Itと呼ばれた子&ヤンキー先生の恩師



子育てにお役立ちブックス




今、中高生の間で、「Itと呼ばれた子」という本が
流行っています。

これは、お母さんからひどい虐待を受けた子の、
大人になるまでの手記みたいな本。

読んでいると、苦しくなるくらいひどい場面が
出てきます。

でも、本そのものよりも、
中高生が、それをどんな気持ちで、どんな動機で
読んでいるのか・・・そのあたりが気になります。


話はかわって、昨日、テレビや本でおなじみになった
ヤンキー先生の恩師の、安達俊子先生の講演会に行って
きました。

安達先生は、実直そうな誠意がこもった声で、
不登校や非行に走る子どもたちの気持ちを
語ってくれました。

そうなってしまったのは、親のせいばかりではない、そんな
社会を作ってしまったことにも原因はある・・・とも話していました。

「Itと呼ばれた子」をむさぼるように読む中高生たち。

中高生たちは、虐待への興味本位だけではなくて、親や
社会に対する生きにくさを、本を読みながら共感しているところも
あるんじゃないかな・・・と、ちょっと考えさせられました。


“It”(それ)と呼ばれた子 幼年期( 著者: デイヴ・ペルザー / 田栗美奈子 | 出版社: ソニー...
“It”(それ)と呼ばれた子 幼年期

“It”(それ)と呼ばれた子(少年期)

“It”(それ)と呼ばれた子(青春編)

“It”(それ)と呼ばれた子(完結編)










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