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2019.09.03
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1613 ウィッチ・アンド・ドラゴン/秘密の見える少女


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ケネス・カインツ
・脚  本  アナス・トーマス・イェンセン
                『悪党の粛清を』
・V F X  モルテン・ヤコブセン
        『トロール・ハンター』『ピクセル』

【キャスト】
・レベッカ・エミリー・サトラップ
・マリア・ボネヴィー
       『13ウォリアーズ』『恋に落ちる確率』
・ヤーコブ・オフテブロ『獣は月夜に夢を見る』
・ソーレン・マリン『シージャック』


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  CFTD-480
・製作年度  2015年
・製 作 国  デンマーク
・原  題  ----
・発 売 元  彩プロ
・販 売 元  シネマファスト
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  メディアゲート
・吹替翻訳  ----
・吹替制作  メディアゲート
・吹替演出  椿 淳
・日本公開  ----
・リリース  2018.01.03.
・収  録  本編 96分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.オリジナル (デンマーク語)
         5.1chドルビー・ステレオ
       2.日本語吹替 2.0chドルビー・ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  オリジナル予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:暴竜に立ち向かう唯一の力、
      それは“真実”――
        [デンマーク・アカデミー賞5部門受賞
        ユース作品賞、脚色賞、衣装賞、
        作曲賞、VFX賞]
・ウラ面 :デンマーク産ファンタジー映画の傑作
      遂に日本上陸!!
        少女の瞳に魅入られた瞬間、
        あなたの秘密は全て暴かれる――

いいジャケットだ。主人公の少女ディナの顔のイラストが、デカデカと使われている。インパクトがある。このイラストならスケベな男は間違いなく手に取るだろう。
でも、タイトルの下のドラゴンのイラストは誇張が過ぎるな。
でも、動きもあるし、印象的だし、いい出来映えだ。
ウラ面も、レイアウトとしては凡庸だが、悪くない。キチンと主要登場人物の画像を使っているので、アイデンティティも保たれている。
うん、いいジャケットだ。

【感  想】
「カワイイ女の子は正義」

デンマーク製のファンタジー・アドベンチャー映画。本国では評価が高い。それが、日本では彩プロからのリリースとは情けない。(失礼!)

――遥か昔、或る王国の辺境に暮らす少女ディナは、母親の血を受け継ぎ、“恥あかし”の能力を持っていた。それは、相手の目を見ることで、隠したい秘密や恥と思うことを暴き出す力だった。
或る日のこと、領主と妻、幼い息子までもが殺される。逮捕されたのは、継承権のあるニコデマス。彼は泥酔し、血の付いたナイフを持っていた。しかし自白がない以上、犯人とは言い切れない。判事は“恥あかし”によって真実を知ろうとする。
領地を我が物にしようと陰謀を企てた代官のドラカンは、恥あかしでニコデマスが無罪になろうとしていることを不服として、ディナを呼び寄せる。
けれど、思い通りにニコデマスを陥れることが出来なかったドラカンは、強硬手段に出る。
……というお話し。

何と言っても、ディナ役を演じたレベッカ・エミリー・サトラップに尽きる作品だった。彼女がいなければ、成り立たない企画だったと思う。可愛いし美形だし、お芝居もなかなか。度胸も座っている。こういう女の子に何か言われたら、奴隷のように何ぁんでも従っちゃうな。(笑)

冗談は兎も角、細部に至るまでしっかりと作り込まれた作品だった。鑑賞後の満足感は高い。本国の映画賞で主要部門を独占したのも頷ける。

監督のケネス・カインツのことは知らないが、まずまずの腕前だと思う。地味で堅実な演出には好感が持てるが、やはり「ここぞ!」という時にはインパクトが欲しい。

おそらく、本作品を支えたのは脚本とプロダクションデザインだと思う。

脚本は、アナス・トーマス・イェンセン。日本に紹介された作品も多く、『ダークタワー(17)』で本格的にハリウッドの仕事に臨んだ。でも、『フレッシュ・デリ(03)』みたいな作品の方がいいような気がする。

プロダクションデザインは、マイク・フィギス監督の作品『背徳の囁き(90)』や『心のままに(93)』、『リービング・ラスベガス(95)』等を手掛けたウォルドマーク・カリノウスキー。本作品でも、某映画祭でプロダクションデザイン賞にノミネートされている。

わりと国際的なスタッフが本作品の製作に携わっているし、原作の翻訳本が日本でもリリースされている。ハリウッド大作のようなわけにはいかないだろうが、大手が配給して育てるべきだった作品だと思う。

ちなみに、続編が今年、本国で公開されている。是非とも、そちらもリリースして欲しいものだ。

カワイイ女の子は、それだけで正義(まだ言うか!)なので、オススメ!(爆)





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Last updated  2019.09.03 05:30:08
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