【小説】罪 第6話


第6話

ー放課後ー

「な、なぁ…やめようよ」
「いいじゃないかよ」
「だってさ…人の交換日記を見るなんてさ…」
「気になるだろ!!」
「何で気になるの?」
「最近さー俺を見る目が変わってるんだよ」
「そ、そうなの…(思い違いじゃないの!)」
「な、なんだよ…その怪しい目で見て」
「い、いやそんなことは…でももしそうだとしても
人のを見るなんて…」
「俺はただ確かめたいだけなんだよ」
「そんなの…本人に聞けばわかる事だと…」
「そんなことわかってるよ…それができてれば…」

『何やってるの!!』と後ろから聞こえビックリする

「え?」と後ろを振り向くと…あいつが立っていた
「私の机の中を見て何をしているのかしら…」
「いや、その…これにはいろんな事情があって…」
「ふ~ん、それで今あなたが持っているものは何なの?」
「え?これですかぁ?さぁ~」
「私のノートなんだけど…」
「あ!そ、そうなの…いやぁ~落ちていたもんだから…はい」
「ありがとう…じゃあお礼しないとね」
「あり…」

『パシッ!!』
「イタッ!!」

「最低人のノートを見るなんて」
「こ、これにはワケが…」
「訳?人のノートを取るのに訳があるというのっ?」
「最近俺の事を意識しているというか見てる気がしてさ
それで…」
「それで人のノートをみるんだぁ~」
「だって気になるだろ…」
「わかったわ、そんなに知りたいなら教えてあげるわっ!
ええ…気になってたわよ、好きだったわ…でもこんな事する人だった
なんてホント最低!!」ともう一度ビンタされ彼女は教室を出て行く。

「だから言ったのにぃ、やっぱり罪はおかしちゃいけないね」
「……(TT)」


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