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2024.11.04
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2537  サイコ( 1998 ) コレクターズ・エディション

ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
監督・製作 ガス・ヴァン・サント
脚  色  ジョセフ・ステファーノ
撮  影  クリストファー・ドイル
音  楽  バーナード・ハーマン
【 キャスト 】
ノーマン・ベイツ…ヴィンス・ヴォーン(平田広明)
マリオン・クレイン…アン・ヘッシュ(小林優子)
ライラ・クレイン…ジュリアン・ムーア(勝生真沙子)
サム・ルーミス……ヴィゴ・モーテンセン(堀内賢雄)
ミルトン・アーボガスト…
      ウィリアム・H.メイシー(納谷六朗)


※ジャケット(ウラ面)

【 仕  様 】
型  番   RUD-30134
製作年度   1998
製作国等  アメリカ
原  題   PSYCHO
発  売   ----
販  売  株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタ
      テインメント
提  供   ----
価  格   ----
字幕翻訳  今井朗子
吹替翻訳  野口尊子
吹替演出   ----
日本公開   ----
リリース   ----
収  録   APPROX.104min.
サイズ他   16: 9 LB ビスタサイズ
音  声  1.ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド
        オリジナル ( 英語 )
      2.ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド
        日本語吹替
字  幕  1.英語字幕
      2.日本語字幕
そ の 他  片面2層、 COLOR MPEG-2 、複製不能、
DOLBY DIGITAL 2 NTSC 日本市場向、
DVD 、レンタル専用
映像特典  1.メイキング・ドキュメンタリー
( 30 分収録 )
      2.オリジナル劇場予告編
      3.スクリーンセーバー (DVD-ROM 対応 )
      4.ムービング・メニュー


​※ディスク​

【 ジャケット 】
オモテ面: Check in. Relax. Take a shower.
ウラ面 : ガス・ヴァン・サント監督が
     完全リメイクに挑んだ衝撃作!

透けたシャワー・カーテンに助けを求める手。血の跡が延びている。カーテンの向こう側にいるのは、アン・ヘッシュか……。(←それ以上、言うなよ)
どうせなら透明のカーテンにすれば良かったのに。(←ほら、始まった)
或いは、もっとスケスケにして「見えそうで見えない」演出が、男の子の心をくすぐるかも知れない。(←ジャケットを見てハァハァするのはオマエだけだろ!)
ジャケットは、広告宣伝の役回りを担っているのだから、そこは「あざとい」くらいに演出しないと、役割りを果たせないと思うな。(←こらこら、どさくさ紛れにマトモなことを言うな!)

【 感 想 】
「暴挙には制裁を」

アルフレッド・ヒッチコック監督の名作『サイコ (60) 』のリメイク作品。よくもまぁ、こんな企画を通したものだ。 ( 溜息 )

エド・ゲインの連続猟奇殺人事件をモチーフにしたロバート・ブロックの小説を原作に撮られた前作は、サイコ・スリラーというジャンルの先駆けだった。ホラー映画を語る上では外せない1本で、アンソニー・パーキンス=ノーマン・ベイツのイメージを決定づけた。そんな作品をリメイクするなんて暴挙だと思う。多少のアレンジはあっても、脚本もカメラワークも編集も同じ、似たような雰囲気の衣装や車を用いている。然も、ソール・バスのタイトルバックを焼き直しした上、バーナード・ハーマンのメインテーマを劣悪な編曲をしてダメにしている。全くヒドイ作品だった。 ( 嘆息 )

――アリゾナ州フェニックス。 12 11 日金曜日。不動産会社に勤めるマリオン・クレインは、銀行の貸金庫に預けるはずの 40 万ドルを持ったまま車で街を出てしまう。交際中のサムは父親の借金返済に苦労しており、結婚を先延ばしされて息詰まっていたからだ。お金さえあれば、問題を解決できる。やがて、マリオンはベイツ・モーテルに辿り着く。けれど、その頃には彼女も後悔し始めていた。モーテルで応対に出たオーナーのノーマン・ベイツは、神経質だが穏やかな青年だった。母屋で病気の母親を世話していると言う。
その夜、モーテルの応接室でノーマンと一緒に夜食を摂ったマリオンは翌朝、街に戻って遣り直す決意をする。しかし、シャワー中に包丁を持った老婆に襲われる。
……というお話し。

まるでモノクロ映画をカラリゼーションしたような色合いも気になる。だいたい舞台設定はいつ頃なんだろ? ウォークマンが出て来ることから察すると、 80 年代半ば以降だろう。でも、 60 年代のように見える。或いは 70 年代か。いずれにしても、古めかしい。 ( 溜息 )

配役にしても、マリオン役のアン・ヘッシュをはじめ、みんなミスキャストに思える。一番はノーマン・ベイツを演じたヴィンス・ヴォーンかな。確かに、クライマックスで母親に扮した時の顔は美人に見えた。 ( 苦笑 )  でも、あの体躯では母親に支配されて心を病んだ男には逆立ちしても見えない。子供相手にサッカーを教えていそうなヘンタイ男になら、見えなくもない。
ライラ役のジュリアン・ムーアも、お○ぱいにばかり目が行ってしまう。
でも、探偵役のウィリアム・H.メイシーだけは、前作に囚われないキャラを確立していた。安っぽい背広の着崩し方もいい。もっと草臥れた背広を用意してあげれば、もっとハマったと思うな。

​私は、ラジー賞受賞作品が好きだが、本作品はダメだ。リスペクトどころか、オリジナルを貶める意図があったのではないかと疑いたくなる。そんな作品は無視しましょ!(そもそも出来が悪い)

【アルフレッド・ヒッチコック監督作品】
『1335 鳥 THE HITCHCOCK COLLECTION』
『2088 レベッカ』
『2090 疑惑の影 THE HITCHCOCK COLLECTION』
『2091 ロープ THE HITCHCOCK COLLECTION』






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Last updated  2024.11.04 00:00:21
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