輝きの風景 Ocean View

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第四部 消えた父


これは、第三部の最後の問題がかかれています。
といてから見たいという人は、といてから見て下さい。
まあそれは自分次第ですが・・・。(管理人)








「やはり・・・。」文字が打てた。あることをして。それは、極々簡単なこと。誰もがパソコンを扱うときにすることである。
「そんなことがあるなんてな・・・。まさか、人差し指で打った所しか画面に出ないなんて事があるなんて・・・。信じられない・・・。」
そう、じつはそうだったのだ。(読者のために、第三部のヒントの意味を教えます。面倒くさい人は先を読んじゃってかまいません。初心者というのは、キーボードを打つときに誰でも最初は、人差し指一本のみで打つと思います。つまり、初心者だからこそ出来たのです。)シルアが口を開いた。
「だけどよ、俺たちの他にもそこそこ出来るやつだっているだろう?よりによって、何で俺たちだけなんだ?」
「う~ん・・・。」ますます、訳がわからない。まったく朝からどうもおかしい。突然ドアを開いたかと思えば、別の場所に出る。そしてつぎはこれだ。一体どうなっている?なぜ、今日に限ってこんな・・・・?そのとき。
「あっ。父さんからメールが来てる・・・。」シルアが言った。
「えっ!?なんで、シルアの父さんここのパソコンのメールアドレスを知っているんだ?」おかしすぎる!そんな、ことはあり得ないはずだ。いくらシルアのお父さんが、インターネットなどに詳しいからって、人のいや学校のアドレスを調べられるはずがない!シルアがやっと口を開く。
「わからない・・・。」あまりの突然さに、僕たちは頭の中が混乱していた。そして、先生がいないことを確認して、小声で僕はようやく
「本文にはなんて書いてあるの?」と言うことが出来た。しかし、このメールの本文で、さらに頭が混乱してしまった。
「え~っと、・・・・・・・。」シルアは口をぱくぱくさせていた。
「どうしたんだよ!?早くしないと先生に見つかっちゃうよ。」
「今読むよ。ただ、本文が信じられなくって・・・。」シルアはゆっくり深呼吸してから、こういった。
「シルアよ、父さんはインターネットの世界に閉じこめられてしまった!今も、コンピューターの中にいる。今お前にメールを送れるのも、コンピューターの中にいる、ヘルパー達のおかげだ。だが、いつまでもここに入られない。巨大な悪が動きつつあるからだ。父さんを助けてほしい。きっと今も父さんの書斎のパソコンの電源が、つきっぱなしになっている。そこから、パスワードを、(It1710)と入力してくれ。そうすれば入れる。とにかく父さんを助け」しばらく沈黙が続く。その時は、後ろに不適な笑みを浮かべた先生がいるなんて全く気づかなかった。
帰り道、僕らはどうするか話し合った。シルアはこう言う。
「とにかく。父さんはこんな頭の狂った事はしない。ということは事実なんだ。だから、このままオレの家に来て確かめて見ようぜ。」シルアは大のお父さんっ子だから、こうやってお父さんを必死にかくまう。だが僕は、反対だった。こんなことあまりに馬鹿げていたからだ。いい加減にしてくれ。確かに今日はなんだかおかしかったけど、ここまでおかしい状況は逆におかしい。一つだけ僕が言えるのは、シルアのお父さんがおかしいと言うことだろうか。仕方なく、シルアの家へ向かった。
そのまままっすぐ書斎に向かおうとしたが、ドアの目の前でシルアが止まった。僕は、シルアにぶつかってしまった。
「どうしたんだよ。」
「いや、父さんの書斎を見るのは初めてなんだ。・・・、よし行こう。」
音もなく、ドアが開いた。中は真っ暗で、必要なものだけがそろっていた。だいぶ前に飲んであったコーヒー、メモとペン、ほかにもプリンタやいろんな配線器具が、そろいにそろっていた。
「すげぇ・・・。」二人とも息をのんだ。さてと、本題にうつらなきゃ。
「シリア。・・・、パソコンの電源はついているか?」本当にばかばかしい質問だった。
「いや、ついてないよ・・・。その代わりにソファーで父さんが寝てる。」
ああ、やっぱり。ほっとした。事件解決!
のはずだった。
「ああ、電源なら、ちゃんとついてるよ。」これを聞いた瞬間、まさかとさすがに思った。でも、・・・
「なあ、お父さんはソファーで寝てたりしてない?」思わず笑いそうになった。だって、シリアは相変わらず真面目な顔して父さんを必死で探しているんだから。
「いない・・・。父さんがいない・・。」さすがにこれを聞いたときは、まさに開いた口がふさがらなかった。
「そんなばかな!!こんなことって、あるわけがない!だって、ほらパソコンの画面にだって・・・・。えっ!?」
信じられないものを見た。パソコンはまさに、インターネットの番人のように、画面を見た瞬間、パッと「パスワードを入力して下さい」と出たのだから。シリアが興奮して前に出た。
「こ、これか・・・。パ、ぱすわーど・・・。」興奮のしすぎで、ろれつが回っていないし、発音まで違う。
「ちょっとまって、本気?」こんな質問をしてもおそらく、シリアは聞く耳を持たないだろう。せっせと僕を、まるで邪魔かのように払いのけた。完全に我を失っている。そして、パスワードを入力した。
「おい。シルア。ちょっとまっ・・・。」遅かった。突然光に包まれたかと思うと、すぐに暗闇に戻った。そのときにはもう、1人の少年しかいなかった。


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