総需要抑制論

総需要抑制論


 私は総需要抑制論者である。

 日本は国土狭く、資源に恵まれず、ただ、人の知恵と勤勉さを以て立つ以外にない。

 今、消費を奨励し、哲学無き経済におもねるを第一としている。

 経済は哲学の僕たるを忘れたか。

 そもそも、景気などというものは、相対的指標に過ぎない。

 なるほど景気は大事だろう。だがその前に、もっと大事なことがある。

 身を慎んで、欲望から自由になろう。希望や目標を持ち、夢を語ろう。



 健康保険は保険にあらず 


 保険とは、「ある危険がある」状態が極めて少ないが、確実にあるとき、
危険度の少ない人々が、お金を出し合って、それを積み立てておき、お金を
出した人々の中に、その事前に想定された危険事に見舞われた人にお金を
支給する、という制度である。

 現在の「国民健康保険」は、そうなっていない。

 この制度は、いずれ破綻する。現にそうなりつつある。

 二割負担だ三割だ何だ、カンダと言っているが、根本問題が議論されていない。

 保険は、基本的に、「万が一」のときのためにあるものなのなのに、
そうはなっていない。

 保険でまかなうべき問題と、「福祉」で解決すべき問題が、ごっちゃになっている。

 言い換えると、「福祉」を「保険」が肩代わりさせられている。保険は、
荷の勝ちすぎた状態になっている。


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