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Mar 5, 2010

買っただけで満足して、やらなかった教材は数多くあるのですが ^^; 珍しく、購入当初から続けているのが「えいご漬けバリンガシステム」です。同じえいご漬けでも、ディクテーションのやつはちっとも続かないんですが（笑）、なぜか、バリンガシステムは続けています。ディクテーションじゃなくて話すだけってところもポイント高いのかも。

詳細は、YouTubeに公開されている公式紹介ビデオを見るとすぐにわかるんですが、簡単に言うと、英語の構文練習ソフトです。
英語で質問され、その質問に英語で答える、これが基本になります。その質問は英文では画面に表示されなくて、主語や動詞、接続詞、名詞といった単語がカードで表示され、並んで表示されます。ハートでおなじみの、ひょっとして松岡修造よりも熱いんじゃないかと思われる大西先生も、「英語は並びの言語だ」と言われているくらいです。その並びを視覚的にとらえることができるおもしろいソフトです。
ブースターと呼ばれる大枠があって、その中にユニットという単位で練習問題があります。１から４のブースターを2回繰り返し、3回目と4回目はブースター３と４を繰り返すことで、内容の定着を図ります。

これらを２４日という短期間でしませましょう、という結構ハードなスパルタソフトです（笑）。
最初の出だしこそ Ben is American.ですが、あれよあれよという間に関係代名詞入りの複雑な文章になっていきます。
しかも、英文は表示されないので、ヒアリングも重要。

スパルタだけに、英語を練習している気にはとてもなります。とにかく英語を発話するので（笑）。１日分のノルマが終わると、口の周りの筋肉が痛いです。

質問に答える、という方式はカランメソッドに近いと思います。特に、Is Ben American?という質問に対し、Yes, he is. ではなく、Yes, Ben is American. とフルセンテンスで回答するあたりもよく似ています。

なので、安価にカランメソッドを試すにはよいソフトだと思いました。

判定は音声認識で行ってくれますが、結構あまい採点です。なので、これを使って発音を矯正しようとかは思わない方が無難です（笑）。
このあたりは、ロゼッタストーンの方が高いだけあって、立派かも。ロゼッタストーンの音声認識はかなりいいので、発音矯正をしたいなら、ロゼッタがいいと思います。

時制については、現在、過去、未来までカバー。完了形はそれほどありません。

基本となる、現在過去未来時制が織り交ぜられているので、時制の練習にもなります。
ただ、質問されたことに答えるのではなく、今日は時制に注意とか、冠詞に注意とか、自分の中でテーマを持って取り組んだりもしています。
リアルな先生との練習ではないので、同じものを何度も繰り返しできるソフトウェアは練習台にぴったり♪

ただ、このソフト、ひたすら声を出します。声を出せる環境が必須です（笑）。
家族の冷ややか目にも耐えつつ（？）取り組むと、ゴールには、話せる自分がいたり・・・して？（笑）。

まあ、これだけで、ぺらぺらに話せるようになるとかではありませんが、少なくとも、スピーキングの練習量が足りない人には、練習量を増やす最適なソフトウェアであることは確か。

願わくはこのソフトの第2弾が出ないかなあ・・・。