「和」を大切にする日本人


自分にとってのPeaceだけではなく、全体としてのPeaceを考えることの
大切さを、本能的に日本人は知っているのかもしれない。

個人で頑張る方が、皆で頑張るよりも格好良いと感じていた。
中国や日本といった、いわゆる「アジア」よりも、欧米の文化にあこがれていた。
ずっと私の中には、欧米の方が「進んでいる」イメージがあった。


「和」を重んじ過ぎると、「個」が殺される、そういった危険も出てくるかもしれない。
だが、自分だけでなく、他人をも思いやれる心が、
「和」を重んじられる、私たち日本人の文化ではないのか。

オープンな関係、フレンドリーな家族関係、個人主義などが
格好良いとされている今の日本で、保守的な考え方や慎ましさ、謙虚さ、集団主義など
私たちの文化、日本文化の良さをもう一度見直す必要を感じた。

「欧米は物を発明する能力に長けているけれども、その後良い物を作っていくのは日本人だ。
車やパソコン、カメラなど使い手にとっての便利さを相手の立場に立って考えられる、
つまり相手のことを考えられる日本人だからこそ、良い品が作れるんだよ。」

Peaceを考えるにあたって、私たちの日本文化というものは、Keyとなるのかもしれない。


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: