優しすぎるあなたへ　そんなあなたしか入れない空手道場があります

2005年９月の空手

初めてのスポーツルーム。
ここは、小学校の体育館並みの広さ。
しかし、同士は集まるのか・・・・・

それが、続々と・・・・

それも、今日は大いに尊敬する方が多数参加。しかし、緊張してる暇はない。

道場に入れば、私が法律だ。
これは、傲慢ではなくて、指導者たるもの、そこまでの覚悟なくして、続くはずがないのである。

今後、生ぬるいサークルではいけない。正直中途半端を感じていたので、冒頭でかました。

「一回目の参加は体験として、二回目からは塾生としての参加として、胴着、拳サポ、スネガードの強制購入。及び、スポーツ保険の加入を義務づけます」と言った。

一回目の参加者は面食らったことでしょう。

普段のへらへらした私を知ってる人は、逆に気合が入ったに違いない。

しかし、私はこの日記を、固いものにしたくない。
今日の練習風景も入れたいのです。

私が空手で今一番欲しいもの。
それは柔軟性です。

もしお金で買えるのなら、１億払ったっていいと思います（出世払いですが）
いくら、福岡だって、ここまで柔らかい人はいません。
それが、ある方のご婦人です。
足を、上下左右に開けば、隙間なく、ベターー。
そんな方は、やはり、空手に向いてるんでしょうか？
回し蹴りの軌道が全然違う。
福岡の息子の友人の母が、天性の回し蹴りを持っていたが、このご婦人は、上回ってしまった。

また、４０歳を過ぎてるはずのこの殿方。
回し蹴りに吹き飛ばされてしまった。
何せ、この方、身長が１９０センチ。
福岡にも、１８６センチの方がいるが、足が長いのはやはり有利なのだ。
しかも、若いからやらせている、大地君と、大志君の二本回し蹴りを、自らされてしまう。

空手が初めてのはずのJAPANさん。
その動きは、初めてではないはず。
疑ってます。

というか、皆動きが美しい。

もしかして、もう私が考えていることを実現させてくれるための素晴らしい人材が集まってきてくれているのだろうか。

見えない何かの応援としか思えない。

後書き。

今私が使用させて頂いてる場所は、冷暖房完備。飲み水あり。更衣室にシャワー完備と、至れり尽くせり。

武道をこんなところでしていいのだろうかと、疑問にも思うが、自然の流れなので逆らわないようにしようと思う。

9/10（土）
実はこの日、会場の予約が出来なかったのであきらめていたのですが、友人のいっせきつよしさんから、「一回でも途絶えると、そのままだめになってしまいますよ」とのアドバイスがあり、私もそれを感じていたので、無理やり一時間だけ会場をとり、基本だけを行った。

ただ、あまり知られたくはないのだが、生まれて初めて肋間神経痛（多分）になり、身体の側面が痛くてたまらず、息子に前に出てもらう。

そこは、三年近くやっているので、何とか形になるが、しかし、もう一人そういう、基本だけでも出来る人がいると、私は、皆の動きを細かくチェックできるので、必要性を強く感じました。

４５分間という、大変短い練習を終えて、完成した理念や同意書を皆さんに説明した。

いわゆる、これでサイは投げられた。
次から来られる方は、本当に入会してくれる方になる。

こんな時に、肋間神経痛になったり、一時間しかとれなかったり、それも試練なのでしょう。

しかし、１時間の練習では、かなり物足りないものを感じてしまいました。

早く、福岡での通常の練習のように、スパーリングで締めるような方向に持っていきたいものです。

と、本日正午より、福岡の泰成塾第二回目の昇段審査が行われます。受けるのは、塾創設より、一ヶ月以内に入塾したN山さんで、空手のセンス抜群。生まれて初めて空手を始めた彼は、なんとわずか３年半での挑戦となります。
この応援に行けないのは、皆の試合に行けないよりも辛い。
ここから、心から応援します。
N山さん、頑張れ！！

9/18（日）

今日は練習前から、二本の電話。
一本は、来れないとの連絡。
一本は、「遅れます」との連絡。

私は、感激してしまった。
私は、福岡時代、塾長にわざわざ、来れないことや、遅れることを連絡したことが、あっただろうか？
多分・・・ない・・・。

私がやはり間違っているのか？
とにかく、そういった心配りが私は嬉しくて仕方ない。

その気持ちが伝わったのか、練習もかなり充実したものになった。
新たな喜びも発見した。

今日は、空手のサークルを始めて、最大の人数が集まった。

驚いたのは、たった五回目でもう形になってきたことである。

特に１０代の二人は、恐るべし。
一つの型を覚えてしまった。

それも、なかなか決まっている。

練習が様になってきたことや、型をきれいに覚えてくれる幸せ。

これが指導者としての喜びなのだろう。

ちょっとハイになってしまった。

ちなみに、中途半端でない形での入会希望者が、今日だけで６名あり、それも喜ばしい。

ものごとが形になっていくというのは、こういう感じなんだな。

清水店長もきて頂いて、その練習風景に安心してくれたのか、すぐに帰られた。

お忙しいのに、まったく恐縮してしまう。

しかし、今日の参加者の中には、お兄さんが元世界一の空手チャンピオンの方もおられ、また新たな出会いに期待しているところです。

9/25（日）　６回目　皆の目の輝き！

空手をするには最高の季節がやってきた・・
いや、バイクも読書もデート？も。

そうは言っても、秋はあっという間。
寒い冬がすぐやってきます。
今日は空手５回目。
坂口塾長始め、福岡の仲間が今日の練習風景を見たら、五回目？嘘でしょうというに違いない。

もう立派に形になっているのです。
基本と２７の型くらいまではすごくきれい。

人間ってホント凄いと思う。
何でたった6回の練習で、ここまでなれるのって感じです。

真剣に、ここは福岡か？と一瞬錯覚してしまった。

また、福岡時代の女神の存在が、二人になりそうな気配に、喜びを隠せない。

今日力を入れたのは、型の稽古。
この動きが、ぴしっと決まるのはもうたまらない。
もちろん、これにはまだ時間がいりますが、様にはなってるんです。

ただ、考えるに、空手は覚えなければいけないことが山ほどあることにいまさらながらに気が付いた。

毎回、すべての動きや教えをやれば、４時間はいるのではないだろうか。

それも、一夕一朝ではまず覚えられない。

最低、三年はかかるだろう。

今日体験で参加してくださった、美しい若い女性が言ってくれた。

「いやあ、皆さん、動きがかっこいいですねえ。あそこまでやれるといいですねえ」

これほど嬉しいことはありません。

そして今日初めてスパーリングをやった。もちろん、真似事程度だが、やっぱり・・・でありました。

そう、男はどうしようもない闘争本能をかかえているんでしょう。
ちょこんと当てるくらいにしてくださいと言っても、熱くなってしまうんです。

私に止める権利はありませんが、まだ当面はやらせないつもりです。

ただ、スパーリングはたとえ真似事であっても、皆の目の輝きを私は見逃しませんでした。

今、スネガードや、拳サポーターを注文してるところ。

早く届いてください。

そして、願いが叶うなら、毎週福岡の茶帯クラスの仲間が来てくれればもう、何もいりませんって感じです。

よし、早くそうやれるように、行動しよう。

来てくれるかなあ、皆・・・・

いや、ツアーを組んで皆で行けばいいんだ。

考えただけでもワクワクします。

坂口塾長、その時は稽古つけてくださいね。押忍！

そして、いっせきさんの存在感が、私の心の中で、光り輝く。

早く戻ってきてください！

坂口塾長に私がいたように、今の私にはあなたが必要です。

一番嬉しかったのは、福岡で塾創設時より参加のにしちゃんが、今日先日の昇段審査に合格し、黒帯になったこと。
ちょっと、これはやばいくらいハイになりそう。
これから祝杯の焼酎を飲みます。

空手には、心から喜べる何かがあります。

今の東京の仲間とも、この喜びを築きあげていきたい。

うーん、今日は最高！！！！

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