初めてのトム☆
初めてのトム
1982年夏 初めての猫を飼う。
*名前 … トム（♂）
*名前の由来
当時、よく見ていたアニメ「トムとジェリー」から。
とっても単純なお子ちゃまだったんです(苦笑）
*色・模様
トラブチ白。
写真は残念ながら、見つからない。
当時、私は小さかったので写真をとっていなかったし、両親はそんなに写
真を撮るタイプではなかった為。
探せば、私が夏休みの宿題で描いたトムの絵があるかも？(^_^;)
*どこから来たの？
もう日はハッキリとは覚えていないけれど、お盆前後に祖母の家から引き
取ってきました。
母方の叔父の会社の近くをウロウロとしていた野良猫を叔父が見かねて拾
ってきました。
でも、祖母があまり猫好きでない為、そのまま我が家に引き取られました。
私は、とっても嬉しくて、帰り道の車の中でも猫ばかり見ていました。
*年齢
野良猫だった為、年齢不詳。
我が家に来たときは、それなりに大きかったです。
*思い出
とっても、とっても性格のいい子で、淋しがりやでした。
私が学校に行く時には、後ろからズーーっとついてきてました。
家から学校までは、歩いて10分ぐらいの距離です。
学校から帰る時間になると、学校の近くまで来ていたり、家の前で待って
いたりしてました。
暑い夏の日、母と私が家の近くの畑まで行っていると、その後を必ずつい
てきました。
寒い冬の日、外で家族みんなで雪かきをしていると、鼻や足の裏を真っ赤
にして、雪かきをしている家族の周りをウロウロしてました。
私は、猫は寒い日はコタツの中で丸くなっているものだと思っていたので
とってもビックリしました。
トムが一番怖かったのは、やはり父だったと思います。
トムが我が家に来る1年半ほど前に、家を建てたばかりだったので、我が
家は新築。
猫といえば、どこでも爪をといてしまうもの（←躾けしだいですが…）
やはり、トムもあちこちの柱で爪とぎを……(^_^;)
仕方がないとはいえ、父はいやらしく（当たり前/笑）トムには、怒ってば
かりでした。
私なんて、ランドセルの背中のあたる白い場所で爪とぎされたのに、怒ら
なかったぞ！！(笑)
かぎっ子だった私は、トムのおかげで淋しくない日々を送りました。
（一応、二つ下に妹がいるのですが…/苦笑）
毎日が、とっても楽しかったです。
でも、楽しい日々は、そう長くは続きませんでした。。。
寒い冬のある朝、近所に住む父方の伯父が何かを抱えて我が家を訪れま
した。
それは、もう冷たくなってしまったトムでした。
死因は、交通事故らしいです。
道端にいたのを伯父が、偶然見つけて我が家に連れて来てくれました。
トムは、どこにも外傷がなく、本当に死んでしまったの？と疑いたくなる
くらい、寝ているみたいでした。
1985年冬 天に召されました。
クリスマスから数日過ぎた、雪の降る日に。。。
今、トムは我が家の庭で静かに眠ってます。
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