ハルの日記

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ハル6_6

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今日はお能を観に行ってまいりました。
雨が降りそうだったから、折りたたみ傘＋カッパ＋雨草履を
持っていきましたが、結局雨にはあわずに帰れちゃった。
足袋カバーまでしていったというのに･･･
用意していくとこんなものなのよね～
ま、ドロドロの足袋を洗う羽目にならなかっただけでもラッキーでございまする。

公演はお能3つと狂言1つの長～いもので(つまりかなり退屈)
最初の演目は○○で～などと長く書く気にはなれません。
いや、観てるときはそれなりに楽しいのですがね。

お能のうちの一つ、春日龍神では後半に龍神が登場します。
どうして龍神かとわかるかというと、冠の天辺に龍のモチーフをつけてるからです。
お能って明快だわ。
もしモチーフが虎だったら虎の役、狐だったらお稲荷さんの役(いやいやホントに)。

ところが。
激しく龍神が舞を舞ってる間に、龍のモチーフがポットリと落ちてしまいました。
『あっ、龍神じゃなくなっちゃった!』と思いましたが
たとえ急病人が出たとしても止まらないのが能舞台。
落ちたモチーフを後見が拾い上げただけで、舞台は続行です。

こうやって書くと、別にどってことないじゃん。と感じますが
春日龍神で冠の龍がないのって
ライオンキングであのライオンの頭がついてないのと
同じくらい見た目がしょぼくなっちゃうのです。
でも若手さんの龍神役はひるまず頑張ってました。ブラボー。

若手さんっつったってさ、この方は宝生流宗家代行という肩書きで
宝生流のファンって訳じゃない私から見たって
痛々しいほどに一生懸命な感じがするのでございますよ。
いち能楽ファンとしても、元気で能楽師を続けて欲しいなぁ。

ハル(6_6)の次回の能楽堂通いは4/17野村狂言座です。次回は狂言のみ。

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