B級映画ジャケット美術館

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2019.09.02
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1612 ロック・アウェイ


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ベン・パーカー
・脚  本  ベン・パーカー
・製  作  アダム・パートリッジ『ザ・マシーン』

【キャスト】
・ヨハネス・バー・クンケ
          『フレンチアルプスで起きたこと』
・シャーロット・ソルト『ベオウルフ/呪われし勇者』
・エリオット・レヴィ
        『SPOOKS スプークス/MI-5』


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  FFEDR-00844
・製作年度  2010年
・製 作 国  イギリス
・原  題  THE CHAMBER
・発  売  株式会社ファインフィルムズ
・販  売  株式会社ファインフィルムズ
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 91分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル 英 語
         5.1chドルビーデジタル
       2.日本語吹替 2.0chステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:生存率0%
      予測不可能
        特殊部隊を待ち受ける潜水艦の罠
        衝撃の【密室】スリラー上陸!
・ウラ面 :逃げ場なき深海
      潜水艦に残された
      特殊部隊
        浸水…裏切り…呼吸困難…
        海底には死が待ち受ける

ジャケットの出来映えは、いいなぁ。浸水した深海潜水艇の中で、辛うじて首から上が出せる程度の深刻な状況だ。キチンと潜水艇の全景が写った画像も盛り込まれている。
ウラ面もいい。わずかに残った空気に顔を出して苦しむ女性。[ストーリー]の下に本編画像3枚、その下には母船の画像。なるほど枚数が少ないながら物語が伝わって来る。
本編内容はヒドイものだが、ジャケットはいい出来映えだ。(ちょっとスポーツ紙みたいだけどね)

【感  想】
「駄作は廃棄も出来ない」

物語の9割以上は、深海調査艇《アウロラ号》の中。登場人物も4人だけ。アクションの要素は皆無。さりとて濃密な会話劇にも程遠く、「こんな脚本で、よくGOサインを出したな」と驚きを禁じ得ない。お金をドブに捨てるようなものだ。(溜息)

――油田開発のために、韓国ソウル沖(黄海)で海底の調査に当たっていた深海調査艇の操縦士マッツは、或る日のこと、3人のアメリカ人を載せて潜水することになる。目的も明らかにされなかった。強い不満を抱いたマッツだったが、雇われの身では仕方ない。それでなくても2人乗りの調査艇に4人では定員オーバーだ。
それでも潜水が開始される。3人は民間人を装ってはいるが、どうやら軍人らしい。女性指揮官のレッド、通信担当のパークス、技術者のホームズ。何を探しているのか目標すら教えてくれない状況にマッツは苛立ちを隠せない。然も、母船との連絡も途絶えてしまう。最後の通信からすると乗っ取られた可能性もある。緊急事態だ。
それでもレッドは任務を続行する。水深 100メートル。やがて彼らが目にしたのは、海底に横たわる無人偵察機(ドローン)だった。
……というお話し。

まずは何よりも、ストーリー展開が、ヒドイ。閉鎖空間からの脱出劇だ。舞台は深海調査艇、よほど入念にリサーチしないと観客を驚かせたり納得させたりすることは出来ない。残念ながら本作品で描かれる緊急時の対応は、シロートでも知っているようなことばかりだった。何の工夫も発見もない。
だから、意味不明のいがみ合いを延々と見せられる。然も、ラストの展開は「何だ、これ?」って感じ。

それに、ダイアローグの稚拙さは、目をおおうばかり。(尤も字幕と吹替えもかなりヒドイ)
会話には、登場人物の性格や生い立ち、社会的な地位などが現れる。勿論、登場人物の相関関係によって台詞は変化するし、それは感情を左右することでもある。誰がどんな局面で、どういう台詞を口にするのか、そこが大事なはずなのに、何も考えられていなかった。

そもそも、水深 100メートルなら11気圧、素潜りの世界記録レベルの深度だ。そこから浮上しようとすると、浮上時間は 1分間10メートルが基本だから10分だ。緊急減圧停止も必要になる。なのに、自分が吐き出した気泡よりも早いスピードで浮上したら死ぬんじゃないか?
(劇中でも言及されていたが、そこをキチンと描かないといけないと思うぞ)

スタッフもキャストも知らない方ばかり。特に何か記載したい方もいなかった。

オススメ致しません! この際だから海に沈めてしまいましょう!


え? 海洋生物が食べて死んでしまう可能性があるからダメだって? しようがないなぁ。なら、海洋投棄はやめて、焼却処分にしましょう。
え? それもダメ? 深刻な大気汚染? じゃあ、どうするんだよ。
宇宙に飛ばしちまうか! ……何でダメなんだよ? 何千個も廃棄衛星が飛び回っている? だから? 俺が打ち上げたわけじゃない。これ以上、宇宙を汚すなって言われてもなぁ。(溜息)





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Last updated  2019.09.02 05:30:08
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