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Madonna - American Life

A



AMERICAN LIFE



約2年ぶりのMadonnaのオリジナルアルバム。
去年は「007」のテーマソングを提供したり、最近ではPVが反戦を意味すると多くのメディアで取り上げられてあえなく「AMERICAN LIFE」PV自体を差し換えるというなんともMadonnaらしくない事があったり。アメリカのドラマ「Will&Grace」にゲスト出演したり。
アルバム発売前に沢山の話題を振りまいていた。

一部評論家の中では「Madonnaのアルバムの中でも最低の出来だ。全てが安っぽい。」とレッテルを貼られた最新作。
そんなメディアの情報とは裏腹に今回のアルバムもさすがにいいです。
イギリスのテレビ局BBCのインタビューでMadonnaが語っていた言葉を思い出した。

「I welcome all criticism」

彼女は自分が自分である事にベースがあるんだ。
周りからなんて言われようといい、自分ができる事、しなくてはいけない事をしている。
強い、そしてしなやかだ。

「AMERICAN LIFE」は前のアルバム「MUSIC」よりすべてが「濃い」です。
この「濃さ」がダメな人が結構いると思う。
やはり音楽は好き嫌いに分かれる。
だけど一度聴いてそれですぐに「ダメ」だと決めないで欲しい。

なぜならこのアルバムはMadonnaのパーソナルな部分、哲学的な部分が大いに象徴されている曲が多いからだ。
そういう事を考えるとどうしてMadonnaが「AMERICAN LIFE」のPVを差し換えたのかが解るような気がする。
多分1つのテーマでこのアルバムが「反戦アルバム」だと思われるのを避けるためだ。
反戦ではなく「自己との戦い」をこのアルバムでは表したかったんだろう。

量産主義、メディア、名声、金、消費社会、愛。

すこし楽曲的な話をすればメロディアスな曲が多い。
しかし、ただ単にメロディアスではなくボコーダーを多用して1曲のなかにドラマを作っている。 (これはフランス人のアーティストがよく使う方法)
それがとてもスリリング。
まるで現実社会の自分とこころの内の自分が会話しているような。

そしてもう1つはストリングスとアコースティックギター、ギターが打ち込みではなく生音で収録している点。
リアリティーがあっていい。

ロンドンのゴスペル隊を活かした「NOTHING FAILS」は「LIKE A PRAYER」を彷佛させる。
かっこいいの一言。
そして僕がこのアルバムで一番好きな楽曲に繋がっていく。「INTERVENTION」。
この曲に対して僕は何もいう必要はないと思う。
きっと聴いてくれればすべてが解る。

このアルバムを聴き終わったあと何かを感じ取ってくれる事と僕は信じている。


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