3度の飯より音楽好き♪

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その31

Alfie / Sonny Rollins


1 Alfie’s Theme
2 He’s Younger Than You Are
3 Street Runner With Child
4 Trasition Theme For Minor Blues Or Little Malcolm Loves His Dad
5 On Impulse
6 Alfie’s Theme Differently


Sonny Rollins(ts)
Oliver Nelson(arr,cond)
Jimmy Cleveland(tb)
J.J.Johnson(tb)
Phil Woods(as)
Bob Ashton(ts)
Danny Bank(bs)
Frankie Dunlop(ds)
Walter Booker(b)
Roger Kellaway(p)
Kenny Burrell(g) 1966.1.26


ロリンズ初の映画音楽ということで話題になった、アルバムです。
ただ、実際のサントラではイギリス人テナーのタビー・ヘイズがテナーを吹いて、
ロリンズはスコアを提供しただけとありますが。
(こちらも聴いてみたいです。)
映画は
「イギリスの劇作家ビル・ノートンの原作で評判となった舞台劇を元にして
作られたラブ・コメディー」とライナーノーツに書いてありました。
映画のシーンの写真も、CDのライナーにあるのですが、
アルフィー役はマイケル・ケイン、どことなくプレイボーイっぽい面持ちです。

このアルバムは、それとは別にオリヴァー・ネルソンのアレンジで、
スタジオ録音されたもので、1966年1月の作品です。
メンバーが豪華ですね。
ケニー・バレル、J.J.ジョンソン、フィル・ウッズですって・・・。(^^)

「アルフィーのテーマ」 は、バート・バカラック作曲
(? これが今ひとつ、よくわかりません。CDには
All Composed By Sonny Rollins と書いてあるのです)の、
9分46秒と長い曲です。
テーマ部分にどことなくミステリアスな響きと、なんともいえぬ哀愁が漂っています。
この、どことないマイナーな雰囲気が、いつもと違うように聞こえ
ちょっと違和感を感じたりしたのですが、
聴きこむほどに、そのマイナー感にはまります。

He’s Younger Than You Are  はスローなナンバー。
ピアノの音色がいいです。

さて、お次はちょっとスリリングなベースと共に始まる  Street Runner With Child
アップテンポのあと、突然スローになったかと思いきや
またアップテンポに戻り・・・
ドラムスとベースとテナーの加減が程良い緊張感を保ち
クライマックスに向かうところでピアノのスローな音がかぶる・・・
不思議なナンバーです。
そして最後はアルフィーのテーマでしめられます。

前の曲をうけ、またスローな
Trasition Theme For Minor Blues Or Little Malcolm Loves His Dad
バレルのギターが印象的です。
ワルツテンポの  On Impulse  から ラストは  Alfie’s Theme Differently
やはり、何度も繰り返し聴くと、メロディーが耳に残るようになります。

映画のサントラ、ということで、
ロリンズの作品としては、何となくつかみ所がないような気もしますが、
この曲が映画のどんなシーンで使われるのか、などと想像してみるのも楽しいですね。
(どなたか、この映画ごらんになった方、いらっしゃいますか?)  






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