炭水化物ダイエット
早い話が、炭水化物・油・糖分など、
即、脂肪になりやすい物質を全くとらずに、1週間過ごそうというもの。
基本メニューは
朝）グレープフルーツ半分＆お茶
昼）肉と野菜好きなだけ
夜）肉と野菜好きなだけ
の繰り返し。
かなり過激な部類に入ると思う。
さらに、自分の目的意識も明確にしなくてはいけない。
何故痩せたいのか。痩せたらどんなにいいことがあるのか。
よく考え、自分で自分を「ポジティブラー」にして、
何が何でも1週間を乗り切ることが必要。
で、それが終わっても、次の1週間は、普通の食生活は送れず、
調整の食生活をしなくてはならない。
ゆえに、20歳未満の人、主婦には向かないと言える。
20～30代の、体力に自信のある女性にいいと思う。
このダイエットに関しては、制約が大変多いのと、
いい加減な知識で中途半端にやると、逆にリバウンドしやすい体質を作ってしまう可能性が高いので、
やろうと思った人は、まず本を読んで勉強してください。
あるあるで特集された「低炭水化物ダイエット」の理論は、
「全部炭水化物を抜くと、頭脳に必要な分もなくなるので、
集中力がなくなったりする弊害があるので、
それを避けるために、1日90ｇだけ、炭水化物を摂る」というものです。
その場合の約束事は
1.ご飯・パン・麺類・お菓子・芋類・果物の6つは避ける。
2.一日に摂っていい炭水化物はご飯にして1.8杯。
3.夜には炭水化物を摂取しない。
というのが主で、さらに夜の炭水化物の代用品として、
「ラーメンの麺の代わりに湯葉を使う」
「パンのかわりに油揚げをフライパンで焼いて、ピザトースト風にする」
「豆腐をフライパンでぼろぼろになるまで水分を飛ばし、ご飯がわりに」
の3品が紹介されていました。
私自身、以前リセットダイエットを試したときは、
かなりぼーっとして困った記憶があるので、
この方法のほうが無難かもしれません。
＜偏食ダイエットについて/私見＞
人間は、知らず知らずのうちに、誰しも偏った食生活を送っています。
子供の頃は、それを本能的にコントロールすることができて、
自分に必要な栄養素の食べ物をとろうとすることもあります。
しかし、大人は自分の嗜好にばかり忠実になり、
果たしてそれが自分に必要な栄養素なのかどうかなど、わからなくなっています。
偏った食生活を推奨するダイエットは、いわば荒療治。
ここで一気にあなたの体質にカツ！を入れて、
体内の栄養のバランスを崩してしまうことで、
逆に自分に必要なものが何だったのかに気づき、取り入れるきっかけを産むことができます。
ただし、あくまで偏ったものですから、
数ヶ月という単位で続けていくのはご法度。
1ヶ月以内の短期で、さくっと卒業するのがポイントです。
その後、リバウンドは確実にやってきます。
それをどう乗り切るかが、偏食ダイエットの重要課題になると思います。
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