゃを使って表現するので、上手下手が気になりにくい方法だと言えます。

このような箱庭に 言葉にならないイメージや感覚を表現し 、

それを治療者と一緒に味わうことで、言葉によらない対話をして内面が変わっていきます。

サンドヒルでは治療ではなく、癒しツールとして箱庭を使用しています

ですので一般の健康な女性や子供が、砂遊び感覚で癒されたり、ストレス発散として箱庭を利用しています

箱庭療法は、もともとはロンドンの小児科医ローエンフェルト女医が子どものための心理療法として1929年に発表したものを、スイスのカルフ女史が「sandplay therapy」として発展させました。そしてその後、河合隼雄氏が「箱庭療法」として1965年に日本に紹介しました。
それ以後、心理療法やカウンセリングで用いられるようになりました・・・

箱庭は内側が青色に塗られている砂がはいっている木の箱です。
クライアントは、そこに様々なミニチュア玩具（人形、動物、建物、樹木、怪獣、乗り物など）を気の向くままに置いていきます。


箱庭療法は、箱庭を作ることが目的ではなく、セラピストとクライアントの関係が大切です。
守られた空間で、クライアントは箱庭を通して自分の内面を表現することで、無意識内にある自己治癒力を蘇らせます。その体験は、夢の世界と同じようにイメージの世界ですので、クライアント自身も思いもかけぬ自分の内面に出会うこともしばしばです。

できあがった箱庭を解釈、分析するのではなく、その表現やイメージそのものを大切にし、味わい、追体験することで、心のしこりが溶けていきます。



箱庭セラピストにご興味のある方は「朝野カウンセリングオフィス」
http://homepage2.nifty.com/asano-tabi/index.html