☆ Sanctuary ☆  Smile for you

釈尊の生誕と出家(2)

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          釈尊の生誕と出家(2)
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話はまだカピラヴァストゥです。

四画で囲んで
あるところの
詳細がこっち
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☆アシタ仙人の予言
里帰りの途中で出産してしまったために、マーヤー夫人は
故郷のコーリヤ国に帰るのをやめて、生まれた男の子を連れて
カピラヴァストゥに戻ることにしたのです。

そしてカピラヴァストゥの宮殿で太子の誕生を祝福しているときに、
山の方からアシタという仙人がやってきました。

イエスの誕生のときも「東方の三博士」という言われる者たちが
星に導かれて預言者として訪れてます。
偉大な人物、特にメシア(救世主)となるべき人が降臨すると
預言者が現れるというのが段取りになっているようです。

ところがアシタ仙人は生まれたばかりの幼子に会わせてもらうと涙を流したそうです。
シュッドーダナ王が「どうしたのですか?」と不安げに尋ねると、、
アシタ仙人は答えました。

「このお方は、人間のなかで最上になるお方です。
 将来、必ず悟りを開かれることでしょう。
 慈悲の心を持って、多くの人の利益を図り、教えを説かれるでしょう。
 しかし、私は余命いくばくもありません。
 このお方が成長してから説かれる法を学ぶことができないのが
 非常に残念でならないのです。」

まだ生まれたばかりの赤ちゃんを前にして偉大な人物になるという
ことを予言してるのはすごいですね!

この祝福の言葉を聞いて王は大変喜び、太子にシッダールタという名を付け、 国を挙げてお祝いしました。
シッダールタというのは「成就」という意味です。

☆母の死
ところがまもなく悲しいことが起こりました。
産後の7日目に母のマーヤー夫人が産褥熱で亡くなってしまったのです。

産褥熱っていうのは感染症ですよね?
現代では化学予防などで産褥熱で死亡するということはほとんどないのでは ないかと思うのですが。。

そこで実の母に代わって太子を育てる人が必要となったのです。
シュッドーダナ王は、妻のマーヤー夫人の妹のマハーパジャーパティーに 委ねました。
妹のマハーパジャーパティーはシッダールタに実の親と変らぬような
深い愛情と優しさを注いで育てたのです。

【ルンビニーの農村風景】


・・・ 釈尊の生誕と出家(3)へ つづく・・・

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