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ポール・マッカートニー「ベジタリアンになりましょう」!


ポール・マッカートニー「ベジタリアンになりましょう!」




菜食になる理由「ベジタリアンになろう」とポールマッカートニーが呼びかける


http://youtu.be/RTb-hPOUIYY

こんにちは ポール・マッカートニーです。
もしも屠殺場の壁がガラスでできていたら、全ての人がベジタリアンになると、私は言ってきました。

工場式畜産農場で育てられ、屠殺場で殺される動物達は、想像を超えた苦しみを味わっています。残虐な飼育、輸送、屠殺されてゆく動物達。その現状を目の当たりにすることで、あなたも食卓から永久に食肉をなくした多くの人々の一人になってくれることを、私は願っています。




この地球上で最も残虐に扱われている動物は、 鶏と七面鳥 でしょう。彼らは何万という仲間達と、排泄物にまみれ、不衛生な小屋に詰め込まれています。鶏と七面鳥は早く、かつ大きく育つように、意図的に繁殖されており、自らの重みで歩けなくなることも少なくはありません。

屠殺場や機械化農場の労働者の賃金は低く、その仕事内容が監視されることはあまりありません。鶏と七面鳥の屠殺場に関する調査結果の多くは、ショッキングな残虐行為の実態を報告しています。この映像にもある業界最大手の七面鶏業者もその一つです。

卵業者が扱う雌鳥 は非常に狭い檻の中に詰め込まれており、本来鶏にとって必要な行為さえする場所がなく、羽をのばすことすらできません。彼女達の繊細なくちばしは厚い刃物で切り落とされ、研究結果によると、その痛みは慢性化し、一ヶ月以上も続くと言われています。




鶏は頭がよく、判断力においては犬や人間の子供よりも優れているといわれています。また、社会的な動物であることが、その巧妙なつつきの順位といわれる上下関係にも現れています。しかし、卵業者が飼育する雌鳥たちは、狭い檻に閉じ込められて、その一生を終えます。雌鳥たちは運動の欠如により筋肉が消耗、また骨が衰弱し、骨折に至ることもあります。

屠殺されるまでの18ヶ月間は檻の金網の上に立ったままのため、脚は引き裂かれ、全身が痣と傷だらけになったまま苦しみ続けます。その悲惨な生涯の最後には、再び狭い檻に詰め込まれ、何時間も、そしてどのような天候にも関わらず、食べ物も水も与えられないまま屠殺場まで輸送されます。屠殺場に着くと、鶏たちは逆さに吊るされ、多くの鶏たちはまだ完全に意識がある状態で喉を切られます。





は犬よりも活動によっては霊長類よりも知能があるといわれており、ビデオゲームの操作実験などでも確認されています。豚達は人間の3歳児よりも優れた認識能力を持っています。しかし、工場式畜産農場では、混み合った不衛生な場所に閉じ込められ、多くの場合、ストレスと虐待により、また、精神的な刺激が全くない状態に置かれることで、気が狂ってしまいます。

繁殖用の雌豚 は、機械のように扱われ、強制的に次から次へと子豚を産まされます。彼女達は子豚に鼻を摺り寄せることも出来ない程、狭く仕切られた檻の中で出産をします。


現在の豚の飼育場は、とても悲惨なために、子豚が病気になったり、死んでしまったりすることがよくありますが、この産業では容認されています。豚達は不自然な速さで育つように繁殖されるため、怪我や病気、継続的な痛みの原因になっています。

殺される前に豚達は、残酷な輸送手段で運ばれます。電気ショックによって失神させる方法は、確実ではありません。つまり、喉を切られるとき、多くの豚達はまだ意識がしっかりしているということです。





は決して顔や場所を忘れたりしない動物です。また、複雑な問題を解決する能力も持っています。ケンブリッジ大学、ドナルドブルーム教授は、このように穏やかな牛でも、問題を解決したときには興奮したり、跳ね上がって喜ぶ、という研究結果を報告しています。

食肉や牛乳に使われる牛は、巨大に育つように、また、多量のミルクを生産するように、不自然な飼料を与えられます。肥大化した肉体は、絶えず痛みを抱えています。

冬の間、牛達は、豚や鶏と同じように、狭く、不衛生で混み合った家畜小屋に入れられます。一年の間、一度も外に出してもらえない牛達もいます。





雌牛 がミルクを生産するのは、子牛の為であり、人間の為ではありません。絶え間なくミルクを生産するよう、雌牛達は繰り返し妊娠させられます。子牛は生まれるとすぐに母牛から引き離され、母子共に、深い精神的な苦しみをおいます。母牛は牛乳を生産する機械でしかありません。また、子牛が飲む牛乳の10倍もの牛乳を生産するよう、遺伝子組み換えされている牛もいます。

一日に何度も牛達はこのような機械につながれます。搾乳が繰り返され、苦痛な乳腺炎に侵されます。乳牛として使えなくなった牛も、屠殺場に送られます。その殆どは、ハンバーガーやスープのひき肉用に切り刻まれます。





食肉用、牛乳用に関わらずどの牛にも最後は屠殺場への残酷な道のりが待っています。
輸送の途中で息絶える牛もいます。豚の時と同じように、スタンガンは効果が薄く、更に惨い苦しみを味わいます。儀式的な屠殺も従来の方法と同じように残虐です。このような食肉は、コウシャーと呼ばれ、世界最大のコウシャー認定機関である、オーソドックスユニオンにて保証されています。

魚は知能やパーソナリティーを持つ生き物として、科学的な合意がなされています。また、魚は道具を使い、高度な記憶力があります。
海洋生物学の、シルビア・アール教授はこう話します。「私は知り合いを食べません。コッカスパニエルを決して食べないのと同じように、ハタも食べません。彼らは本当に優しく、好奇心も持っています。魚はとても敏感で、個性もあります。怪我をすれば痛みも感じるのです」

魚も哺乳類と同じように痛みを感じます。それにも関わらず、他の動物であれば違法とされる方法によって、何十億もの魚達が殺されています。巨大なトローリングの網は、海底にいる何百トンという生き物を、根こそぎ引きずっていきます。彼らが船の甲板に引き上げられた時には、減圧や窒息、または他の魚の重みによってつぶされます。

イルカや鯨、亀、また混獲と呼ばれる漁獲対象以外の生き物達も日常的に釣り針にかかり、網にからまり、一緒に引き上げられます。しかし、最後には海に投げ捨てられます。

環境化学者達は、現在の世界的な海洋における、悲惨な状況に警笛を鳴らしています。このまま無謀な乱獲が続いていけば、2048年までに、海から魚が消えることになるだろう、と海洋科学者は予測しています。

水産養殖業界も動物にとっては虐待的です。魚達は自らの排泄物で汚染され、過密した有毒な水槽の中で泳ぐように強いられています。病気は蔓延しているのです。いくつかの水産養殖場はあまりに酷い状態で、出荷をする前に、既に40%もの魚が死んでしまっています。

魚の摂取は食中毒を起こす最大の原因と言われています。様々な神経障害の問題を引き起こす、毒素である水銀に対し、私達人間が無防備になる唯一の機会が、魚の摂取なのです。

4本の脚、2本の脚、あるいは脚がなくても、全て動物の肉であることに変わりはありません。

現代の食肉生産は、近年の狂牛病やSARS、鳥インフルエンザやその他の病気の、元凶となっています。動物性食品は、かんぴろバクター菌やサルモネラ菌、大腸菌などの細菌群に頻繁に汚染されています。脂肪とコレステロールを多量に含む肉を食べることは、近年に蔓延している肥満や心臓病、また、癌などの主な原因です。研究によれば、ベジタリアンはこうした病気になる可能性が低いそうです。

あなたが環境問題に関心がある場合、是非このことを知って下さい。肉食は土地の劣化、水不足、水質や空気汚染の大きな原因であると、国連は報告しています。環境を大切に思うのであれば、肉食をやめることが最も大事な行為です。

猫を虐待することと鶏を虐待することは違う、犬を虐待することと豚を虐待することも違う、などと考えるのは、偏見に過ぎません。どのような考え方であっても、苦しみは苦しみです。

肉食は、健康と環境に悪影響を及ぼしています。そして、この動物虐待を直接サポートすることにもなります。

決断はあなたに委ねられています。
思いやりのある選択をしてください。
このことを友達と分かち合ってください。
どうもありがとう。


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