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お気楽ごくらく
父の話
結婚式の準備を進める中、父から癌であると報告を受けました。
余命3ヶ月。
準備を続けるか悩みました。
でも、父はそんな私たちに「予定は変えるな。死んでもやれ」と。
その一言で私たちは準備を続けることにした。
ホテルの担当者にも父の事は報告しました
チャペル式で父とバージンロードを歩く事にしていたから。
予定が変わってしまうかも知れなかった。
父は余命3ヶ月と宣告されたとは思えないくらい元気だった。
癌だと言うのは嘘なんじゃない?何度もそう思う位、父は普通に生活してた。
でも、どんどん痩せて行くのが目に見えて分かるようになると、ホントなんだ
と思わずにはいられなかった。
実際それは、結婚式のリハーサルで父と腕を組んだときに実感した。
ホントはリハーサルには出ないと言ってた父だけど、母と弟が説得してくれたらしい。
一生に一度の事なんだから、付き合ってやれって。
何だかんだ言って、結構楽しそうに付き合ってくれた。
結局の所、照れくさかったのだと思う。
結婚式の日、梅雨の合間であり、雨女の私の結婚式の日だというのに、天気は晴れ。
外の気温は30℃もあったそうです。
この日、私は父とバージンロードを歩く事が出来ました。
これが私の最後の父親孝行になった。
後で話を聞くと、披露宴ではほとんどの料理に手をつけ、食べてくれたらしい。
食べられないから勿体ないと言っていたのが嘘のように食べたらしい。
ものすごく嬉しそうだった。
そんな話を聞いて、結婚式はしないと言ってたけど、結婚式をして良かったと思いました。
父は結婚式が終わってから、あっという間に弱っていきました。
結婚式までは…と頑張っていてくれたんだと思う。
誰よりも私が結婚する事を喜んでいたのは父だったと思う。
相方が結婚の挨拶に実家に来た時、相方が言い出す前に父から「もらってもらえるみたいで」って話し出した。
相方が家に来て、5分も経ってなかったと思う。
付き合ってる時から、父は相方のことを気に入ってた。
良い遊び相手が出来た。これから色々と付き合ってもらいたい。そう話してた。
それは叶うことはなかったけど…。
亡くなる1週間前まで寝たきりではあったけど、自宅で過ごすことが出来ました。
医者に「よくここまで自宅で頑張った」って言われるくらい衰弱してた。
再入院後、毎日のように弟が夜遅くまで父に付き添い、私は相方が出張でいない
平日は実家で過ごしてた。
亡くなった日の事はよく覚えてる。
2003年9月5日。
仕事中に母から携帯に電話がかかって来た。
「お父さん、意識がなくなったりしてる。仕事帰りにおばあちゃんの所に寄って
おむつを持って帰って来て欲しい」
亡くなった祖父母の家には、使い切らなかった大人用のおむつが残ってたのだ。
実家に戻っている時は車通勤をしていた私。
職場から祖父母の家までは1時間程度で行けるから、仕事終わりで取りに行き、
病院に持って行けるな…と思ってた。
意識が飛んだりするという事が気になりながらも仕事をしてると、すぐにまた電話があった。
「おむつ、もう買ったから要らない。危ないからお母さん、今日は帰らないから」
そう言われた途端、手が震えだした。
分かったと電話を切って、仕事に戻ったものの、手が震えてキーボードが打てなくなった。
あと10分で昼休み…そう思ったのを覚えてる。
父の病気の事を話してあった同僚に話をして「早退する」と伝えると、「早く行った方が良い」
と言われて、昼休みになってすぐ職場を出た。
派遣会社にも説明してあったので、早退する旨を連絡し、相方にも電話する。
捕まらない…。そう思ってたら、やっとつながった。
普段なら昼休みでも彼が携帯に出る事はない。
手元に私用の携帯電話を置いてないから…。
なのに、その彼とつながったと言うことは、きっと相方も何か連絡があるかも知れないという
予感があったのかもしれない。
そして、いつもなら出張先にいるハズの彼は、この日に限って京都出勤だった。
父が危ないらしいと言う事を伝えると、相方も早退すると言った。
病院で落ち合う事にして、私は病院に向かった。
父の意識は飛んだり戻ったりしてた。
相方は夕方になってやっと来た。
自転車で会社に行っていたので、会社から近い実家に戻り、義姉に送ってもらったとのことだった。
相方が来て2時間ほどしたら、父は道が混むから帰れと言い出した。
時計は6時前を指してた。
「また明日来るね」
そう言った私に父は確かに頷き、その後、「帰れ」と手を振った。
この日は金曜日で、私と相方は私の実家で留守番をすることにしていた。
帰りの車の中で相方を送ってくれたお礼に、義姉に夕飯をごちそうしようという話になった。
ちょうど病院と実家の間辺りのお店で食事を取ることにした。
食事を済ませ、義姉と別れて私と相方は近くにあったユニクロで買い物をし、ゲームセンターに
入ってトイレを借りてた。
トイレから出ようとした所で携帯が鳴った。
「何回かけても出ないから…。お父さん、亡くなったよ」
母の言葉に「すぐ戻るから」と答えて、私はトイレを飛び出し、相方を捜した。
相方を見つけて手招きすると、不思議そうな顔。
「亡くなったって!」
慌てて病院に戻る事にした。
弟と連絡が取れないと言ってたので、何度も電話するけど出ない。
合間に友達に電話すると、何か出来る事は?って聞かれたので、父の事を話してあった
共通の友達の名前を言って、彼女たちに連絡してくれるようにお願いした。
病院に着いて病室に行くと、母が私たちを待ってた。
片づけをしながら、合間に公衆電話で弟に何度か電話した。
弟の携帯とつながったのは、病院に着いて30分以上経ってからだった。
やっと連絡のついた弟は病院に着いた途端に泣き崩れた。
前の日までは彼が付き添っていたのだ。
「何で今日やねん」
父は母一人付き添ってる時に逝った。
私や弟に最期は見せたくなかったんだろう。
相方には付き合ってから、結婚してからと心配と迷惑をいっぱいかけてた。
付き合ってる間に、私は母方の祖父母も亡くしてる。
その時、私の側にいて慰めてくれたのは、いつも相方だった。
感謝しても感謝しきれない。
父が亡くなった時、相方が側にいてくれて良かった。
この人結婚できて良かった…。ホントにそう思ったし、思ってる。
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