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乳癌の病期(ステージ)分類



【リンパ節転移】
リンパ液には免疫細胞の一つであるリンパ球が含まれていてリンパ管を通じて全身に行き渡っています。
リンパ管の関所のような部分がリンパ節でがん細胞はこのリンパ節に転移する事が多い。
従って、リンパ節に転移しているかどうかが進行度を知る重要な要素になる。

【遠隔転移】
骨や肺や肝臓など乳房から離れた部位にがん細胞が広がることを言います。
遠隔転移はかなり進行した段階であることを表している。

【乳癌のステージ分類基準】
◆TIS期
・乳癌が乳管、小葉の中に留まっている段階。
 まだそれらの外側まで広がっていない(浸潤してない)癌で、“非浸潤が  ん”と言う。わきの下のリンパ節や他の臓器への転移は認められない。
 パジェット病もここに分類される。
◆0期
・視診や触診、画像診断(マンモグラフィ、超音波)で病変部を確認できない 乳癌でリンパ節転移や遠隔転移がない。
◆1期
・しこりの大きさが2cm以下でリンパ節や他の臓器に転移がないと思われ る状態。
 2cmは丁度1円玉くらいの大きさです。
 ここまでを一般に“早期”と呼んでいる。
◆2期
・しこりの大きさが2~5cmまでで、わきの下のリンパ節への転移がない か、あっても個数が少ない場合。遠隔転移はない。
 2期は、2a、2bに分類される。
◆3a期
・しこりの大きさが5cm以上でわきの下のリンパ節に転移があるもの、又 は5cm以下で転移したわきの下のリンパ節が固まりになっているもの。 ただし、遠隔転移はなし。
◆3b期
・しこりの大きさには関係なくしこりが胸壁に固定しているか、皮膚上に現 れて皮膚がただれていたり崩れたりむくんでいる状態。
 また、胸骨のわきのリンパ節にも転移がある状態。他の臓器への転移はな し。
◆4期
・しこりの大きさやリンパ節への転移とは関係なく遠隔臓器に転移している 状態はすべて4期。
 鎖骨上のリンパ節に転移がある場合も含む。
 乳癌が最も進行した状態。転移する事が多い臓器は骨、肺、肝臓、脳で  す。

※それぞれのステージによって治療も変わります。

☆ちなみに私は<2b期>です。
































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