つぐもらずば また かえりなくおこう



濡らす窓の向こうで

ふと憂いている



微かともいわず

滞っているものが

すきまからこぼれるように

並んで



話しをしてみる

何となく

話しをしてみると

そのまま

話しが消えていくから



透き通るものがそこにはあるのかなと

考えてみたりもするけれど

そこには脳裏に浮かぶ思い出というものであろうか

そのまま立ち尽くしていて

笑顔に向かって泣く事のできない

夢らしきものが静物のように

置かれている悲しさともいえない

私がいるのだと



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