♪ 必要が生みしものらが必要とせぬものたちを困らせている
先日、ガス会社からガス設備・器具の点検員がやって来た。
外の点検が終わって再び玄関にきて、庭の葡萄に気が付いたらしくいろいろ質問して来た。他所から転勤してこの地にやって来たらしその人が言うには、この地域では葡萄を育てている人が多くずっと気になっていたのだとか。
我が家の葡萄棚を見てこんなに立派に育てられるなら、自分も是非やってみたいと思ったらしい。やはりデラウェアがいいと言い、剪定の事やこれからやる袋かけの事などを話す。
沢山の房がぶら下がった木。何年ぐらいかと聞くので10年ぐらいと答える。確かめてみたら、2006年の12月とあった。確かに丸10年を過ぎたところだ。
カラ梅雨の様相を呈している今、葡萄はとても順調に育っている。しかし、天はこのままで済ませるようなナマケモノではない。昨年の様に、8月に連日大雨を降らせるようなことが無いとも限らない。
頼むから今年は、きちんとコンスタントに真面目な降り方をして欲しいと願うばかり。
点検が済んで、確認の署名をする。それが紙面ではなくタブレットになっている。その方が確かに事務処理も楽だろうし余分な経費も削減できるだろう。
問題はそのタブレットでの署名だ。指で書いてくれという。太指で細い線を書くというのは、感覚的にとても違和感がある。画面の滑りが悪く字を書いているという実感がなく、直線的な線で四角い大きな字しか書けない。書くには書いたがどうにも気に入らない。これじゃあ高齢者はとても嫌がるでしょうというと、その通りだと言う。
何故ペン入力にしないのか聞くと、手を画面の上に置いて書くことになるので具合が悪いという。ペンを持って手を浮かしたまま字は書けない。それで今のように指で書いてもらうことになったとのこと。
それなら、板を当てればいいんじゃないのと提案する。タブレットに定規の様な板を渡してその上に手を乗せて書くという方法。日本画を描く時とか、大画面の油絵に緻密な部分を描き入れる時など、長い棒を渡してその上に手を置いて描いたりする。その技法を応用するアイデアだ。
「そんな事考えもしなかった、いい事を聞いた!」と、非常に喜んでくれた。これは、最初に葡萄の話があって関係性が出来たうえでの会話の中で生まれたこと。
点検の日時の予約がしてあったが、外出している間に来たらしく空振りに。それで再度、日にちを決め直して、この日家に居た私が対応したわけだ。カミさんが相手をしていたら、こんな話にはなっていない。検査員は出直ししたことで、思いがけない良い情報を手に入れる事が出来た訳だ。優秀なセールスマンは、すべからくこういう感じなのかも知れない。
マイナスの事は、決してマイナスのままではない、心がけ次第ではプラスにも出来るということ。その状況を楽しい方へシフトできれば、人生楽しく過ごせるという話。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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■ 安楽死という選択肢 2017.10.06
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