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2016.10.31
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カテゴリ: 沖縄
0576 オキナワノコワイハナシ 2014

『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
『チエコの霊』
・監  督  江口カン
・脚  本  鶴田光介
       江口カン
『ヲナリ』
・監  督  後藤 聡
・脚  本  後藤 聡
『キジムン島』
・監  督  土田豪介
・脚  本  土田豪介

【キャスト】
『チエコの霊』
・渡嘉敷圭
・青柳文子
『ヲナリ』
・小橋川よしと
・内田周平
『キジムン島』
・ナツコ
・天久舞子

『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  RAK-035
・製作年度  2014年
・製 作 国  日本
・英  題  Okinawan Horror Stories
・収  録  46分
・サ イ ズ  16: 9 収録画面サイズ
・音  声  ----
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル
・定  価  本体2,400円+税
・企  画  琉球放送、山田優樹
・制  作  琉球放送、山田優樹
・協  力  キャッツアイ
       FECオフィス
       Color’s
       TEAM SPOT JUMBLE
・発 売 元  RBC 琉球放送
・販 売 元  株式会社楽創舎

『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:琉球ホラー
・ウラ面 :視聴率20%超!
      同時間帯1位!
      10年を超えて新たなるステージに突入!
        戦慄と感涙が交錯する
        未知のエンターテインメント

オモテ面は、第3話『キジムン島』に出て来たキジムナーの残酷な絵本から取った画像が上半分に使われている。タイトルの下には、右下に第1話『チエコの霊』からの画像。左のは第2話『ヲナリ』で使われた日記の画像だな。各話の印象的な画像が使われていて、律儀な感じを受ける。これも、作品への愛情だろう。
ウラ面も、『2013』と同じレイアウトだが、少し小奇麗に整理されている。使われている画像が小さいのは難点だが、いいデザインだ。

【感  想】
「ガジュマル、アダン、ハイビスカス」

我が家には、ガジュマルだのアダンだのハイビスカスだの、沖縄土産の鉢植えが幾つもある。パイナップルにも挑戦したが、赤土でないと育たないらしく、いつも根腐れさせてしまう。
ハイビスカスも、なかなか花をつけない。勿論、アダンなんか、とてもとても。(苦笑)
もう少し元気に育ってくれると嬉しいのだが、こちらが思うほど丈夫ではないらしい。やはり、気温とお日さまの光と土が重要なんだなぁと、つくづく思う。(笑)

■第1話 チエコの霊 (2014)
或る日、親友のチエコを交通事故で失ったアサミが帰宅すると、変わり果てた姿のチエコが待っていた。顔は強打して腫れ上がり、額には車のキーが突き刺さっていた。幽霊だ。
最初は驚いたアサミだったが、いつもと変わらずフレンドリーなチエコの姿に恐れも遠退いてしまう。チエコは、ボーイフレンドに思いを伝えられなかったことを悔いており、アサミはチエコの願いを叶えようと頑張ることになる。
……というお話し。

出だしはホラー、後はコメディタッチの一編。最後は、ホロリとさせられる。短編ならではの味わいがあった。
でも、「沖縄っぽい色がなかったなぁ」という感想があるのも確か。その点はマイナスか。

■第2話 ヲナリ (2014)
漁船が難破して無人島に流れ着いた男。歩いて一周できてしまうくらい小さな島だ。
その島で、彼は兵隊の幽霊を見掛ける。恐怖に怯えながらも後をつけると、そこには軍服や僅かな所持品と白骨が散乱していた。彼は、兵隊の遺骨を埋葬する。
しかし、所持品の中に日記を見つけたことから、彼はもっと恐ろしい“絶望”に苛まされることになる。
……というお話し。

セリフはなく、白く輝く蝶が男を導いて行くところに寓話っぽさを感じる。意欲作だ。
それに、無人島のロケーションが素晴らしい上に、クラッシュゼリーのような美しい海に、ただただ見惚れるばかり。
パラオに行った時、幾つもの無人島を訪れたが、真水のあるところは数ヶ所だけだった。サンゴが積み重なって出来た島は、基本的に地下水がないのでヒトが住めないと説明されたことがある。美しい反面、“死の島”なのだと……。そんなことを思い出した。

■第3話 キジムン島 (2014)
母と娘が、島にやって来る。その島には、魔物(キジムン)が棲み、“子供が良い子になる”という噂があった。娘との関係が上手く行かない母は藁にもすがる思いで計画した旅行だった。
ところが、この島で、母と娘は恐ろしい思いをすることになる。
……というお話し。

沖縄に行くと、キジムナーの可愛らしいキャラクタをよく見掛ける。“イタズラ好きの妖精”といったイメージだったが、そうでない姿があることにビックリ! 不思議だ。我が家のガジュマルの樹も大切にしなければいけないな。目玉も喰われちまう。(笑)

本ディスクに収録されている第2話と第3話は、いかにも沖縄らしい映像で、満足感が高かった。あまり観光映画みたいになって欲しくはないが、沖縄の空気が感じられる映像にして欲しいと思う。

オススメ!





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Last updated  2016.10.31 06:38:31
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