【小説】罪 第10話


第10話

僕は友達のつきあいを大切にしようと頑張ってきたが
限界がきた。それは…友達は、お小遣いを一万円もらっているに対して
僕は三千円しかもらってない…。あきらかに差があり…これが僕の罪の
きっかけとなった。

ある日…

友達からこれから遊びに行くから…お金を持ってこいよなと言われた
だが昨日もお金を使って残金は1000円どうしようと思った時、ふと
目の前に財布があるのに気がついた。僕は血の繋がった者だから
大丈夫だと思い、1000円だけと財布からとり出し…遊びに行った。

結局遊びには2000円だけでは足りなくて、友達から借りて遊んだ。

1週間ぐらいしてから…友達から、また遊びの連絡が
僕はお金がないし、まだお金も返してないから遊ぶ事はできないと言ったら
一度電話を切り友達はメールで「つきあいが悪いな」と返事が返ってきた。
すぐメールの返事を返す。「わ、わかった何とかするよ」と言うと
時間と場所をメールで返してきた。

僕は…今日は2000円と…母親のヘソクリを使う。

遊びに帰ってくると母親が…茶の間から…
「最近お金が減っているような気がするのよねぇ~」と父親に話をしていた
父親は「お前の気のせいじゃないのか」と言ってる

僕はこれが…罪なのかな~と少しずつ考え始め…
翌日友達に、お金がないから遊べないと言うと
メールで返ってきたような言葉が返ってくる
心の中では嫌だと思ったが、勇気を振り絞って答えた
「それなら、もう友達じゃなくていいよ。お金がないと
友達になれないなんて親友でもない」と強く言うと
まさか僕がそんなこと言うとは思ってなかったみたいで
「ごめん」と謝ってきた。僕もそう言ってくるとは思っておらず
「わかってくれれば」と言い仲直りをした。

学校が終わり帰る途中、悔やんでいた
どうして最初に言えなかったのかを…
家につき…僕は正直に答えた。
ものすんごーく怒られた。
あたりまえだが…だが母親は怒った後に「どうして相談してくれなかったのか」と
少し目に涙を浮かべながら話をしてきた。

そうだ…僕はこんなに愛されていたんだ…
そして勇気が必要なんだと…。

このことから僕は母親の財布から盗み事はなくなった。


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